Review

未来舞台“2015年”を徹底大検証! part 3+

未来舞台“2015年”を徹底大検証! part 3+
title04

現実が映画を追い越した!&残念ながら?実現しなかった

さすがはゼメキス監督と言うべきか、一部では恐ろしいほどに的中している『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の未来予想。しかし、もちろん大きく外れてしまっているものも少なくない。

実際の2015年には廃れちゃったモノたち

1101

大きくぶ厚いブラウン管テレビ

2015年になって改めて『PART2』を視聴した際、多くの人が違和感を覚えそうなポイントがここ。様々なシーンで登場するテレビ画面が基本的にブラウン管(あるいはプロジェクター)なのだ。しかし、現実にはもうブラウン管テレビは終焉間近。奇しくも『PART2』で描かれた2015年にフィリピン、インドのブラウン管製造工場が閉鎖される見込みとなっている。

1102

世界に君臨するジャパニーズビジネスマン

『PART2』が公開された1989年は日本経済絶好調のバブル景気真っ盛り。同年のロックフェラーセンター買収やコロンビア映画買収など向かうところ敵なしだった。作中でも未来のマーティを解雇する上司は日本人。ちなみにこの男性、フジツーという名前なのだが、テレビ放送された吹き替え版などでは諸事情から(?)名字のイトーさんが使われている。

1103

モノクロ印刷のファクシミリ

マーティが解雇された瞬間、家中のファックスから「YOURE FIRED!!!(お前はクビだ!!!)」と書かれたファックス用紙が飛び出す。当時は「30年後にはファックスが1人1台の時代になる」と考えられていたのかもしれないが、実際はそんなことにはならなかった。
国の統計でもファックス保有率は法人/個人とも減る一方。電子メールへの置き換えが進んでいる。

ここでは、それらの中から、特に印象的だった“実現できなさそうな未来”をピックアップ。さすがにこれはちょっと無理でしょうというもの(でもできることなら実現してほしい!) から、実現しなくて本当に良かったというものまでを4つ紹介する。

これからも実現できるか怪しいコト

1201

渋滞と無縁のスカイウェイ

『PART2』の未来世界では当たり前のインフラとなっている「スカイウェイ」だが、
さすがにこれは実現不能だろう。しかも、交通渋滞を解消するために導入されたはずなのに、エアカーの普及によってスカイウェイが渋滞(写真)するという本末転倒な状況に。未来にはもっと画期的な移動手段を求めたい。

1202

秒単位で正確な気象情報

映画の世界では気象観測技術が劇的に進歩したらしく、秒単位での天気予報が可能に。ドクが褒め称えるほどの精度を誇っている。ちなみにドク曰く『気象庁は進歩した』が『郵政省は相変わらず』らしい。しかし、ドクはこの後『PART2』のラストで郵政省(郵便局)が良い仕事をしたからこそマーティと再会できるのだ。

1203

シカゴ・カブスのワールドチャンピオン

大リーグファンなら大爆笑間違いなしのシカゴ・カブス優勝ネタ。1908年のワールドシリーズ優勝以来、100年以上に渡って優勝できていないことが笑いのタネに。本作公開後、サミー・ソーサらの名選手を抱えていた90年代ですら優勝できなかったことから、もはや永遠に優勝できないのではないかと揶揄されている。

1204

ダブルネクタイはビジネスマンの証

奇抜なファッションで“未来感”を演出していた『PART2』だが、中でも際だっていたのが、中年マーティらのダブルネクタイスタイル。時計台で署名活動をしていた男性もやっていたことから、この時代のスタンダードな装いであるようなのだが……。他にもポケットの中身を外に出すなど、理解不能な流行が多い。

→3分で分かる!バック・トゥ・ザ・シリーズ!!!

1985 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved

© 1985 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved

バック・トゥ・ザ・フューチャー

1989 Universal City Studios and U Drive Productuins, Inc. All Rights Reserved

© 1989 Universal City Studios and U Drive Productuins, Inc. All Rights Reserved

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2

1990 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved

© 1990 Universal City Studios, Inc. All Rights Reserved

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3