Interview

山崎育三郎 シンガーとして初のオリジナルシングルは、祝福の気持ち全開のアップなウェディング・ソング。2018年1月にはツアーも決定!

山崎育三郎 シンガーとして初のオリジナルシングルは、祝福の気持ち全開のアップなウェディング・ソング。2018年1月にはツアーも決定!

しっとりと永遠の愛を歌うウェディング・ソングもいいけれど、この『Congratulations』のように祝福の気持ち全開のライスシャワー&フラワーシャワーが目に浮かぶようなウェディング・ソングも気持ちが華やぐ。山崎育三郎初のオリジナルシングルは、ドラマ『あいの結婚相談所』のなかで山崎演じる主人公の藍野真伍が歌う『Congratulations』と恋する乙女心をピュアに描いたバラードの『あいのデータ』を収録。ドラマの役柄として歌ったものとは全く違うアプローチによる山崎育三郎版の同2曲、そしてアップチューンに装いを改めた『あいのデータ Happy ver.』による本作は、ミュージカルで鍛えられた表現力があますところなく発揮された聴きごたえある作品だ。

取材・文 / 前原雅子 撮影 / 荻原大志


自分らしさというか、自分の色はなんなんだろう、というところからスタートしました

初めてのオリジナル曲によるシングルが、初主演の連続ドラマ『あいの結婚相談所』のダブルテーマソング。というなんともおめでたい1枚ですが、やはり感慨深いところはありますか。

そうですね。初めてのオリジナルのシングル楽曲が自分が主演するドラマのテーマソングになる、なんていうすごい巡り合わせは夢のまた夢なので。そういうチャンスをいただけたこと自体、本当に光栄ですよね。そもそも、まずオリジナル曲でのリリース自体が初めてですから。今まではミュージカルであれば自分ではない誰かを演じながら歌ったり、カバー曲であればもともとある楽曲を自分なりに表現したり、ということをやってきたんですけど。今回の2曲は完全に自分の楽曲なので、挑み方が今までとはかなり違いましたね。

個人的な想いを重ねて歌う、というような?

自分らしさというか、自分の色はなんなんだろう、というところからスタートしました。特に『Congratulations』はウェディング・ソングなので自分のなかで具体的にイメージして。ちょうどこのレコーディングをしている頃に兄が結婚したので、兄に対しての「おめでとう」という気持ちもメロディーに乗せてみたり。

たまたまいいタイミングで。

いいタイミングでしたね(笑)。

ここまで華やかに「おめでとー!」っていうイメージのウエディングソングって新しいんじゃないかなって

それにしても本当に華やかなアレンジで。まさに“Congratulations!”という感じのサウンドですね。

そこは僕がミュージカル出身というのもあって、そういったサウンドも取り入れたいという思いがあったんです。弦とか管楽器の音を華やかに入れたいねって。

その華やかなサウンドのなか、迷いなく比喩もなくまっすぐ愛を歌っているところも新鮮でした。

ちょっと珍しいくらいまっすぐですよね。そのあたり女性が歌っても合うような歌詞だと思いました。中性的というか、男性女性どちらにも合うような歌詞だなと。でもほんとにハッピーなウェディング・ソングなので。友人とか家族とか、みんなで祝福してる絵が素直に浮かんできますよね。バラードのウェディング・ソングっていうのはわりとありますけど、ここまで華やかに「おめでとー!」っていうイメージのウェディング・ソングって新しいんじゃないかなって。なので、この曲がウェディング・ソングとして広まっていってくれたらいいなぁって思いましたね。

耳馴染みもすごくいいですよね。つい鼻歌したくなるような曲というか。

僕もそう思いました。一回で耳に残るというか。一回聴いただけで覚えちゃうくらいサビも印象的ですし。ただこの曲、意外にキーが高いし音域も広いんですよ。聴いてるぶんにはメロディーも覚えやすいんですけどね。でもカラオケで男性が歌うには聴いてるより大変だと思うんで、ちょっと頑張ってみてください(笑)。

人を好きになったときって、男性でも女性でも気持ちの部分では同じだと思うんです

そしてもう1曲の『あいのデータ』は女性目線の曲ですが、こういう場合は女性だったらこう感じるのかな、というように想像しながら歌っていくわけですか。

というよりも、これもまたまっすぐで純粋な、ピュアな気持ちを歌った楽曲なので。むしろその気持ちのほうを意識して歌ってます。だから女性だったら、みたいなことはあまり考えなかったかもしれないです。これまでもゲイの役とか、ドラァグクイーンの役とか、役者としていろんな人になって歌ってきたので。それに人を好きになったときって、男性でも女性でも気持ちの部分では同じだと思うんです、言い方とか言葉のチョイスが違うだけで。

『あいのデータ』に関してはアレンジ違いの『Happy ver.』も収録されていますが、これは最初から入れようと決めていたのですか。

オリジナルはバラードなんですけど、ドラマのなかでアップチューンのほうが使いやすいこともあるかな、ということで作ったんです。実際、ドラマでは鹿賀丈史さんとか前田美波里さんとか、出演者みんなでこの楽曲を歌う場面もあったりするので。

山崎さんもドラマのなかで、この2曲は歌われているんですよね。

そうなんです。今回はドラマのお話が先にあって、ドラマのなかでも歌うということだったので。

演じながら歌うということでいうと、ミュージカルにも通じるものがあるのでしょうか。

役として歌うという意味ではドラマもミュージカルもあまり変わりはないんですけど、今回のドラマはちょっと独特な世界観があって。ミュージカルも基本は決まったなかで演じるものですけど、このドラマは藍野さんというキャラクターが全面に出たワールドなので。その人のキャラクターとしてどう歌うかが大事になってくるんですよね。なので普段の自分とも、ミュージカルとも違いますね。