Interview

QyotoがTVアニメ『DIVE!!』OPテーマ「太陽もひとりぼっち」でデビュー。勇樹&HIROKIの初々しさ溢れるインタビュー

QyotoがTVアニメ『DIVE!!』OPテーマ「太陽もひとりぼっち」でデビュー。勇樹&HIROKIの初々しさ溢れるインタビュー

8月23日にシングル「太陽もひとりぼっち」でデビューするQyoto(きょうと)は、中園勇樹(vocal)、HIROKI(violin)、TSUCHIYA(guitar)、TAKUYA(bass)、KENSUKE(drums)、RYOTA.(keyboards, sax)から成る京都出身のバンド。
結成からまだ1年も経っていないピカピカの新人バンドだが、「太陽もひとりぼっち」がTVアニメ『DIVE!!』のオープニング・テーマ曲に起用されたことで、Qyotoの存在やこのバンド名の読み方を初めて知った人も多いだろう。ポップなメロディーライン、一度聴いただけでも口ずさめてしまうサビなど、聴く者の中に軽やかな印象を残す「太陽もひとりぼっち」は、まさにQyotoというバンドの特性をこの一曲で十分に知ることができる曲だ。

取材・文 / 松浦靖恵 撮影 / 冨田望


彼の歌にほれ込んで、猛アタックしてしまいました(笑)

今日はメンバーを代表して、中園勇樹さんとHIROKIさんが京都からやってきてくれました。

中園勇樹 僕たち2人は京都の学生なので、今も京都在住なんです。

HIROKI 実は、この取材が僕らの2回目の取材なんですよ。

緊張してます?

HIROKI もともと僕はしゃべることが好きなんですけど、ちゃんと質問に答えられるのかどうかまだまだ心配です(苦笑)。

勇樹 取材やラジオなど、デビューが決まってからは初めて経験することばかりですけど、精一杯頑張っています。

初々しい! ところで、京都出身とはいえ、なぜ“Qyoto”というバンド名にしたのかすごく気になっちゃって。海外にはCHICAGOとかBOSTONなどのように都市名を付けたバンドが何組もいますけど、日本では珍しいでしょう?

HIROKI 誰にでもすぐわかるシンプルな言葉を探していたときに、僕らの出身地である京都は日本を代表する観光地で、世界中の方が京都という地名を知っているよねってなって。

勇樹 僕らが生まれ育った京都には自分たちの思い出がたくさんある、そんなホームグラウンドだし、“きょうと”っていう響きもいいよねって。

HIROKI 街の京都と混同しないように、頭文字を“Q”にして、“Qyoto”にしました。

中園勇樹(vocal)

結成のいきさつを教えてください。

勇樹 もともと僕は京都でストリートライヴをしていたんですけど、そこにHIROKIくんがやってきて声をかけられたんです。

HIROKI 彼の歌にほれ込んで、猛アタックしてしまいました(笑)。

どんなアタックをしたんですか?

HIROKI 最初は何て声をかけたっけ?

勇樹 まずは友達からお願いします的な感じから始まったような気がする。

なんだか告白みたい(笑)。

HIROKI で、意気投合していろんな話をしているうちに、好きなアーティストがお互いに尾崎豊さんだということがわかったり、どんな音楽をやりたいかっていう話で盛り上がって。

勇樹 ストリートライヴは基本的にひとりでやっていたんですけど、HIROKIくんと出会ってからバンドをやりたいという気持ちが生まれましたね。僕とHIROKIくんが出会ったのは去年10月ですけど、その年の夏に僕が〈京都学生祭典〉(京都の学生が主体となって毎年開催されているお祭)の〈Kyoto Student Music Award〉にソロで出て、グランプリをいただいたんです。それで、そのときのステージを見ていた事務所の方に声をかけていただいていたので、その方にHIROKIくんも紹介しました。

HIROKI で、勇樹くんと僕がよく行っていたスタジオで出会って意気投合したのがギターのTSUCHIYAくんで。

勇樹 それからベースのTAKUYAくん、キーボードのRYOTAくん、ドラムのKENSUKEくんと出会って、6人組になりました。

HIROKI どんどんメンバーが増殖していったよね(笑)。

Qyoto:L→R 中園勇樹(vocal)、HIROKI(violin)、TSUCHIYA(guitar)、RYOTA.(keyboards, sax)、KENSUKE(drums)、TAKUYA(bass)

みなさん、どんなキャラクターなんですか?

HIROKI 勇樹くんはシャイな性格ではあるけど、話しだすと楽しいんですよ。あと、メンバー全員でいると、ここぞというときに鶴の一声みたいにみんなをまとめてくれることが多いので、メンバーの中でいちばん年下だけど“アニキ”っぽいところがありますね。あと、普段は物静かに見えても歌っているときはすごくエモーショナルだし、顔つきも普段と全然変わるんですよ。

勇樹 歌っているときは自分を解放できる感じがするんです。HIROKIくんは気遣いがあるし、おしゃべりが好きということもあって、いつもみんなを盛り上げてくれます。

HIROKI KENSUKEくんはボケてもちゃんと突っ込んでくれるいい相方かな(笑)。TSUCHIYAくんは優しいですね。TAKUYAくんはめちゃくちゃ多趣味で、雑学家。料理も上手だし、機械いじりが得意だからバイクを自分で組み立てたりもするんです。でも、普段は何を考えているのかよくわからないので、ミステリアスな人です(笑)。

勇樹 Qyotoに最後に入ったRYOTA.くんは真面目で明るい性格。サブカルに詳しいです。

HIROKI 僕ら6人は出会ってからまだ1年も経っていないけれど、この6人の出会いはひとつひとつの偶然が重なった出会いなんだなって思います。

勇樹 本当に運命的な出会いだったんだなって改めて思いますね。

HIROKI(violin)

それにしても、バンドにバイオリンがいる編成って珍しいですよね。HIROKIさんはもともとバイオリンをやっていたんですか?

HIROKI 僕は子供の頃からクラシックのバイオリンをやっていたんですけど、中学のときに尾崎豊さんとザ・ビートルズを聴いて大きな衝撃を受けたんです。クラシックには長い歴史があって、もちろん素晴らしい音楽ですけど、これまで自分がやってきた音楽との違いに気づかされたというか。そこからは自分がやりたい音楽が変わりましたし、高校からは軽音部に入って。ただ僕は楽器がバイオリンしか弾けなかったので、エレキバイオリンを買って、それからはバンドの中でアンプに繋いだエレキバイオリンを弾いていました。