Interview

Lead 15周年第一弾シングルから見えてきた、3人のこれまでとこれから。個々の活動への意気込みも訊く

Lead 15周年第一弾シングルから見えてきた、3人のこれまでとこれから。個々の活動への意気込みも訊く

2002年にデビューしたLeadが、7月31日に結成15周年を迎えた。平均年齢14.5歳だった彼らも、29歳。すっかり大人の色香が漂ってもいい年ごろになってきた。リーダーの卒業から4年、以前から定評のあったダンスのシンクロ率を高め、アクロバットな要素を取り入れるなど実力派ダンスボーカルユニットとして成長し続けてきた。また、古屋敬多が『プリシラ』ではメインキャストのドラグクィーンで本格ミュージカルに挑戦、鍵本輝は月9などドラマや舞台で活躍、谷内伸也はDA PUMP KIMIコラボイベント「2FACE」を企画しメンバー個々としても活躍の場を広げている。
そんな彼らの15周年イヤーの第一弾として、7月29日、30日に舞浜アンフィシアターでシングルとアルバムのリード曲をノンストップで踊り続けるライブを展開。そして、8月23日にシングル「Beautiful Day」がリリースされた。今回は、そんな15周年イヤーにまつわるあれこれを聞いてみたいと思う。

取材・文 / 大庭利恵 撮影 / 荻原大志


最初に思ったのは、Leadを15年間続けてこられたことに対する感謝でしたね(古屋)

15周年ライブ、すごかったですね。30曲(アンコールを入れると32曲)をノンストップで歌って踊る。圧巻でした。15周年ライブを終えた、今の感想は?

古屋 ステージを終えて、最初に思ったのは、Leadを15年間続けてこられたことに対する感謝でしたね。10周年を迎えるまでにメンバーとは何度もケンカしたし、道を見失いそうになったこともあった。そこから再結束してリーダーが卒業するまで、本当にいろいろあったので、“続ける”ことのむずかしさというのは肌で感じていましたから。だからこそ僕らを支えてきてくれたLeaders(ファンの名称)やスタッフと一緒にあのステージを作り上げられたことに対して、改めて幸せを感じました。

鍵本 ただ、実はファンには15周年の記念ライブは、もっと大きい場所を公言していたので、そこにたどり着けなかった自分たちを悔やむ気持ちはあります。

第二章としてスタートした新たな5年間の自分たちを見てもらうために「ノンストップ」という方式を考えて(谷内)

舞浜アンフィシアターは、やり慣れた会場ですよね。ホームという意味ではいいけれど、特別感は薄れる?

谷内 そうなんですよ。だからこそ、アンフィシアターでやるなら、これまでやったことのないステージを見せなきゃと思ったときに、シングル&リード曲をしばりっていう案が浮かんだので、第二章としてスタートした新たな5年間の自分たちを見てもらうために「ノンストップ」という方式を考えて。

鍵本 正直ね……何度か死ぬかと思いました(笑)。

MCでもハイになるところがあるって話してましたよね。

鍵本 具体的に言うと「ハリケーン」(17曲目)から「upturn」(21曲目)、「約束」(27曲目)あたりですね。体力的な部分もピークなんですけど、そのしんどさが当時の気持ちに重なるというか。全然違うものなんだけど……感覚が蘇る感じがあったんですよ。

古屋 最初は、体力的にあんまりにもつらいから、振りを抜くことも考えたんですよ。

鍵本 ステージに立つときって、少しは余裕がないとカッコつかないというのは経験上わかってたんで、いくつか抜こうか……って話しあったんですけど、結局そういうことをしたら、伝わるものも伝わらないよねって結論にたどり着いたので、どんなにしんどくても、逆にその気持ちをそのままパフォーマンスとして伝えていこうって話して。

腹筋100回! 終わった―ってなったとこで、ハイ、あと20回! みたいな追い込み系で(笑)(鍵本)

もともとほかのダンサーの人たちからも称賛されるぐらいステージで踊り続ける体力には定評があるLeadでもノンストップはつらかった。

古屋 ですね~。通常の体力作りじゃ追いつかないんで、かなり本格的にやりこみましたよ。

鍵本 腹筋100回! 終わった―ってなったとこで、ハイ、あと20回! みたいな追い込み系で(笑)。

古屋 つらいだと!? 甘えたこと言うな! って(笑)。

谷内 3人とも目指すところは同じなんで、こんにゃろーって感じでやりこみましたね(笑)。

古屋 でも、そのつらさがきっかけになって、客席に降りるっていう初めての演出が生まれたりしたんですよ。

ほかにも、踊りながら椅子を出したり、DJブースに集まったりとシチュエーションを変えていってましたよね。

谷内 観る側もノンストップはきついだろうから、そういうサプライズも入れつつ。

古屋 ずっと手を挙げた状態だったら、ファンのみんなも肩やられちゃうからね(笑)。

メッセージを伝えることをメインに考えて、昼っぽい曲にしようって(谷内)

ニュー・シングル「Beautiful day」はライブでも披露してましたが、やはり15周年イヤー第一弾シングルという部分は踏まえて?

谷内 そうですね。まず、このシングルでは、Leadのどういう部分を見せていくべきかという話をして。

そこ、すごく大事ですよね。Leadは、これまでの楽曲で見せてきたダンサブルさを軸にメロディアスなナンバー、男っぽいハード系HIPHOP、昭和歌謡と、どこをピックアップしてもいけるから。

谷内 そうなんですよ。まず、時間軸を考えようってことになって。アグレッシブなダンス系や昭和歌謡は夜。でも、僕らは夏っぽい空の下で踊るみたいな曲も多いから、メッセージを伝えることをメインに考えて、昼っぽい曲にしようってところからスタートさせて。