Interview

Twitterフォロワー28万人超えの女子高生・足立佳奈メジャーデビュー。日本中を“笑顔”にするその素顔と夢を訊く

Twitterフォロワー28万人超えの女子高生・足立佳奈メジャーデビュー。日本中を“笑顔”にするその素顔と夢を訊く

2014年に開催された第1回LINEオーディションでグランプリを獲得後、Twitter上にアップしたオリジナル楽曲の15秒動画が話題となり大きな注目を集めている現役女子高生シンガー、足立佳奈。そのハッピーでキュートなキャラクターは、同世代はもちろん幅広い層からの支持を受け、Twitterのフォロワー数は28万人超え、様々なメディアで取り上げられるほどの人気となっている。そんな彼女が満を持してメジャーデビュー! Twitter上で2500万インプレッションを記録した「笑顔の作り方~キムチ~」と、大塚製薬エールプロジェクトテーマソングとなるアスリート応援歌「ココロハレテ」を収めたダブルA サイドシングルを引っ提げて、日本中を“笑顔”にしようと意気込む彼女にたっぷりと話を聞いた。

取材・文 / もりひでゆき 撮影 / 森崎純子

「え、もうメジャーデビュー!?」っていう気持ちなんですよね

いよいよメジャーデビューとなりましたが、今のお気持ちはいかがですか?

高校生最後の夏休みでいろんなお仕事をさせてもらったんですけど、いざメジャーデビューってなるとやっぱり緊張しちゃいますね。リリースイベントでいろんな方と直接お会いできたことは本当に嬉しかったですし、いろんな場所に初めて行けたのも楽しかったんですけど、ここに来てすごくドキドキしているというか。もうちょっと準備期間があっても良かったのかなぁって。

でも、足立さんがグランプリを獲得したLINEオーディションは2014年開催でしたよね。約3年間、じっくり準備されてきたんじゃないかなとも思うのですが。

いやー、この3年間はほんとにあっという間だったんですよ。楽しくて充実してたなとは思うんですけど、自分としてはまだまだ磨くべきところがあると思うし、直さなきゃいけなところもたくさんあるんで、「え、もうメジャーデビュー!?」っていう気持ちなんですよね。だから3年間準備をしてきたとは言え、不安はあったりするんです。でも、この間CDのジャケットが上がってきたときにはすごくワクワクしましたし、デビューすることを実感し始めたところはあります。「これがもしかするとCD屋さんに並ぶかも!」って。

実際お店に並んでいるのを見たら気絶するかもしれないです(笑)

いや、“もしかすると”じゃなくて必ず並びますけどね(笑)。

そうなんですかね? 私のCDが西野カナさんとかと一緒に並ぶかもしれないって考えると、すごいところに来てしまったんだなって思いますよね。実際お店に並んでいるのを見たら気絶するかもしれないです(笑)。

全国各地でのリリースイベントでファンの方と直接会えたことはいかがでした?

めちゃくちゃ嬉しかったです! SNS上で会話をしていたとしても直接お顔を見ていたわけではなかったんで、実際に面と向かってコミュニケーションが取れて、いろんな言葉をかけていただけたのがほんとに嬉しくって。

どんな言葉をかけてくれるんですか?

私の名前が書かれたパネルを作ってきてくれた女の子が、「会えて嬉しいです!」って涙を流してくださったりとか。男の子には、お世辞だとは思うんですけど「かわいいですね」とか「歌上手ですね」とか言っていただけたりもして。中でも、私の歌を聴いて「心晴れました!」って言ってくださったのはほんとに嬉しかったですね。今回のシングルに「ココロハレテ」という曲が入っているので。

年齢的には足立さんと同世代のファンが多いですか?

そうですね。学生の方が多いと思います。「部活をさぼって来ました」っていう方もいて、「大丈夫かなのかな?」って思ったりもしましたけど(笑)。大学で野球をやっているという方がいらっしゃって、「佳奈ちゃんも野球やってたんだよね?」って話しかけてくださったりとか。いろんな方に応援していただけているのがほんとにありがたいです。

私の存在が広がっていくのはいいことだなとも思うので

足立さんはTwitterに投稿した“15秒オリジナル動画”で注目を集めた経緯がありますが、SNSはご自身にとってどんなものですか?

最近はTwitterを使うことにもだいぶ慣れてきたこともあって、あらためて大事なコミュニケーションの場だなっていうことを実感していますね。見知らぬ人と身近に会話できてしまうので、すごく便利なものだと思います。

SNSに対する怖さはないですか?

怖さはないです。ただ、世の中にはいろんな方がいて、私のことを気に食わない方も当然いらっしゃるじゃないですか。そういった方が「足立佳奈、キライだわー」ってつぶやかれているのを見たこともあって。以前はそういうことでちょっと落ち込んだりすることもあったんですよね。でもよくよく考えると、その方の人生の中でほんの1秒でも2秒でも私についてコメントすることに時間を費やしてくれた、私について考えてくださったんだなって思うとすごく嬉しくなったというか。しかも、それがどんな悪いコメントだったとしても、そこに“足立佳奈”というワードが使われていれば、他の方が見たときに「この足立って子は誰なんだろう?」って思ってくださることもあるわけですよね。そうやって私の存在が広がっていくのはいいことだなとも思うので、今はもうどんなコメントを見ても落ち込むことはなくなりました。他の方が「イヤだな」って思うところは、私自身にとって直すべきところでもあると思うので、そこを気づかせてくれてありがとうございますっていう気持ちにもなるんですよね。

めちゃくちゃポジティブなんですね。

何事もポジティブに考えたいなって思ってます。今は私のことを認めてくださって、応援してくださる方々がたくさんいらっしゃるので、それが徐々に自分にとっての自信にもなってきていて。だからこそ最近はいろんなことを前向きに考えられるようになっていますね。

私の曲を通してみんなが笑顔になれて頑張ろうって思っていただけたらいいなって

そういった思考は、ご自身の楽曲にもしっかり反映していますよね。

そうだと思います。自分の感じていることを歌にしていますし、それを歌うことでまた自分があらためてその気持ちになれるというか。例えば、普段はなかなかお母さんに対して「ありがとう」って言えないけど、曲として歌っていればそういう気持ちがどんどん強くなるんですよ。「ココロハレテ」という曲を歌っていれば、ほんとに自分の心が晴れてきて、きれいな青空が見えてくるような気がしてきますし。思いを言葉にすることは大事だなって思いますよね。

そういう意味では、足立さんが歌うことは自分に向けてのためでもあるのかもしれないですね。

はい。まずは自分に向けて笑顔を保つべきだよってことを言い聞かせている感じですよね。で、それが聴いてくれる方々にも伝わって行ったらいいなって思うんです。悩んだり、つまずいたりすることは人間誰しも同じだと思うんですよ。だから、私の曲を通してみんなが笑顔になれて頑張ろうって思っていただけたらいいなって。

近所のおばちゃんが言う<キムチ>とか、お母さんが言う<キムチ>、お子さんが無邪気に言う<キムチ>みたいな感じで

ではメジャーデビューシングルのお話を伺いましょう。まず1曲目は「笑顔の作り方~キムチ~」。Twitterに15秒オリジナル動画として投稿されていたものが、フルバージョンとして収録されています。

私が作った最初の15秒を元に、共作という形で長い1曲にしていただきました。初めて聴いたときはほんとに感動しちゃいましたね。一緒に歌詞を考えてくださったSakuさんは大人の男性の方なんですけど、<でもでもそれでも泣いちゃう時は>とか私の脳みそに合わせた言葉選びをしてくださって(笑)。出来上がったときには、かかわってくださったスタッフさんも含め、いろいろな方への感謝の気持ちが生まれました。

聴き手を無条件で笑顔にしてくれる素敵な曲ですよね。

ありがとうございます! レコーディングもすごく楽しかったんですよ。曲の中には何度も<キムチ>っていうフレーズが出てくるんですけど、そのひとつひとつを違った言い方で録ったんです。近所のおばちゃんが言う<キムチ>とか、お母さんが言う<キムチ>、お子さんが無邪気に言う<キムチ>みたいな感じで。自分なりにいろんなパターンを考えるのがすごく楽しくって。