Report

“アニサマ”初日・超速報!!!! SOS団「ハレ晴レユカイ」もClariS「コネクト」も…奇跡連発の一夜をレポート【セットリストあり】

“アニサマ”初日・超速報!!!!    SOS団「ハレ晴レユカイ」もClariS「コネクト」も…奇跡連発の一夜をレポート【セットリストあり】

8月25日(金)、さいたまスーパーアリーナにて“Animelo Summer Live 2017 -THE CARD-”(以下:アニサマ)のDAY1が開催。毎年恒例の真夏の一大ライブイベントである本イベントの初日では、最新のアニソンシーンに燦然と輝く楽曲はもちろん不朽の名曲も数々飛び出し、濃密かつ満足度の高い一夜となった。

取材・文 / 須永兼次


奇跡の切り札が、いきなり観客をノックアウト!
“Animelo Summer Live 2017 -THE CARD-”DAY1 速報レポート

SOS団 (平野綾×茅原実里×後藤邑子)

のっけから、観客の想定を遥かに超える先制パンチがアニサマから繰り出される。それは、SOS団(平野綾×茅原実里×後藤邑子)による「ハレ晴レユカイ」だ。2006年に出演してから実に11年ぶりの登場となった3人によるウルトラサプライズで、場内は一気に歓喜と幸運の渦に巻き込まれる。しかもそこから現在進行形で大人気を博している「ようこそジャパリパークへ」を、作詞・作編曲担当のオーイシマサヨシ(この日はOxTとして出演予定)まで登場させるというある種“完璧”な状態で披露されてしまったら、新旧あまねくアニソンファンが心をつかまれたことだろう。

さらに、続けて登場したClariSが1曲目に歌唱したのは「コネクト」。冒頭3曲で、いきなりこの10年ほどの間に登場したアニメソングの中でキーとなる楽曲をさらう結果となった。ちなみにClariSはこの日がアニサマ初出場。前半にはその他にもPyxisMachicoといった初出場組や、3回目の出場となる大橋彩香がフレッシュな魅力を輝かせていった。

また、アニサマ名物・コラボは今回も多数登場。MinamiTRUEによる「DreamRiser」は、原曲の持つ爽快感にこのふたりならではの圧のあるボーカルワークが重なり、この場限りにするには惜しすぎるほどのクオリティの高さを誇るものだった。加えてコラボではないものの、「君じゃなきゃダメみたい」をOxTとして、オーイシ・Tom-H@ckのギターバトルを交えつつ披露するというレアな場面も。

そして前半のラストを飾ったのは、鈴木このみ。今年で6回連続の出場となる彼女は「カオスシンドローム」「Blow out」と今年リリースの新曲を立て続けに歌唱。最後に彼女がキラーチューンのひとつ「This game」を披露すると、観客はそれに呼応し、OPとして起用されている『ノーゲーム・ノーライフ』の主人公キャラの名前にちなんだ色・白に客席を染め上げた。

後半は初出場となった“Roselia from BanG Dream!”の出番からスタート。ゲーム『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』から飛び出したガールズバンドであり、キャラクターが担当する楽器パートを担当声優が当て振りでなく本当に演奏することが特徴だ。その重くて激しいロックの流れは、きっちり続く西沢幸奏の「Break your fate」へと受け継がれていく。

その西沢は、前半のトリを務めた鈴木と空色デイズでコラボ。しかもともにギターを携えながらの弾き語りで、安定感抜群の歌声以外の魅力も観客へと届けていった。しかし続く早見沙織の出番でその雰囲気は一転。しっとりと「Installation(Acoustic)」を歌唱するなど、麗しい歌声で“聴かせる”時間を作り上げていた。

ところでこの日のアニサマにおいてのトピックのひとつとしては、3年ぶりに出場する田村ゆかりのステージが見どころのひとつだったのは間違いないだろう。前半でOxTとのコラボで登場した彼女は、自身の出番ではまずハイテンポなナンバー「秘密の扉から会いにきて」で観客を盛り上げる。すると突然、センターステージにスポットライトが。そこからリフトUPで登場したのは、田村とのコラボ楽曲も複数有するmotsu。サプライズ登場した彼と田村と、そして会場全体とで「You & Me」を大合唱。尋常でない盛り上がりを見せた。

その盛り上がりに負けず劣らずだったのが、後半戦もう一組の初登場組・Aqours。背後のスクリーンに映し出されるアニメーションPVと担当声優のダンスはピタリと重なり合い、あわせて複雑なフォーメーション移動まで笑顔でこなす姿に、大観衆はすっかり魅了されていく。また、TVアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の世界を大事に、OP曲で幕を開けED曲のTVサイズで出番を終えるというのも、アニメファンを尊重したステージ作りだったように思う。

そしてここからのラスト3組のステージは、とにかくアツかった。まず茅原実里は、冒頭のサプライズと地続きとなるように「雪、無音、窓辺にて。」を、演じる長門有希らしく極力無機質に歌唱。しかし最後に披露したライブ鉄板曲「Paradise Lost」では、トロッコに乗って場内を一周しながら客席を紅く燃やし尽くす。その熱を、ステージを引き継いだFLOWがどんどん高めていき、「GO!!!」では音玉の炸裂とともに観客のテンションも爆発。コール・アンド・レスポンスやウェーブも相まって場内の温度を上げに上げたところで、GRANRODEOが登場。2組のコラボ曲「7 -seven-」で、さいたまスーパーアリーナは興奮のるつぼと化した。

そのGRANRODEOが、このDAY1のトリを務めるアーティスト。MCにてVocal・KISHOWが「やっぱアニサマっていうアニソンフェスが、なんとなくですけど、いちばん落ち着くっていうか……好きです」と照れ混じりにその想いを伝えてくれた彼らは、単体で歌唱した3曲すべてをアニソンでまとめる。そのうち2曲は今年リリースの新曲だったが、ラスト1曲は意外にもアニサマで歌われていなかった、人気TVアニメ『黒子のバスケ』第2期のOP「The Other self」。喜びの方向へと予想を裏切ってくれた彼らは、重くて圧のある直球のロックを力の限りさいたまスーパーアリーナへと響かせ、その役割をまっとうした。

最後にこの日出演の全アーティストが登壇。今年のアニサマのテーマソング「Playing The World」を大合唱し、夢のような一夜は幕を下ろした。

しかしこのお祭りは、まだまだあと2日間も続く。そこにはいったいどんな“切り札”が隠されているのだろうか。オープンカードの組み合わせや伏せカードで、無限の可能性のあるアニサマという“Game”。第二幕が開くのは、もうすぐだ。

“Animelo Summer Live 2017 -THE CARD-”DAY1
2017.08.25@さいたまスーパーアリーナ

【SET LIST】
M1.ハレ晴レユカイ / SOS団 (平野綾×茅原実里×後藤邑子)
M2.ようこそジャパリパークへ / けものフレンズ with オーイシマサヨシ
M3.コネクト / ClariS
M4.ヒトリゴト / ClariS
M5.FLAWLESS / Pyxis
M6.プラチナ / Pyxis
M7.ユー&アイ / 大橋彩香
M8.ワガママMIRROR HEART / 大橋彩香
M9.fantastic dreamer / Machico
M10.TOMORROW / Machico
M11.サウンドスケープ / TRUE
M12.BUTTERFLY EFFECTOR / TRUE
M13.DreamRiser / Minami×TRUE
M14.lluminate / Minami
M15.ZERO!! / Minami
M16.君じゃなきゃダメみたい / OxT
M17.Go EXCEED!! / OxT
M18.バラライカ / 田村ゆかり×OxT
M19.カオスシンドローム / 鈴木このみ
M20.Blow out / 鈴木このみ
M21.This game / 鈴木このみ
M22.BLACK SHOUT / Roselia from BanG Dream!
M23.LOUDER / Roselia from BanG Dream!
M24.Break your fate / 西沢幸奏
M25.帰還 / 西沢幸奏
M26. 空色デイズ / 西沢幸奏×鈴木このみ
M27.Installation(Acoustic) / 早見沙織
M28.夢の果てまで / 早見沙織
M29.秘密の扉から会いにきて / 田村ゆかり
M30.You & Me / 田村ゆかり feat. motsu & おまいら
M31.青空Jumping Heart / Aqours
M32.HAPPY PARTY TRAIN / Aqours
M33.恋になりたいAQUARIUM~ユメ語るよりユメ歌おう / Aqours
M34.雪、無音、窓辺にて。 / 茅原実里
M35.SELF PRODUCER / 茅原実里
M36.Paradise Lost / 茅原実里
M37.INNOSENSE / FLOW
M38.WORLD END / FLOW
M39.Go!!! / FLOW
M40.7 -seven- / FLOW×GRANRODEO
M41.Glorious days / GRANRODEO
M42.move on! イバラミチ / GRANRODEO
M43.The Other self / GRANRODEO
M44.Playing The World / アニサマ2017出演アーティスト

©Animelo Summer Live 2017/MAGES.

Animelo Summer Live 2017 THE CARD(アニメロサマーライブ2017)Webサイト