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神々しき魅力を放つ自然体の女神ガル、最強×ピュアな〈ワンダーウーマン〉がハマり役すぎて今後のDCEU作品にも期待!

神々しき魅力を放つ自然体の女神ガル、最強×ピュアな〈ワンダーウーマン〉がハマり役すぎて今後のDCEU作品にも期待!

残暑を吹き飛ばす、最高にクールでカッコイイ女神がついに日本降臨! 彼女の名前は〈ワンダーウーマン〉。6月に全米で公開されるや大ヒットを記録し、現在、世界を席巻中のDCコミックス出身の女性ヒーローだ。昨年公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で初登場し、〈バットマン〉と〈スーパーマン〉という二大ヒーローをも圧倒したパワフルな彼女が、本作では生まれ育ったパラダイス島を飛び出して第一次世界大戦中のヨーロッパで大活躍。強く、美しく、それでいて純情。そんな最強美女を演じたのはイスラエル出身のガル・ガドット。ミス・イスラエルに輝いたこともあるエキゾチックな魅力を持つ彼女と、映画『ワンダーウーマン』の魅力をたっぷりご紹介します!

文 / 山崎麻

第一次大戦は〈アレス〉のせい!? 最強なのにド天然&ピュアなギャップに萌える……!

外の世界と隔離されたパラダイス島。この島で女性だけで暮らすアマゾン族のプリンセスである〈ダイアナ〉=〈ワンダーウーマン〉(ガル・ガドット)は戦士となるために日々、母親に隠れて真面目に鍛練中。成長するにしたがって不思議なパワーが自分の身に宿っていくのを感じていた。そんなある日、外の世界との“境界”を破って海に不時着してきた小型機パイロットの〈スティーブ〉(クリス・パイン)を救出したダイアナ。スティーブから、外の世界は今、戦争の真っ最中であり、悲惨な状況が続いていること、さらにドイツ軍の化学者“ドクター・ポイズン”が開発した究極の毒ガス兵器の使用を阻止しなければより多くの犠牲者が出ることを聞かされて胸を痛める。神々の王〈ゼウス〉の娘である〈ダイアナ〉は、かつて〈ゼウス〉に葬られた戦いの邪神〈アレス〉が戦争に関係していると考え、一族の反対を押し切って、大戦を終わらせなければという使命感に燃え、〈スティーブ〉と共に島を出る決意をする。

© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

第一次世界大戦中の人間界はロンドンへやってきた〈ダイアナ〉は、慣れない世界に戸惑いながらも、そこで苦しむ市井の人々の助けになろうと、〈スティーブ〉の他に、潜入のプロや狙撃手ら仲間と共に、戦地へ乗り込み大奮闘! スーパーヒーローが史実の中で戦うという設定も面白いのだが、〈ワンダーウーマン〉のコスチュームで最前線に立つ〈ダイアナ〉は、ある意味シュール。軍服を着た敵方兵士も露出過多の謎のコスチュームを着た若き美女が銃器も持たずに単身向かってくるのだから、さぞやビビっただろうけれど、この〈ダイアナ〉がめっぽうかっこいいのだ。軽々と戦車を持ち上げ、銃撃の嵐もかわし、真っ直ぐに敵に立ち向かう姿は、さすが〈バットマン〉が「地球上で最強」と言うほど。ガルの殺陣やワイヤーアクションなどのスタントもスタイリッシュでキレッキレなのでぜひ注目して!

©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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そんな“最強戦士”〈ダイアナ〉のダイナミックなアクションももちろん見どころなのだけど、彼女の真の魅力は、こんなに美しく強いのに“超”がつくほどド天然というギャップ萌えな点。何せ、外界と遮断された女だらけの島で純粋培養されているだけにそのピュアで素直な一面が際立つ。慣れない人間社会で回転ドアに激突したり、剣と盾を持ち歩いて道行く人をギョッとさせたりするドジっ子ぶりをいかんなく発揮。そればかりか彼女が〈スティーブ〉に世界大戦は「〈アレス〉のせいなのよ!」と真面目な顔で一生懸命に語る様子も、「だから〈アレス〉って誰よ?」と思っている〈スティーブ〉にしたら、ちょっぴりイタイ子ちゃんになりかねない。でもそこは〈ダイアナ〉の真っ直ぐな瞳に宿る正義感に気圧されてしまうのだから、最強美女の最強ド天然はやっぱり最強なのだと観ているこちらも何だか納得。おまけに演じるガルの戦闘中のキリッとした表情の凛々しさと笑顔になった時のキュートさ、半開きの唇のあどけなさとエロさの絶妙なバランスもギャップ萌えに拍車を掛けているのだ。

©2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

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才色兼備なのに親近感が湧きまくり! 誰もが魅了されるガル・ガドットの自然体な魅力

『バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(16)
© 2016 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & © DC Comics.

本作の大ヒットと共に一躍トップスターとして大注目を浴びているガル・ガドットは、『バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』で〈ワンダーウーマン〉に抜擢された。しかしその前に、人気シリーズ『ワイルド・スピード』の4作目『ワイルド・スピード MAX』(09)から登場する〈ジゼル〉役で知っている人も多いかも。彼女は1985年、イスラエル生まれの32歳。イスラエルは皆兵制なので18~20歳の頃、軍で戦闘トレーナーを務めていた経験もある彼女だから、激しいアクションもお手のものだったのかも? その後、2004年にミス・イスラエルに選出されてミス・ユニバース大会に出場したこともあると聞くと、上品かつ洗練された美貌もなるほどと納得!

しかし、元ミス・イスラエルとは言っても、全くお高く止まっていないのがガル。日常生活ではもちろんのこと、レッドカーペットなどでドレスアップすることがあってもほとんどヒールを履かないことでも有名で、『ワンダーウーマン』のLAプレミアでもジバンシィのドレスで登場した彼女がプチプラブランドの50ドルのぺたんこサンダルを合わせていたことは話題に。プロモーション活動でテレビ出演する時もローヒールやスニーカーを合わせていることが多いのは「だって楽チンだから」とのこと。さらに「ジャンクフード好き」だそうで、ハンバーガーやアイスクリーム、チョコレートなども無理に我慢せずに食べているらしく、「好きなものを食べて自分を甘やかす日があった方が身体にも心にも良いと思う」とコメント。実は大学時代は法律を勉強し、弁護士を目指していたこともあるという才色兼備ながら、何だか親近感がわいてしまうではないですか! いや、そんな自然体でありながら177センチというスラリとした長身の抜群のスタイルを保っているのだから、むしろやはり神の子、〈ワンダーウーマン〉を地でいっていると言うべきかも?

そんなガルは、2008年に結婚していて、すでに二人の娘さん(5歳と今年3月に生まれたばかりの乳児)を育てるママ。ダンナさんはイスラエルで不動産業を営むヤロン・ヴァルサルノ氏で、ガルよりも10歳年上だとか。 ガルのInstagramにもよく登場するダンナさん、この絶世の美女をどうやって口説き落としたのか気になるほどごく普通のおじさんなのだけど(失礼!)、とても優しそうで、ガルもダンナさんと一緒に映っている時には柔和な表情になっていて、二人が愛し合っているのが伝わってきてとても微笑ましい。

〈ワンダーウーマン〉大活躍の『ジャスティス・リーグ』は11月公開! 今後のDCEU作品にも期待

というわけで、ガルを一躍、全世界的スターにさせた『ワンダーウーマン』は、〈スーパーマン〉の誕生を描いた『マン・オブ・スティール』(13)を第1作とするDCエクステンデッド・ユニバース(=DCEU。DCコミックスに登場するヒーローたちが同一世界で活躍する世界観で描かれるシリーズ)の中の1本。『バッドマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(第2作)、『スーサイド・スクワッド』(16/第3作)に続く4作目である。

『スーサイド・スクワッド』(16)
SUICIDE SQUAD and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. and Ratpac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

同じく女性キャラクターの『スーサイド・スクワッド』の〈ハーレイ・クイン〉は、ハチャメチャなビッチだけど〈ジョーカー〉に対しては一途というチャーミングさで、昨年のハロウィンでは彼女のコスプレをする女の子も急増したほどの人気キャラ。今年はそんな〈ハーレイ〉とは真逆をいく清廉さが魅力の〈ダイアナ〉=〈ワンダーウーマン〉のコスプレをする人が現れるかも? そしてDCEU作品として、今年11月23日(祝・木)には『ジャスティス・リーグ』が、2018年以降には『アクアマン』『シャザム』などが、次々と公開予定。今のところ『ジャスティス・リーグ』や『アクアマン』に〈ハーレイ・クイン〉の出演予定はなさそうだけれど、DCEUを代表する女性キャラとして〈ワンダーウーマン〉との共演が実現したら、正反対すぎて面白いケミストリーが生まれるのでは? なんて想像してしまう。いずれにせよ、これからのガル&〈ワンダーウーマン〉の活躍から目が離せません!

『ジャスティス・リーグ』
© 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

映画『ワンダーウーマン』

2017年8月25日(金)公開

〈ワンダーウーマンが〉生まれたのは、女性だけが暮らす島。〈ダイアナ〉(ワンダーウーマン)はその島のプリンセスだった。ある日、不時着したアメリカ人パイロット〈スティーブ〉を助けたことから、外の世界で戦争が起きていることを知る。彼女は自身の力で“世界を救いたい”と強く願い、二度と戻れないと知りながら故郷をあとにする……。そんな彼女は、初めての世界で何を見て、何のために戦い、そしてなぜ美女戦士へとなったのか!?

監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン
配給:ワーナー・ブラザース映画
オフィシャルサイトhttp://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/

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関連作品

『スーサイド・スクワッド』

【期間限定】エクステンデッド・エディション ブルーレイセット(2枚組):2381円+税 11月8日発売
ブルーレイ:2381円+税 DVD:1429円+税 発売中
発売元・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』

【期間限定】アルティメット・エディション ブルーレイセット(2枚組):2381円+税 11月8日発売
ブルーレイ:2381円+税 DVD:1429円+税 発売中
発売元・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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