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『メサイア ―悠久乃刻―』開幕。井澤勇貴と杉江大志の卒業ミッションにかける思い「静かに闘志燃やしたい」

『メサイア ―悠久乃刻―』開幕。井澤勇貴と杉江大志の卒業ミッションにかける思い「静かに闘志燃やしたい」

舞台『メサイア ―悠久乃刻―』が、本日8月31日に東京・天王洲銀河劇場で開幕。これに先駆けて公開ゲネプロと囲み取材が行われた。

『メサイア』シリーズは高殿円の小説を原作とし、警察省警備局特別公安五係――通称“サクラ”育成の特殊機関・チャーチを舞台に、過酷な戦いに身を置くサクラ候補生たちの友情を描く。これまでドラマ、映画、舞台とさまざまなメディアミックスが行われ、本作で11作品目まで成長した大河シリーズだ。本作ではついに、井澤勇貴演じる〈有賀涼〉と、杉江大志演じる〈加々美いつき〉が卒業ミッションに挑む。

ゲネプロ前の囲みインタビューでは、メサイアスーツに身を包んだ井澤勇貴、杉江大志、長江崚行、山沖勇輝、橋本真一、山本一慶が登壇。卒業ミッションにかける思い、また作品を引き継いでいくメンバーたちの思いを訊くことができた。

有賀涼 役 井澤勇貴

井澤は「ついにこの日が来たか、と……」と緊張の面持ちで口火を切って一呼吸。「殺陣が多いので、怪我をしないように誰ひとり欠けることなく完走したい」と真剣なまなざしで語ると、杉江も「冷静に、静かに闘志を燃やしたい」と二人とも卒業ミッションにかける並々ならぬ思いを口にした。二人の卒業にあたり見送る立場の長江は「二人がかけぬけてきた、背中を見させていただきたい」、山沖は「二人の道しるべをつくっていきたい」と、ともにエールを送った。

加々美いつき 役 杉江大志

本作が初登場の新キャラクター〈雛森千寿〉を演じる山本一慶は「もともとメサイアが大好きで、いつか出演したいと思っていました。まだ(オファーが)来ないのかな、と思っていたらやっと呼んでいただけた」と喜びを明かし、自身の役どころについて「チャーチのなかでも異質なキャラクター。異質さが5人にどう影響をあたえ、かき乱していくのか注目してほしい」とアピールした。

雛森千寿 役 山本一慶

御池万夜 役 長江崚行

前作から続投するメンバーに、本作でのキャラクターの変化について問われると、井澤は「1作目の〈有賀〉は殺戮マシーンとして生きていたが、徐々に人間らしくなり、今作では人間臭い一面にあらためて気付かされた」、杉江は「〈加々美〉自身が成長して「ありがとう」と素直に思えるようになっている。僕がどういう表現をするかは楽しみにしてほしい」と互いに明かした。同じく長江、山沖、橋本は「〈御池〉は他人に手厳しいタイプだったが、柔らかくなった。親近感のあるキャラになったと感じています」(長江)、「役としても、個人としても2回目の『メサイア』でようやく周りを見れるようになった」(山沖)、「〈小暮〉は、“暁の刻”では人との関係をシャットダウンしていたが、人に対してベクトルが向くようになったことが一番大きい変化」(橋本)と続き、前作との違いや役柄の成長にそれぞれ手ごたえをにじませた。

柚木小太郎 役 山沖勇輝

小暮洵 役 橋本真一

最後にメッセージを求められると、井澤は「自分を信じて、周りの役者を信じて、裏で支えてくれているスタッフを信じて。今は何も心配していません。一丸となって公演をやり切ります」、杉江は「有賀の卒業で世代交代になります。世代が変わっても『メサイア』を応援して欲しい。残るメンバーに背中で語れるよう駆け抜けたいと思います」と二人とも前をまっすぐ見据えて意気込みを誓った。

8月31日から9月10日まで天王洲銀河劇場、9月22日〜24日に大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。過酷な卒業ミッションに向かう、彼らの生き様をぜひ目撃してほしい。

撮影 / 竹下力

フォトギャラリー

『メサイア ―悠久乃刻―』

【東京公演】8月31日(木)~9月10日(日)
天王洲 銀河劇場
【大阪公演】9月22日(金)~9月24日(日)
サンケイホールブリーゼ
http://messiah-project.com/yukyu/

【出演】
井澤勇貴、杉江大志、長江崚行、山沖勇輝、橋本真一、山本一慶、大塚公祐、小谷嘉一、山田ジェームス武、宮城紘大、荒木健太朗、西野龍太、豊嶋杏輔、村田充、中原裕也 ほか

【スタッフ】
原作・ストーリー構成:高殿円「MESSIAH – 警備局特別公安五係」(講談社文庫)
脚本:毛利亘宏(少年社中)
演出:西森英行(Innocent Sphere)
殺陣指導:六本木康弘

©MESSIAH PROJECT
©2017舞台メサイア悠久乃刻製作委員会