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LiSA、Aimerら登場のライブステージも圧巻!「FGO」2周年・大型イベント「Fate/Grand Order Fes. 2017」総ざらいレポート

LiSA、Aimerら登場のライブステージも圧巻!「FGO」2周年・大型イベント「Fate/Grand Order Fes. 2017」総ざらいレポート

スマートフォン向けRPG『Fate/Grand Order』(以下、FGO)の配信2周年を記念したリアルイベント「Fate/Grand Order Fes. 2017 ~2nd Anniversary~」が、2017年7月29日(土)から30日(日)にかけて千葉・幕張メッセ 国際展示場9・10ホールで開催された。

ゲームブランドのTYPE-MOONによる人気コンテンツ「Fateシリーズ」と世界観を共有しつつ、原作者の奈須きのこを始めとした同シリーズ作家陣の書き下ろしによる圧倒的なボリュームのシナリオと、シリーズでお馴染みのキャラクターたちが一堂に会するキャラゲーとしての魅力などが相まって、高い人気を集めているFGO。日本国内では2017年5月に900万ダウンロードを突破し、国外でも中国、台湾、香港、マカオにて展開しているほか、今年6月には北米での配信がスタートするなど、いまや世界にも支持を広げている。

本稿では、そんなFGOの2周年を祝してライブや展示ほかさまざまな催しが企画されたFGOフェスの模様をレポートする。

取材・文 / 北野 創
撮影 / 小賀康子


会場の様子を伝える前に、まずFGOの基本的なポイントを押さえておこう。FGOはプレイヤーがサーヴァント(英霊)と呼ばれるキャラクターを使役するマスターとなって、狂ってしまった人類史を正すために過去へと遡り、7つの時代を巡って聖杯探索(グランドオーダー)を行う、というのがメインストーリーの大筋だ。物語の舞台には歴史的に重要かつ冒険心をくすぐる時代が選ばれており、シナリオには史実のエピソードをアレンジした要素が盛り込まれるなど、「Fateシリーズ」の設定を土台としながらも、歴史を踏まえた壮大かつヒロイックなストーリーが展開していく。

そして、その大河的な物語を魅力的に彩るのが、総勢150騎以上にものぼるサーヴァントという存在だ。「Fateシリーズ」特有のシステムであるサーヴァントとは、いわばマスターに付き従う使い魔的なものたちのこと。基本的には伝説や歴史上の英雄・偉人がキャラクター化されているのだが、FGOにはこれまでの「Fateシリーズ」に登場した英霊はもちろん、その他のTYPE-MOON関連作の人気キャラなどもサーヴァントとして参戦しており、それらサーヴァントたちの育成や各キャラごとに用意された個別シナリオが、ゲームにのめり込める要素のひとつとなっている。

彼らサーヴァントへの愛情と絆が深ければ深いほど楽しむことの出来たのが、今回のFGOフェスと言えるだろう。まず入場したマスターたちを迎えてくれるのが、ウェルカムゲートとウェルカムロード。正面に鎮座する大型スクリーンと、その左右に設置された柱型のスクリーンには、聖杯探索を共にしてきたサーヴァントたちが次々と映し出され、メインストーリー終盤の重要なシーンで使われた勇壮なオーケストラBGMが「フェスに来た!」という気持ちを一気に高めてくれる。

会場には、FGOの解説マンガ「マンガで分かる!Fate/Grand Order」シリーズでお馴染みのリヨが描く2頭身デフォルメ版のマスター(ぐだ子)、マシュ、アルトリアの着ぐるみが気まぐれ(?)に歩いていたのだが、筆者はこのウェルカムロードでアルトリアに遭遇。スクリーンに映されるゲームの召喚エフェクトをバックに勇ましくポーズを取る彼女の姿には、ふてぶてしくもただならぬオーラがあり、「いま10連ガチャを回したら本当にアルトリアが来てくれるのでは?」と考えてしまった次第だ。

そのロードを越えた先、9ホールの中央付近にはサーヴァントタワーがそびえ立つ。3段組で全高5メートルほどのタワーには、英霊たちの等身大パネルが全方位で飾られており、まるでゲームにおける主人公たちの拠点・カルデアに戻ってきた気分に。サーヴァントの等身大パネルはこのほかにも会場の各所に設置されていて、会場のどこを見回してもFGO一色といった趣きだ。

アルトリアやギルガメッシュ、ジャンヌ・ダルクといった人気キャラの宝具展示ブースや、サーヴァントの使役に必要な令呪の紋様をペイントしてもらえるブース、訪問者が自由にコメントやイラストを書き込むことのできるメッセージフラッグといったアトラクションがひしめくなか、常に多くの人を集めていたのがオフィシャルコスプレエリア。ここでは、マシュ、ギルガメッシュ、ネロ・クラウディウス、スカサハ、ダ・ヴィンチ、ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕のオフィシャル・コスプレイヤーが入れ替わりで登場し、マスターたちの写真撮影に応じていた。

そして本フェスでも注目を集めた「FGO After Party」という展示は、ゲームのメインシナリオで展開された聖杯探索の旅路を振り返ることができる内容。ゲームの各章ごとに設けられたエリアには、その章で活躍したサーヴァントたちの描き下ろしパネルが設置され、いつになくフォーマルな姿や夏らしく水着に身を包んだ英霊たちと共に、人類の未来を取り戻す壮大なストーリーを再度辿ることができた。場内ではマシュとダ・ヴィンチの新規ボイスによるアナウンスも流されていて、アフター・パーティーに相応しい特別感に満ちていたように思う。

さらに会場南側の壁面は超巨大なスクリーン「Grand Theater」になっており、ここではステージ・イベントの様子やインフォメーションなどが投影。加えてゲーム中のボスキャラである魔神柱とのバトルが大迫力のプロジェクションマッピングで上映され、会場に集ったマスターたちの目を惹いていた。

また、企業出展ブースでも、FGOのみならずFate関連のさまざまなアトラクションが展開。現在TVアニメが放送中の『Fate/Apocrypha』の痛車や、FGOの舞台版となる『Fate/Grand Order THE STAGE -神聖円卓領域キャメロット-』の衣装、奈須きのこや武内崇らスタッフやキャストのサイン色紙などが展示されていたほか、各ブースにてコスプレイヤーが思い思いのサーヴァントの姿に扮していて、Fateファンにとっては眼福なスペースとなっていたのではないだろうか。

そして本フェスのメインステージとなる「Grand STAGE」では、2日間を通してさまざまなステージ・イベントが開催。ラジオ番組『Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局』の公開生放送をはじめ、話題のプログラムで目白押しだったのだが、何より注目を集めたのはフェス1日目を締め括る音楽ライブ「Fate Memorial Live Stage」だろう。