特集"シド ニューアルバム『NOMAD』リリース記念企画"  vol. 2

Interview

シド ソロインタビュー② ゆうや〜今だから開ける新しい扉〜

シド ソロインタビュー② ゆうや〜今だから開ける新しい扉〜

その時点で「あ、これは来たな!」と。「あ、この無感情感だ」って

おぉーなるほど! だってゆうやさんはもともとはメロディックな哀愁メロが得意な人ですからね。

そうなんですよ! もう大好きです。

どう転んでも曲はそこにいくというか。

いっちゃうんです。それをあえて削るんです。ずーっと流れで歌ってると、どうしてもそっちにいきたくなって。なんか、ちょっとこう、ジーンとするようなメロディになっちゃうんですけど。それをなくして。いつもだったら上がってたところをあえて下げてみるとか。ずーっとこのままで、最後までジーンとするようなメロディにはいかない。そうなると歌を聴いても、もはや何も感じないんですよ(笑)。それで「あ、できた」と思いました。その時点で「あ、これは来たな!」と。「あ、この無感情感だ」って。「俺が今までいっつも感じてた部分をまったく感じない」と思って。

ははは! 逆にこれは新しいぞと。

はい。これをメロ以外のところ、曲の雰囲気とかで全部持ってって「この曲いいねえ」って言わせられたら勝ちなんじゃないかと。だから、曲の雰囲気を頑張って構築する。メロには頼らないっていうやり方ですよね。

これだけメロ重視だったゆうやさんが「メロに頼らない」ってめちゃくちゃ斬新!

うん。メロに頼ってやってきたのが今までの俺の作り方で。そういうのを変えたらこうなるんですよ。

では構築していったこの曲のエフェクティブなサウンドは、どうやって作っていったんですか?

あれね、ギターなんですよ。ファーンファーンファーンファーンって鳴ってるのって、打ち込みっぽく聴こえるけど、じつはギターのエフェクトなんです。それ以外のチキチキいってるのはほぼリズムトラックですけど。

あれはギターの音だったんですか?

そう。そういうところがバンドっぽいでしょ? そこも面白いなあと思って。

アルバムでも異色中の異色ですけど。

俺はそこがなんか面白いなあと思って。逆に。

そうですね。そのあとに続いてるShinjiさんの「KILL TIME」もすごかったですけどね。

面白いですよね。

フュージョンバンドかと思いました(笑)。

ねえ! しかもなんか、懐かしい感じの(笑)。

そうそうそうそう。

高中正義さんかと思ったよ(笑)。ギターの人が真ん中でこうやってやってる感じのね。懐かしいなあ~。

しかもこの曲も、今のゆうやさんと同じで、Bメロとか敢えてメロにいかないで、フュージョンのまんま歌ってるわけですよね。

そうそうそう。リズムヴォーカルですもんね、完全に。

それを歌えちゃうマオさん、みたいな。

ね(笑)。難しいよ、あれは絶対。あそこのBメロって「合ってんのかなあ?」みたいなとこいくしね。

自分で作ったくせに、スタジオに入ったら全然最初叩けなくて

こういうのを叩くのはやっぱ楽しいんでしょ?

(ドヤ顔で)めっちゃ楽しいッス! 俺こういうのすごい大好きだから。

昔から得意ですもんね

すっごい大好き。でもそれを自分で一生懸命フレーズを考えてやったりすることってなかなかないもんだから、けっこう苦戦しましたよ。フレーズ作りに関しては。それこそ家でプリプロして。自分で録ったやつをShinjiに送って「こんな感じなんだけどどうかなあ?」「超いいじゃーん」って。なのに、自分で作ったくせに、スタジオに入ったら全然最初叩けなくて。っていうかもう、いろいろ詰め込みすぎて全然覚えられなくてね(笑)。でも1回もう叩いちゃったから、ツアーは大丈夫だと思います。

では、改めてこの『NOMAD』というアルバム。シドにとってはどんな作品になったと感じていますか?

いやぁもう、何だろうな。ホントそれこそ、簡単な言葉でいうとやっぱ「新しい」というか。うん。「挑戦のシド」っていうんですかね。挑戦のアルバムじゃないですか? すべてにおいて挑戦だと思うんですよね。エンジニア選びも挑戦だったし、曲の作り方もそうだし、録り方とかも全部挑戦だったから、……うん。「挑戦」って感じかな。

その他のシドの作品はこちらへ

ライブ情報

SID TOUR 2017 「NOMAD」

9月23日(土・祝) 千葉 / 松戸・森のホール21
9月24日(日) 千葉 / 松戸・森のホール21
10月1日(日) 福岡 / 福岡市民会館
10月8日(日) 神奈川 / 厚木市文化会館
10月12日(木) 大阪 / オリックス劇場
10月15日(日) 新潟 / 新潟テルサ
10月21日(土) 群馬 / ベイシア文化ホール(群馬県民会館)
10月27日(金) 東京 / 東京国際フォーラム ホールA
11月3日(金・祝) 兵庫 / 神戸国際会館 こくさいホール
11月4日(土) 京都 / ロームシアター京都 メインホール
11月7日(火) 埼玉 / 大宮ソニックシティ
11月11日(土) 愛知 / 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
11月12日(日) 愛知 / 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
11月21日(火) 東京 / 中野サンプラザホール
11月23日(木・祝) 宮城 / 東京エレクトロンホール宮城
11月25日(土) 北海道 / わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)

詳細はhttp://sid-web.info/

ゆうやさん画像ギャラリー

※今回のソロインタビュー4人分&集合インタビューと「螺旋のユメ」でのインタビューをまとめたスペシャルデジタルマガジンを、2017年9月下旬頃より電子書籍ストア「Reader Store」で無料配信します!
未公開カットも掲載予定!お楽しみに!!

Reader Storeとは?


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応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月6日(水)~9月18日(月・祝)23:59

SID(シド)

2003年結成。マオ(vo)、Shinji(g)、明希(b)、ゆうや(ds)からなる4人組ロックバンド。
2008年、TVアニメ『黒執事』オープニングテーマ「モノクロのキス」でメジャーデビュー。
2010年の東京ドーム公演では4万人を動員。結成10周年となった2013年には、初のベストアルバムをリリースし、オリコンウィークリー1位を獲得。同年、横浜スタジアムで10周年記念ライブを開催、夏には初の野外ツアーで4都市5公演で5万人を動員し大成功を収める。2014年には香港・台湾を含む全国ツアーも開催。2016年1月にはベストアルバム『SID ALL SINGLES BEST』をリリース。2017年1月には約1年ぶりのシングルとなる映画『黒執事』主題歌「硝子の瞳」をリリース。5月にはシングル「バタフライエフェクト」をリリースし、両日ソールドアウトの中、日本武道館2days公演を実施。成功を収める。

オフィシャルサイトhttp://sid-web.info/

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