Report

『Farpoint』FPS史上究極の没入感を体験できる「秘密兵器」とは

『Farpoint』FPS史上究極の没入感を体験できる「秘密兵器」とは

PlayStation®4と接続することで、本格的なVR体験が家庭で気軽に楽しめる周辺機器として2016年秋に発売されるや、社会現象を巻き起こしたPlayStation®VR(以下、PSVR)。

発売当初の熱狂がひと段落してからは、VRそのものが報道で大きく取り上げられることも少なくなり、VR技術自体に落ち着いた印象を持っている人も多いでしょう。しかし、VRゲームは消えたわけでも、失速したわけでもありません。それどころか今もなお、より質の高いVR体験を目指して進化を続けています。

本稿ではそんな数あるPSVR対応ソフトの中から、2017年6月に発売された『Farpoint』を紹介。VR体験をより引き立てる“秘密兵器”を併用することで、PSVR対応ソフトの中でも屈指の没入感を誇る本作の魅力に迫ります。

文 / 大工廻朝薫(SPB15)

なぜいま『Farpoint』なのか?

『Farpoint』は、2017年6月22日に発売されたPSVR専用の一人称視点シューティングゲーム(FPS)です。

本作の舞台は、人類が宇宙へと進出を果たした未来世界。連絡シャトルで宇宙ステーション“ピルグリム”を訪れた主人公は、接舷作業中に突如出現したワームホールに飲み込まれ、謎の惑星に漂着。同時に遭難した宇宙ステーションの残骸を辿りながら、生き残った仲間を探す旅に出ます。

▲美麗なVR空間で描かれるオープニングムービー。細かく作り込まれたシャトルの内装や、窓の外に広がる美麗な大宇宙の様子も見どころです

謎の惑星と言えば、もちろん謎の原生生物がお約束。道中では、さまざまなクリーチャーが主人公の行く手を阻みます。

▲大小さまざまな蜘蛛型のクリーチャーが登場するマップも。小型のものはプレイヤーの顔面をめがけて飛びかかってきます。虫が苦手な人は注意してプレイしましょう

ジャンルとしてはFPSに分類されますが、メインウェポンは弾数制限なし。ガンシューティングゲームのような感覚で、シンプルかつ爽快感溢れる戦闘が楽しめます。

▲アサルトライフルで蜂の巣にするもよし、ショットガンで吹き飛ばすもよし、サブウェポンで豪快に爆破するもよし。行く手を阻む敵を気持ちよく退治していきましょう

道中には、ほかの生存者の様子を記録したムービーが見られるポイントがあります。これによってほかの生存者の足跡を辿ることで、物語は展開されていきます。

▲宇宙ステーションの研究員、エヴァ・タイソンとグラント・ムーン。彼らの行動が物語の鍵を握ります

発売からしばらく経つこのゲームを今回敢えて取り上げた最大の理由は、その圧倒的な没入感の高さにあります。その理由を語るうえで最大のポイントとなるのが、つぎに紹介する“PlayStation®VR シューティングコントローラー”(以下、シューティングコントローラー)の存在です。