ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“進化の夏”  vol. 2

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須賀健太「“進化の夏”でも運動量だけは変わらずアナログ!」ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」開幕

須賀健太「“進化の夏”でも運動量だけは変わらずアナログ!」ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」開幕

遅れてきた夏がやってきた。ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“進化の夏”が9月8日よりTOKYO DOME CITY HALLにて開幕。全37ステージに及ぶ爽快な『ハイキュー!!』旋風が日本列島を縦断する。初日に先駆け、マスコミ向けに囲み取材とゲネプロを実施。ここではワチャワチャ感満載の囲み取材の模様を紹介する。

囲み取材に登壇したのは、日向翔陽役の須賀健太、影山飛雄役の影山達也、月島蛍役の小坂涼太郎、山口忠役の三浦海里、孤爪研磨役の永田崇人、黒尾鉄朗役の近藤頌利、木兎光太郎役の吉本恒生、赤葦京治役の結木滉星、演出・脚本のウォーリー木下の9名。

開口一番、須賀は「いつもと違う「ハイキュー!!」をお見せできるんじゃないかと思っています」と会心の表情。先日のインタビューでも「新しい演劇「ハイキュー!!」」というフレーズを繰り返していたが、「ひとつ変わらないのは運動量。そこに関してはちっとも新しくならない。いつまで経ってもアナログな感じです」と苦笑い。「演劇「ハイキュー!!」は僕らが汗をかいて、それが熱量につながっている」とファンを魅了してやまないアクロバティックなパフォーマンスは本作でも健在であることをアピールした。

座長・須賀は囲み取材を盛り上げるべく獅子奮迅。月島役の小坂が「とても熱い夏になってます。もう秋ですけど」とコメントすれば、「(そこは)言わなくていいよ!」とすかさずツッコミ。山口役の三浦がトレードマークのそばかすに対し「5回目ということで、そばかすも安定してきたところなんですけど」と微妙なボケをかませば、「はい、ややウケ~」と一刀両断。三浦も「ややウケって書いてください」と自虐的に切り返すなど、須賀を中心に息の合った掛け合いを繰り広げた。

また、孤爪役の永田は「今回は、バレー部員である前にひとりの学生なんだなってことがすごくわかる作品になっている」と見どころを紹介。「もちろんパフォーマンスも“烏野、復活!”より進化できていたらいいなと思います」と意気込んだ。

さらに、今回から初参加の木兎役の吉本が「僕がツッキー(月島)や日向にどれだけ影響を与えられるかで進化の大きさが変わってくるのかなと思うので、進化に直結する芝居だったりパフォーマンスだったりを、丁寧にかつ大胆に、木兎っぽく頑張ろうと思います」と長いコメントをしっかりまとめると、須賀からは「昨日寝ないで考えたもんね」と愛あるイジリが。続いて赤葦役の結木が「梟谷高校がどう烏野高校に影響を与えるか…」と切り出すと、各所から一斉に「(吉本とコメントの内容が)同じじゃん!」と総ツッコミ。これには須賀も「同じ時間を繰り返した…!」と唖然とした表情を浮かべていた。

進化のポイントを聞かれた黒尾役の近藤は「今回、裏動線での着替えが多いんです。37公演終わるまでに、そこでの余裕を持ちたいです」と舞台裏の苦労話を披露。この早着替えネタに重ねるように不思議トークを繰り広げたのが、三浦だ。混み合う裏動線をスムーズに抜けられるよう「人を避ける能力を進化させたい」と大真面目に語りはじめた。「人を避けるのが上手くなったら渋谷とかでも簡単に避けられる。一石二鳥」と三浦ワールドを展開し、周囲は置いていきぼり状態に。さすがの座長・須賀も拾いきれず、「全部カットで」と取材陣にお願いしていた。

そんな頼もしい座長ぶりを発揮していた須賀だが、来年には役者デビュー20周年を迎える若きベテラン。共演者から見ると同世代ながら先輩格にあたるため、取材陣から「稽古終わりの食事はおごり?」とちょっと意地悪な質問が。タジタジになる須賀を、小坂が「カバーするつもりはないんですけど、ふたりで行ったときは絶対おごってくれます」とナイストス。そのまま小坂が「ただみんなとのときは…」と続けようとすると、須賀が「『ただ』はいらん!」と強引にブロック。「だって烏野多いですよ、人数」と冷や汗をかきつつ、「お弁当出してるんで、本番中に。ホットミールであったかいごはんをね」と弁明。そんな座長アピールが照れ臭くなったのか、「こんなこと、自分で言いたくはない…」と恥ずかしそうに縮こまっていた。

座長・須賀健太を軸に、鉄壁のチームワークで臨む本作。東京公演は9月10日まで。その後、大阪、兵庫、宮城、福岡と各地を巡演し、10月20日からは再びTOKYO DOME CITY HALLに帰還し、東京凱旋公演を行う。また、10月29日の千秋楽にはライブビューイングも実施予定なので、あわせてチェックしておこう。例年より涼しかった今年の夏。物足りなさを感じている人は、ぜひ本作で最高に熱い夏を体験してほしい。

取材・文・撮影 / 横川良明

ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“進化の夏”

【東京公演】2017年9月8日(金)~10日(日) TOKYO DOME CITY HALL
【大阪公演】2017年9月15日(金)~18日(月・祝) 大阪メルパルクホール
【兵庫公演】2017年9月22日(金)~24(日) あましんアルカイックホール
【宮城公演】2017年9月29日(金)~10月1日(日) 多賀城市民会館 大ホール
【福岡公演】2017年10月14日(土)・15日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
【東京凱旋公演】2017年10月20日(金)~29日(日) TOKYO DOME CITY HALL

【原作】古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
【演出・脚本】ウォーリー木下

【キャスト】
■烏野高校
日向翔陽:須賀健太/
影山飛雄:影山達也/
月島 蛍:小坂涼太郎
山口 忠:三浦海里
田中龍之介:塩田康平
西谷 夕:渕野右登
縁下 力:川原一馬
澤村大地:秋沢健太朗
菅原孝支:猪野広樹
東峰 旭:冨森ジャスティン/

■音駒高校
孤爪研磨:永田崇人
黒尾鉄朗:近藤頌利
海 信行:武子直輝
夜久衛輔:後藤健流
山本猛虎:川隅美慎
福永招平:梶原 颯
灰羽リエーフ:石倉ノア/

■梟谷学園高校
木兎光太郎:吉本恒生
赤葦京治:結木滉星
木葉秋紀:東 拓海
鷲尾辰生:三宅 潤
猿杙大和:松波優輝
小見春樹:高根正樹/

■烏野高校 OB・OG
嶋田 誠:山口賢人/
田中冴子:佐達ももこ
月島明光:山川宗一郎/

■烏野高校 マネージャー
清水潔子:長尾寧音
谷地仁花:斎藤亜美/

■烏野高校 顧問・コーチ
武田一鉄:内田 滋
烏養繋心:林 剛史

幼い頃に見た “小さな巨人” に魅せられ、バレーボールを始めた少年・日向翔陽。しかし憧れの烏野高校排球部に入部した彼を待ち受けていたのは、中学最初で最後の試合で惨敗した天才プレイヤー・影山飛雄の姿だった。最初は反目し合っていた二人だったが、様々な困難を前に少しずつ互いを認め合っていく。インターハイ宮城県予選で青葉城西高校に接戦の末に敗北した烏野高校は春高予選に向けて再び動き始める。そして次なる舞台は夏に行われる音駒高校、梟谷学園高校との東京合宿! 強豪校たちとの戦いの中で烏野高校はいかに成長を遂げるのか!? 今、進化の時を迎える!!

©古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会

原作コミック 「ハイキュー!!」

ハイキュー!! 9巻

著者:古舘春一
集英社「週刊少年ジャンプ」

青葉城西に負けた悔しさをバネに、新たな目標を掲げ歩み始めた烏野。東京遠征も決まり沸き立つ中、待ち受けるは期末テスト!? 赤点を取ると遠征には行けない…赤点寸前の日向・影山・田中・西谷の運命は!?

©古舘春一/集英社

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