Interview

田口 淳之介、アーティストとしての覚醒。 刺激的な活動から産まれた表現者としての回答。

田口 淳之介、アーティストとしての覚醒。 刺激的な活動から産まれた表現者としての回答。

ソロ活動をスタートさせて約1年。
「神戸コレクション」などファッションイベントでのモデルを務める傍ら、好きな音楽活動も精力的に行ってきた。その集大成ともいうべきアルバムがリリースされる。
さまざまな仲間たちとの出会いから、お互いに影響を与え得る絆を育み、その結果、規格外の音楽性を披露するに至る作品になっている。
「表現者であり続けたいという気持ちはずっと心に中で生き続けていた」という田口の今を感じることができる。アーティストとして覚醒した熱量を感じてほしい。

取材・文 / 山田邦子 撮影 / 荻原大志

表現者であり続けたいという気持ちはずっと生き続けている

ソロ・アーティストとしての活動が始まって約1年。どんな気持ちで毎日を過ごされてますか?

自分は音楽が好きだし、表現することが好きなので、それを楽しんでやれている毎日かなと思います。もちろんいいフロウやリリックが浮かぶまでに時間がかかったなという時もあるけど、それすらも大変とか苦しいとかはなくて、ワクワクの方を強く感じてますね。

どういうきっかけでソロ・アーティストとしての音楽活動をしようと思ったんですか?

1からやろうと思ったきっかけは、自分の周りに音楽をやっている仲間が多かったということと、自分自身、音楽が好きだっていう気持ちが強かったたんですよね。表現者であり続けたいという気持ちはずっと心の中で生き続けていたので、ソロ活動をスタートしました。

音楽をやっている仲間の存在は大きかったですか。

はい。だからこそ今回のアルバムが出来上がったと思っています。周りの仲間にリスペクトだし、一緒に楽曲制作していきたいという気持ちが今すごく強いです。たとえば「GOEMON(feat.HIFANA&KIRA)」という楽曲に参加してもらってるHIFANAさんも知り合いを通してコンタクトさせてもらったんですが、仲間同士の繋がりがあったからこそ実現できたと思っていて。HIFANAさんを知ったのは8年ぐらい前なんですが、作品集をいただいて聴いた時にかなりの衝撃が走ったんです。「WAMONO」という曲の和テイストとスクラッチの融合など、ひとつひとつの音がすごく新鮮でかっこいいなって純粋に思ったんですね。いつかはこの人たちと一緒に楽曲制作をしたいと思っていたんですが、そういう機会も得られなかったし、彼らは世界的に活躍されてる人たちなのでなかなかタイミングもなくて。でも今回、こうして自分が憧れている人たちと一緒に仕事ができたことがすごく嬉しかったし、とても勉強になりました。この人たちと新しい音作りをするにあたって、自分の世界観もそうだし、HIFANAさんたちにも自分の影響を何か少しでも与えられるような自分でありたいという思いがありましたし、そういう思いでリリックもフロウも全部自分で(書きました)。さすがに、その時はだいぶ頑張りましたけど(笑)。

そうでしたか(笑)。

事実じゃないかもしれないですが、自分の中には、弱者を助けるかっこいい石川五右衛門像っていうのがあったんですね。そういうヒーロー的なものに憧れる部分もあったので、そこを自分とリンクさせました。もうひとりのKIRAが歌っているのは、石川五右衛門のようなヒーローを一途に愛して支えている女性像。それが自分との関係性でいうと、たぶんファンの方々だと思うんです。ファンの方々にもいろんな逆風があったかもしれないけど、そこでも力強く応援してくれて、一緒にいる。そういう関係性の熱い部分を、僕とKIRAで表現しているんです。

他にも、仲間であるアーティストの方々がプロフェッショナルな仕事をされてるようですね。

はい。大阪のクラブシーンで活躍されている方の紹介で下拓さんとご一緒することになり、KIRAや「G・O・N・G(feat.DAZZ)」のDAZZくんなどが参加してくれました。楽曲制作で支えてくれてるYoung Yazzyくんなど、関西の仲間にはだいぶ助けられましたね。こうやってフィーチャーをすることは今まであまりなかったんですけど、この人たちの風が入ることによって楽曲としてのクオリティーも上がるし、いろんな幅で自分自身を見せられた気がしています。

自分の人生は自分でしか進められないから、次に繋いだり、広げたりしながら進化していくことが目標

とても風通しの良い環境で制作ができているんですね。

純粋に音楽が好きで、自分自身が好きだと思う音楽をいろいろ聴いていて、だからこそ自分が作る作品も、自分が聴きたいと思えるものを目指したいんです。自分が持っているセンスを常に発信し続けていくことが、アーティストとしては大事だと思っています。僕がインスピレーションを受けるのはストリートカルチャーだったりするので、そういう人たちにも聴いてもらえるような楽曲作りをしていきたいし、逆に、今回携わってくれてる人たちからジワジワと広がっていけばいいなとも思っていて。(メジャー1stシングルの)「Connect」という言葉のごとく、”繋がり”がどんどん広がっていけばいいなという気持ちで音楽活動をやっていきたいなと思っています。

その「Connect」も収録された1stアルバムのタイトルは「DIMENSIONS」。

アンセムというか、ここからファンのみんなやサポートしてくれている周りの仲間がひとつになって、今回のアルバムタイトルでもある「DIMENSIONS」つまり”次元”の壁を越えて行こうっていう気持ちを込めています。1stフルアルバムということで、これが自分の名刺代わりになるわけで。これまでまだ耳にしてなかったり、目にしてなかった方たちにも、田口 淳之介っていうのはどういうヤツで、どういう音楽性なのかを伝えられるような曲を収録することができたかなと思っています。

間違いないですね。

今回、アルバムのコンセプトを固めてから作ったわけではないんです。ひとつひとつ純粋に自分が歌いたいテイストで作っていったら、結果的にいろんな面を見せつつもメッセージが詰まった作品になっていたんです。意図せずちゃんとコンセプトに沿うような内容になったというか。

きっと楽曲に対する思いというか、そこで湧き上がっているエネルギーを大事にしながら作っていたんだろうなと想像しました。

そうですね。本当に1曲ずつ楽しんで作っていけました。おそらくこの先も同じように、ひとつずつ積み重ねながら作っていくんだと思います。

田口さんを通してどんなものが生まれてくるのか、楽しみです。

物作りがすごく好きなんですよ。洋服などに関しても興味があるし。音楽で言えばフェスみたいな、自分たちでイベントを作るみたいなことにも興味があるんです。それに、新人とか新しい子たちのプロデュースなど、自分がプレイヤーとしてやるだけじゃなく裏方的な作業もやりたいと思っていて。今回「On My Way(feat.Elli Royal)」に参加しているElli Royalも新人ですが、夢を持っている人をサポートしていきたいという気持ちはすごくあります。

そんな風に思うようになったのはどうしてですか?

やっぱり、自分も先輩方からサポートしてもらってきたからですよね。そういうものは、自分も次の世代に返していかなきゃいけないなって思うので。

作品として形で残していくだけじゃなく、大切な思いも繋いで残していこうと。

自分の歩んできた人生は変えられないし、自分の人生は自分でしか進められないから、そうやって次に繋いだり、広げたりしながら進化していくということが目標です。アーティストとしても、人間としても。もちろん途切れないようにどんどん新曲も作っていって、自分自身もまだ知らないような新しい面を探っていけたらと思っています。まだまだフィーチャリングしたいアーティストとかトラックメイカーがたくさんいるので、どんな絡み方が出来るだろうとか、考えるだけでワクワクするんですよね。無限に、自分の音楽性を伸び伸び表現出来るんじゃないかなと思ってます。

ちなみに、最近はどういうものから刺激を受けたり、インプットをしたりしているんですか?

いろんな音楽を聴いたりすることもそうですが、最近は洋服のモデルをさせてもらったりもしています。。今、FIRE BALLの20周年のアルバムを頻繁に聴いていますが、そのFIRE BALLのJUN 4 SHOTさんとMIGHTY CROWNのSAMI-TさんがやってるIRIE LIFEというブランドのモデルの依頼があったり。音楽だけじゃなく、そうやってファッションだったり映像だったり、すべてがリンクしていくんだなっていうのを感じています。いろんなところから吸収をしているし、素敵な刺激を受けながら毎日過ごしてますよ。

ライブ情報

JUNNOSUKE TAGUCHI LIVE TOUR 2018『DIMENSIONS』

2018年01月24日 (水)名古屋 @Zepp Nagoya
2018年02月01日 (木)大阪 @Zepp Osaka Bayside
2018年02月02日 (金)福岡 @スカラエスパシオ
2018年02月08日 (木)東京 @Zepp Tokyo


【募集終了】抽選で2名様に田口 淳之介さんの直筆サイン入りポスターをプレゼント!

応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月13日(水)~9月20日(水)23:59

田口 淳之介

1985年11月29日生まれ。
1999年より、芸能活動を開始。
10~20代にかけてロックやポップスをはじめとする様々なジャンルの音楽に触れる中で、長身を駆使したダンスやアクロバットを取り入れたパフォーマンス・スタイルを確立。
また俳優として、テレビドラマ・舞台にも出演。持ち前の明るいキャラクターを活かした役柄ではバイプレーヤーとしての能力も発揮。
2014年には初の舞台公演・単独主演も務めた。
30代を迎え、ソロ・アーティストとして新たなスタートを切る。自身の中で一番大きな位置を占める〈音楽〉を軸として、時代の鼓動と共に伸びやかな表現を更に覚醒させていく。
2016年11月にシングル「HERO」をインディーズからリリース。
2017年4月5日、ユニバーサルミュージックからメジャーファーストシングル「Connect」を発売。
2017年5月10日、ファンクラブ限定イベントの模様とドキュメンタリーを収録した映像商品『TO THE NEXT LEVEL ~ OFFICIAL FAN CLUB LIMITED』を発売。
オフィシャルサイトhttps://junnosuke-t.com/top.html

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