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話題の尽きない “攻殻” が今度は3D映像をプラスした舞台に!舞台『攻殻機動隊ARISE : GHOST is ALIVE』

話題の尽きない “攻殻” が今度は3D映像をプラスした舞台に!舞台『攻殻機動隊ARISE : GHOST is ALIVE』

士郎正宗の原作「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」が公開されてから25年。TVアニメ「攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」、映画「攻殻機動隊 新劇場版」の公開と続き、つい先日は、ウォルト・ディズニー・スタジオがハリウッド実写版「攻殻機動隊」を2017年4月14日に公開することを正式に発表した。そして、今度は舞台『攻殻機動隊ARISE : GHOST is ALIVE』が11月5日に東京芸術劇場プレイハウスにおいて開演した。

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本作は公安9課=攻殻機動隊の設立前にフォーカスし、草薙素子が所属していた陸軍機密部隊「501機関」について描いた劇場版アニメ「攻殻機動隊ARISE」を舞台化したもので、ストーリーはborder1〜4がベースだ。演出は舞台「BLOOD-C~The LAST MIND~」の奥秀太郎、脚本はアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の藤咲淳一と最強のスタッフが手がける。

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2028年、アジアの一角をなす奇妙な企業集合体国家・日本。産業省の西ノ内オフィスビルで爆弾テロが発生。時を同じくして、クザン共和国の国営水会社の代表・サイード博士(吉川麻美)が所有する山の手ダムでも爆発が起き、国外への武器密売組織を追っていた刑事が死亡する。草薙素子(青野楓)は、荒巻大輔(塾一久)が課長を務める公安9課に新部隊を組織するべく、戦場で幾度となく顔を合わせてきたバトー(八神蓮)、イシカワ(伊阪達也)、ボーマ(松崎裕)、サイトー(松村龍之介)、パズ(井深克彦)とともに捜査を開始する。さらに“生身”のトグサ刑事(兼崎健太郎)も合流。 集結した後に『攻殻機動隊』として活躍する精鋭メンバーを率い、素子は彼女のゴーストが導く“真実”をつきとめられるか?

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本作の最大の特徴は、演劇では国内初となる3D映像を使用した演出だ。観客は3Dグラスをかけて観劇するという、これまでにないまったく新しい体験を得られるエンターテイメントと言える。舞台上に現れた電脳空間をイメージしたグラフィックと役者の演技が絡むと、これが映像なのか、実際に出現しているものなのか、区別がつかなくなる。さらに舞台に展開される映像の白眉は “攻殻” になくてはならない “光学迷彩” だ! 役者のアクションとシンクロした光学迷彩は、光学迷彩以外のなにものでもない。現実にもすでにSFからSNF(サイエンス・ノンフィクション)となりつつある光学迷彩だが、これは本当に “攻殻” の “光学迷彩” だ。

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さらに背景にプロジェクション・マッピングを使用したり、デジタル映像を駆使した演出が目を引くが、それを補って余りあるのが役者のダイナミックな演技と、八百屋やセリといったこれまでの演劇では当たり前に使われてきたアナログ演出も場を盛り上げている。最新技術だけでなく、ありとあらゆる手法で “攻殻” の世界を創り上げている。

舞台『攻殻機動隊ARISE:GHOST is ALIVE』
東京芸術劇場プレイハウス
2015年11月5日(木)~11月15日(日)
オフィシャルサイト

(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会