22/7 キャラクター・ファイル「僕らの想像の先へ向かう彼女たち」  vol. 4

Interview

メンバーとファンを照らす太陽になる! 倉岡水巴(22/7)は、どんな時でも笑顔を絶やさない。

メンバーとファンを照らす太陽になる! 倉岡水巴(22/7)は、どんな時でも笑顔を絶やさない。

-22/7(ナナブンノニジュウニ)特集-
「僕らの想像の先へ向かう彼女たち」
メンバー・ソロ・インタビュー vol.4 倉岡水巴

この先、2次元と3次元をクロスオーバーさせるのは、彼女たちだ!
秋元康×Aniplex×Sony Music Recordsがタッグを組んでシーンへと送り出す、新たな「デジタル声優アイドル」グループ、22/7(ナナブンノニジュウニ)。
9月20日「僕は存在していなかった」でデビューを果たした注目の11人組を、エンタメステーションではメンバーを11日連続で1人ずつ、ロングインタビュー形式で紹介していく。
4人目は、22/7のムードメーカー的存在の倉岡水巴(くらおか みずは)。
常に明るくて、それでいて感動屋である彼女の心根に迫った。

取材・文 / 平田真人 撮影 / 荻原大志

「このオーディションで最後にするから」と親に話して、受けました。

まずは、エンタメステーションをご覧になっている方々へ、自己紹介をお願いします!

はい、22/7(ナナブンノニジュウニ)の倉岡水巴と申します。え〜と、特技は…クラリネットです。あ、クラオカミズハなので、クラリネットにしたわけじゃないですよ(笑)。

や…もしかして、そこはツッコむところですか!?

あ〜、違うんです! この前、花川芽衣ちゃんに「もしかして、クラオカミズハだからクラリネットなの?」って言われて、違うねんけどなぁと思ったんですけど、ちょっと言ってみようかなって(笑)。

なるほど〜。あ、自己紹介を続けてください。

そうですね、趣味は関西ローカルの深夜帯のお笑い番組とアニメを見ること、っていう普遍的な趣味しかなくて、ごめんなさい…。

いえいえ、全然あやまるところじゃないですよ。

何か自己紹介する時に私、何にもないから本当に申し訳ないです。

でも、手元の資料には特技欄に「物真似」とあるんですが……。

あ、藤原紀香さんの物真似なんですけど──。

ぜひ見せていただきたいです。活字で伝わるか不安ですが(笑)。

え、今ですか!? …「(藤原紀香の声色をつくり)みなさん、こんにちは。藤原紀香です」──って、こんな感じでやらせてもらってます…。

ちなみに関西ローカルのお笑い番組で〝推し〟は何ですか?

そうですね…今田(耕司)さんの「今ちゃんの『実は…』」という番組が一番好きです。朝日放送(ABC)という放送局で毎日夜11時半くらいからの枠が月曜から金曜まであって、その枠の深夜番組が大好きなんです。金曜日が、あの有名な「探偵ナイトスクープ」なんですけど、その枠の水曜日の今田さんの番組が一番好きなんです、フ〜(と、一気に畳みかけて一息つく)。

あ、「報道ステーション」が終わった後の枠ですね。でも、上京してからは見られなくなっちゃったのでは?

そうなんです。でも、お笑いのDVDを見ているので、大丈夫です!

ふむふむ。では、なぜお笑い芸人の道へ進まず、この〝デジタル声優アイドルグループ〟のオーディションに応募したんでしょうか?

ちょ、ちょっと待ってください! お笑いの道へ進もうと思ったことは一回もないです〜っ! 

失礼しました(笑)。では、あらためて応募の動機を。

中学生の時、周りにアニメ好きの友達が多くて、最初はあまり興味がなかったんですけど、みんなの話についていきたかったので、深夜アニメを録画して観ていく中で、当時高校生で声優のお仕事をなさっていた瀬戸麻沙美さんがいくつかのアニメに出ていらっしゃることを知ったんですね。しかも、作品によって演じていらっしゃるキャラクターが全然違うんです。明るかったり、クールだったりして、役によって声も演技も変わっていて。高校生の人がこんなにも演技が上手で、違う人物を演じていらっしゃることに感動して、私も声優さんになりたいなと思うようになりました。それから、いくつか声優さんのオーディションを受けたんですけど、全然ダメで…。親には声優さんを目指すことを反対されていたんです。この「デジタル声優アイドル」オーディションはウェブから応募できたので、親に内緒で送ることができると思って、「これだ!」って。でも、秋元康さんがプロデュースするくらい大きなオーディションだから、絶対に受かるはずないと思って、運だめしで送ったところもあって。

そしたら、書類選考に通ったという。

はい、書類審査に通ったっていう返事が返ってきて。めっちゃうれしくて、その時点で親に「このオーディションで最後にするから、受けさせてほしい」って頼み込んで、東京の会場にも行かせてもらえることになったんです。

でも、その〝最後のオーディション〟で受かっちゃうんだからスゴイですよ。東京に出てきたということは、3次審査ですよね。周りの候補者たちを見て、どう思いました?

本当にみんなかわいくて、まず「あ、落ちたな」と思いました。今まで、こんなに大勢のかわいい女の子たちを見たことがなかったので、「全国にかわいい子って、こんなにいるんや!」って。語彙力なくて伝わらないかもしれないんですけど、会場のドアを開けた瞬間、みんながバッと振り返るじゃないですか。「えっ、待って。こんなにかわいい人たちがいっぱいいる!」って、めっちゃショックで。脚も細くて、髪もサラサラで、みんな標準語で、何かオーラが違うなって。

ところが、3次どころか最終審査も通ることになるわけです。

なので、今でも信じられなくて。こうやってインタビューをしていただいている間も、私がそんな立場の人間になるだなんて思ってもいなかったので、お風呂に入っている時とか、「私が声優アイドルなんて…すごいなぁ!」って、思うことがあります。

じゃあ、最終審査で合格した時は、何が起こったのかわからなかったという感じでした?

泣きじゃくっていました。一番最初に呼ばれたので、ドキドキする間もなく「えっ!? 私?」って、信じられなくて、ただただ泣いているだけでした。

その、うれし涙からいったん落ち着いて「22/7の一員になったんだ」と自覚したのは、グループで初めて活動した時なのかなと想像しますが、どうでしょう?

そうですね…朗読劇のイベントが始まったくらいからです。学校でも目立つ方ではなかったですし、それまではあまり人の前に出たり、見られること自体が得意じゃなかったんです。1回目の朗読劇は、まだ声だけのお披露目だったんですけど、舞台裏からお客さんの歓声を聞いて、自分は見られる立場の人間になったんだなと思って、そこで22/7のメンバーになったんだなって自覚しました。

初めてお客さんの前に〝顔出し〟した時は、どうでした?

そこでも、より見られる立場なんだということを自覚したと言いますか…。
ラジオやSHOWROOMでは、あまり見られる立場であることを意識しないで喋っていたので、言葉づかいが乱れたり、敬語がうまく使えなかったりしたんですけど、お客さんを目の前にして、人の前に立つお仕事なんだということを意識して、言葉づかいや見た目を気にするようになりました。

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