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『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』FFの本流を越えた最高の完成度とは

『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』FFの本流を越えた最高の完成度とは

寄り道で深まる世界

そして、『FFXII』の世界を隅々まで堪能するうえで見過ごせないのが本作の寄り道要素です。人々の依頼に応じてモンスターを討伐する“モブハント”、本編の攻略上は立ち寄る必要のないダンジョンなどに潜むボスと戦うことで使役可能になる“召喚獣”など、これらの要素はあくまでやり込み要素であり、クリア状況が本編に影響を与えるということはほとんどありません。単純に強敵と戦うという点でも楽しむことができますが、そこにさらなる魅力をプラスしているのが、モンスターを倒していくことで情報が追加されていく、いわゆるモンスター図鑑にあたる“ハントカタログ”です。

モンスター図鑑と言えば普通なら該当するモンスターについての情報だけが載っているものですが、ハントカタログの場合、同じモンスターを一定数以上倒すと世界設定や本編とはまったく関係のないサブストーリーの内容などが追加されていきます。追加情報にはモンスターに関連したものもあれば完全にモンスターとは切り離されたものもあり、どのモンスターにどの情報が結びついているか予想できないのも面白いところです。

▲カタログに追加される情報を眺めるのは、攻略本などの欄外にあるプチ情報コーナーを読むのに近い面白さがあり、この情報のためにモンスターを狩りに行きたくなってしまいます

あくまでもおまけの機能ですが、本編で語られることのない細かな設定が解説されていることもあり、レベル上げや素材集めでモンスターを大量に倒したあとにちょくちょくカタログに目を通しておけば、『FFXII』をより一層楽しめることでしょう。モンスターの種類も豊富なので読むことのできる文章も数多く用意されており、“ミスリル”など『FF』シリーズに限らずファンタジー作品では定番のアイテムにも本作独自の設定が加わっているなど、作品の世界設定を隅々まで知りたい人にとってはたまらない要素となっています。

ストーリーやシステムなど、『FF』シリーズの中でも特殊な『FFXII』。確かに“ザ・『FF』”かと問われれば必ずしもそうだとは言えませんが、単独の作品として見てみれば、作戦の組み立てという深い戦略性を生み出した“ガンビット”システムや本編で描かれる物語の裏側まで作り込んだ世界設定など、すばらしい完成度です。11年の時を経て、さらに洗練されたシステムや作品世界の魅力をより一層引き出すビジュアルとサウンドを獲得した『FFXII TZA』をプレイしてみれば、本作の魅力が新たに見つかるかもしれません!


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応募期間

※募集期間は終了致しました。

9月27日(水)~10月4日(水)23:59


『ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ』公式サイト
http://www.jp.square-enix.com/ff12_tza/

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