LIVE SHUTTLE  vol. 200

Report

初の4大ドームツアーをかけぬけたAAA。約32万人を魅了した、エモーショナル&ダンサブルなステージ!

初の4大ドームツアーをかけぬけたAAA。約32万人を魅了した、エモーショナル&ダンサブルなステージ!

『AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-』
2017年9月14日 TOKYO DOME

AAAにとって初の4大ドームツアー「AAA DOME TOUR 2017-WAY OF GLORY-」(ナゴヤドーム/京セラドーム大阪/東京ドーム/福岡ヤフオク!ドーム)の東京ドーム公演、2日目。12回目のデビュー記念日(AAAのデビューシングル「BLOOD on FIRE」は2005年9月14日にリリースされた)に行われたこの日のライブでAAAは、最新鋭のダンスミュージックと親しみやすいJ−POPを融合させた音楽性、メンバー個々のセンスを活かしたステージングを軸にしながら“6人のAAA”の最新スタイルをしっかりと見せつけた。

2015年のデビュー10周年をきっかけにAAAは、活動の規模をさらに広げてきた。ベストアルバム「AAA 10th ANNIVERSARY BEST」のリリース(2015年9月)、初の野外ライブ「AAA 10th Anniversary SPECIAL 野外LIVE in 富士急ハイランド」(2015年9月)、アリーナツアーの追加公演として行われた初の京セラドーム・東京ドーム公演「AAA Special Live 2016 in DOME -FANTASTIC OVER-」(2016年11月)、11作目のオリジナルアルバム「WAY OF GLORY」のリリース(2017年2月)、6人体制となって初めてのアリーナツアー「AAA ARENA TOUR 2017 -WAY OF GLORY-」(2017年6月~)。初めてのトライアルを重ねながら更なる進化を続けてAAAの充実ぶりは、この日のライブからもしっかりと感じ取ることができたのだった。

ライブはシングル「MAGIC」からスタート。まずはメンバー全員のダンス・パフォーマンスとボーカルワークでしっかりと客席を沸かせる。さらにムービングステージでアリーナ後方に移動しながら「Next Stage」「PARTY IT UP」といったエレクトロナンバーで観客の興奮を引き出していく。歌、ダンス、メンバー全員のシンクロ率の高さを含め、すべてのレベルがめちゃくちゃ高い。エモーショナルなボーカルで楽曲の軸を支える浦田直也、卓越したラップのスキルで刺激的なアクセントを与える日高光啓、紅一点となった宇野実彩子のフェミニンな歌声、キレのいいダンスで観客を惹きつける與真司郎、ブラックネスなボーカルが印象的な末吉秀太、生来のポップ感と高い技術を融合させたボーカリゼーションが素晴らしい西島隆弘。

「かかってこいや、東京」(末吉)「12年のなかでいちばん熱い夜にするぞ!」(日高)というシャウトに導かれた「NEW」まで5曲連続でパフォーマンス。ノスタルジックな雰囲気のムービーを挟み、メンバーそれぞれの個性を活かしたステージが続く。浦田、日高、末吉によるシックなヒップホップナンバー「OVER」、宇野がアコギを弾きながら歌ったギターポップ「ココア」、日高のピアノと西島の歌から始まった「風に薫る夏の記憶」、そして、花火に見立てたリボンが天井に向けて放たれた人気曲「恋音と雨空」へ。楽曲をつなげながら美しいストーリーを描き出す構成力も絶品だ。

「AAA、12才の誕生日です。ありがとうございます! 初日もそうだったけど、東京の歓声がすごくて緊張の度合いがすごい」(浦田)「(ペンライトで彩られた会場を見ながら)ホントにキレイ。すごくうれしい」(宇野)というMCのあとも、ほぼノンストップでステージが進行。西島、與がバイクで登場し、アリーナ後方のセカンドステージで披露された「Dangerous Gamble」(2人が絡むパフォーマンスで悲鳴のような歓声が上がる)、「31才、永遠のアイドル、実彩子です」というセリフも素敵だった宇野のソロ曲「Jewel」。さらにアルバム「WAY OF GLORY」の収録曲「No Way Back」「S.O.L」「LEAP of FAITH」を続けざまに放ち、会場のテンションをさらに引き上げる。トラップ系のヒップホップ、EDM、トロピカルハウスなどのトレンドを取り入れながら、誰もが楽しめるポップソングへと結びつけるセンスもまた、AAAの大きな魅力だろう。

後半では「SHOW TIME」「One Night Animal」などのライブアンセムを連発。“声が枯れるまで君の事/呼び続ける”というフレーズが響いた「Calling」で本編は終了した。

“夢の咲く場所はここにある”とオーディエンスを鼓舞する「Yell」から始まったアンコールでもサプライズに満ちた演出がたっぷり。最新曲「LIFE」を初披露すると、この曲が主題歌のドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?~」(10月23日スタート/フジテレビ系)に出演する篠原涼子、千葉雄大、前田敦子、斎藤司(トレンディエンジェル)が登場。「デビュー12周年、おめでとうございます」と西島に花束を渡した篠原は「『LIFE』は1回聴いただけで耳になじむ曲。ドラマを支えてもらってます」とコメント。さらに斎藤は「どうも、トリプルペーです。せっかく東京ドーム来たから歌いたくなっちゃった」と「恋音と雨空」を替え歌で披露。また、宇野が同ドラマに出演することも発表され、「月9デビューしました!」と笑顔で報告した彼女に大きな拍手が送られた。

ゲストがステージを降りた後「まだまだ行くよ!」(浦田)という言葉を合図にオーディエンスとメンバーがタオルを回した「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」、最新アルバムのタイトル曲「WAY OF GLORY」などを披露。記念すべき12回目の誕生日ライブはエンディングを迎えた。

今回のドームツアーでAAAは約32万人を動員。ライブを軸にした真っ当な活動によってキャリアハイを更新し続ける6人はここから、新たなフェーズに突入することになりそうだ。

文 / 森朋之

『AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-』
2017年9月14日 TOKYO DOME

セットリスト

01.MAGIC
02.Mosaic
03.Next Stage
04.PARTY IT UP
05.NEW
06.OVER
07.涙のない世界
08.ココア
09.風に薫る夏の記憶
10.恋音と雨空
11.Dangerous Gamble
12.Jewel
13.GAME OVER?
14.No Way Back
15.S.O.L
16.LEAP of FAITH
17.SHOW TIME
18.Eighth Wonder
19.One Night Animal
20.Calling
Encore
1.Yell
2.さよならの前に
3.LIFE(新曲)  
4.Beat Together
5.I4U 
6.ハリケーン・リリ、ボストン・マリ
7.WAY OF GLORY

その他のAAAの作品はこちらへ

AAA(トリプル・エー)

男女6人組のスーパーパフォーマンスグループ。
2005年9月14日にシングル「BLOOD on FIRE」でデビュー。
2005年末、「第47回輝く!日本レコード大賞」最優秀新人賞受賞。
11周年を迎えた昨年、初となるドーム公演「AAA Special Live 2016 in Dome -FANTASTIC OVER-」を
京セラドーム大阪(11/12、13)、東京ドーム(11/15、11/16)で開催。4日間で18万人動員を記録し大成功を収める。
2017年2月22日発売の最新アルバム「WAY OF GLORY」も2月度アルバム月間ランキング1位を獲得!
さらに、今年の夏にはa-nationで初のヘッドライナーを務めたり、
今秋グループ最大規模となる初の4大ドームツアー「AAA DOME TOUR 2017 -WAY OF GLORY-」(32万人動員)を開催するなど、
今最も勢いのあるグループとして注目されている。

オフィシャルサイトhttp://avex.jp/aaa/

vol.199
vol.200
vol.201