Interview

黒羽麻璃央&佐伯大地が恋愛観と”何系男子”か互いに分析!? 『アヤメくんののんびり肉食日誌』恋のライバル対談

黒羽麻璃央&佐伯大地が恋愛観と”何系男子”か互いに分析!? 『アヤメくんののんびり肉食日誌』恋のライバル対談

「第6回ananマンガ大賞」準大賞を受賞した町麻衣原作の人気コミック『アヤメくんののんびり肉食日誌』が待望の実写映画化。一見のんびり屋、でも好きな相手にはストレートに想いを伝える“ロールキャベツ男子”な〈アヤメくん〉役に黒羽麻璃央。そして恋のライバル・〈仁英先輩〉役に佐伯大地が出演。足立梨花演じる〈椿ちゃん〉をめぐって、ふたりが恋の火花を散らせた。そんなふたりが、気心の知れた間柄だから話せる赤裸々な恋愛観も含め、“アヤメくんワールド”の魅力をたっぷり語り尽くす!

 

取材・文 / 横川良明 撮影 / 冨田望


麻璃央は最近どんどん色気が出てきたと思う

映画拝見しました。タイプは違えど、アヤメくんも仁英先輩も魅力的な男性でしたね。

黒羽麻璃央 ありがとうございます。アヤメくんの中には“肉食スイッチ”というのがありまして、普段はのほほんとしてるけど、スイッチが入った瞬間、まるで恐竜が食事するみたいに好きな女の子にがぶつく。きっと女の子からしたら、そのギャップがいいんだろうなと思います。

黒羽麻璃央

佐伯大地 僕はこの映画に関しては主役である黒羽麻璃央くんと足立梨花さんを立てることを意識して演じました。ふたりのラブストーリーだし、いかにふたりが素敵に見えるかが大事。なので、自分の優しい部分はなるべく閉じて、心をSにして演じました(笑)。

佐伯大地

“肉食スイッチ”という言葉が出ましたが、黒羽さん自身にもそんなスイッチが?

黒羽 うーん。あると思います(笑)。

佐伯 近くで見ていても、最近どんどん麻璃央くんが男らしくなってきたなって感じます。初めて会ったのがちょうど2年前くらい。そのときはまだ線の細い感じだったけど、ここ最近すごく顔つきも精悍になってきて。

黒羽 本当? 自分ではよくわからないんだけど。

佐伯 大人の男に近づいているよね。前より色気が出てきたんじゃない?

黒羽 確かに色気は自分の中で意識しているところではあるかも。可愛いと言ってもらえるのは嬉しいけど、可愛いだけの役者にはなりたくなくて。役者である以上、いろんな役柄をやりたいし、そのためにはいろんな方向性を持っていることが大事。だから、今は自分の武器はこれだと決めず、色気も含め、いろいろ引き出しを探ってるところなんです。

佐伯さんは恋人同士の間に割って入る役どころでしたが、男として共感できるところは?

佐伯 ありますね。僕も相手に付き合っている人がいても関係ないタイプ。自分が好きなら、ちゃんと気持ちを伝えたいかな。

黒羽 僕は相手に恋人がいるってわかったら、すぐに引いちゃうなぁ。

佐伯 そう? でも引いた後、こっそり構えてるでしょ。

黒羽 自分からは行かないかな (笑)。

ふたりはお互いのキャラクターをどのようにご覧になりましたか?

黒羽 僕はどうしてもアヤメくん視点で見てしまうところがあって、仁英先輩のことは許せなかったですね(笑)。試写も、椿ちゃんと仁英先輩のシーンはあんまり見たくなくて。「ふたりが仲良くしているところはいやだ!」と思いながら観ていました(笑)。

佐伯 麻璃央に関して言えば、「いい目をするな」っていうのが、いちばん印象的でした。力のある素敵な目をするシーンが多くて、いち観客として可能性を感じたというか、きっとお客さんも「麻璃央、映画でもいけるぞ!」って感じてくれるんじゃないかと思う。

黒羽 本当? ありがとう(照)。

佐伯 前からよく言ってるんですけど、彼は真ん中に立てる人間だと思ってるんです。色でたとえるなら、“白”のイメージ。シーンごとにそれぞれ相手の色に染まりながら、その中に決して染まることのない確固たる自分を持っている。彼はお芝居をする上で、変に何かをしようとしないんです。ただ何もせず、ストンとその場に立っていられる。それって実はとても難しいことで、何もしないでいられることが黒羽麻璃央という役者の個性になっていると思う。

黒羽 今はたぶん役者として学びたい欲が強い時期で、もちろん僕にも自分の色をつけようという気持ちはあるにはあるけれど、それよりも今はニュートラルでありたいって気持ちの方が大きい。今言われてドキッとしたけど、まさに“白”というのは日頃からよく考えてることで。ついつい自分で演技をつくりこむ癖があるからこそ、それを捨てて、相手の投げかけてきたものをその場で受けて変化しようとか、リアルに生きるっていうことを意識的に実践しているんです。