future×feature  vol. 8

Interview

ドラマ『明日の約束』出演中の注目俳優 金子大地 “俳優部”として歩んで3年、理想の俳優像とは?

ドラマ『明日の約束』出演中の注目俳優 金子大地 “俳優部”として歩んで3年、理想の俳優像とは?

目が合った瞬間、その目力に思わず息を止めてしまいそうになった。その瞳には、まだ少しだけ大人になりきれていない青さと、静かに世界と対峙するような深さがある。彼の名は、俳優の金子大地。映画『ナラタージュ』、そして現在放送中の火9ドラマ『明日の約束』など話題作への出演が相次ぐ注目の若手俳優だ。 「アミューズオーディションフェス2014」で俳優・モデル部門を受賞し、デビュー。だが、なかなかオーディションに受からず、苦しい時期を過ごしたと言う。そこから「今は俳優の仕事が楽しい」と笑顔で語れるようになるまでの間に、彼は何を見て、何を感じてきたのか。21歳の等身大の言葉を切り取ってみた。

取材・文 / 横川良明 撮影 / 相馬ミナ


俳優部としてどうあるべきか。そう考えられるようになってから仕事が楽しくなった

オーディションでデビューのきっかけを掴んだわけですが、もともと芸能界に憧れが?

いえ。その頃の僕にとって芸能界はちょっと遠い世界すぎて、憧れと思ったことはなかったですね。オーディションを受けたのも、友達が何人か受けるから僕も一緒にっていう気楽な感じで。自分が俳優になるなんて全然考えたこともなかったです。

それが見事合格。そこから上京して、お仕事を始めたわけですが。

最初はもう全然ダメでした。映画やドラマのオーディションを受けても全然受からなくて。やることがないから、勉強がてらひたすらいろんな映画を観るだけの毎日。あの頃は結構悩んでいましたね。

その中で転機になったのは?

ふたつあって、ひとつは『ナラタージュ』です。行定(勲)監督の作品はほとんど観ていて。中でも『GO』は初めて観たときに衝撃を受けて。上手く言えないんですけど、シンプルに「これは観ておいて良かった」と思えた。だから、オーディションに受かったときはすごく嬉しかったです。

行定監督の現場で印象的だったことは?

行定監督から「お前はそのまんまでいい」って言われたんですよ。何がこのまんまでいいのか僕にもわからないんですけど、監督は僕の素の部分をすごく大切にしてくれて。映画としても主演の松本(潤)さん、有村(架純)さんの後輩の役。だから、変に背伸びしたりせず、普段おふたりとお話ししているときの感じをそのまま出せばいいのかなって。おかげで肩の力が抜けたというか。現場でも全然緊張することもなく、撮影を終えることができました。

『ナラタージュ』を経て得たものは?

やっぱり松本さんと有村さんとご一緒できたということは大きいです。おふたりとも、僕らがいやすいような雰囲気を自然とつくってくださって。第一線で活躍されている方の演技を近くで見られたことは、すごく刺激になりました。

もうひとつの転機は?

今年公開された『逆光の頃』という映画です。公開は『ナラタージュ』より先でしたが、撮影自体は『ナラタージュ』の後にこの作品があって。ちょうどその頃の僕は何にも仕事がない時期。そんな僕に声をかけてくれたことが嬉しかったし、あそこから自分の仕事に対する考え方も少しずつ変わっていきましたね。

と言うと?

それまで僕はずっと演技について監督任せなところがあったんですね。でも、『逆光の頃』のあたりから、監督に言われたからするんじゃなく、自分でこんなふうにやってみたいということを考えて、それを監督に提案できるようになった。自分が俳優部の一員としてどうあるべきかを考えられるようになってから、ものづくりに参加しているんだという意識もグッと高まった気がします。

まったく想像もしていなかった俳優の道を歩きはじめて、3年。今、俳優という仕事は楽しいですか?

楽しいですね。『逆光の頃』の後に、『橋上ブルー』という自主制作映画に出させていただいたんですけど。この作品は監督もスタッフもみなさん学生だったんです。自分と年の近い人たちが真剣に作品づくりに取り組んでいるのを見て、ものづくりをしている人ってカッコいいなって素直に思いました。映画は、みんなでつくるもの。じゃあ、その中で自分は俳優部として何ができるんだろうって考えたり。現場を重ねるごとに、俳優という仕事の奥深さにどんどん惹かれていっているのを自分でも実感しています。

では、将来はどんな俳優になりたいですか?

まだ遠い先のことはわからないけれど、これからも映画に関わっていたいなという気持ちはあります。映画の現場って、みんながいい作品をつくるためだけに集まっている。そこに身を置けるというのは、すごく幸せです。

ちょうど明日が21歳の誕生日ですね。※取材は9月25日に実施

ありがとうございます(笑)。いざ20歳になってみても意外と何も変わらなくて。変わったことと言えば、お酒が飲めるようになったことくらい(笑)。ただ、僕にとってこの20歳の1年は、10代で得たものを一度リセットするための準備期間だったような気がします。きっとここが、次のステージに向けてのスタートライン。また新しい気持ちで20代を過ごしていきたいなと思います。

金子大地

1996年、北海道生まれ。2015年に『カサネ』で俳優デビュー。その後『恋仲』(フジテレビ)、『重版出来』(TBS)、映画『64-ロクヨン- 前編/後編』(16/瀬々敬久 監督)、『ナラタージュ』(17/行定勲 監督)など主にドラマ、映画で活躍。『探偵はBARにいる3』(17年12月1日公開予定、吉田照幸監督)、『デメキン』(17年12月2日公開予定、山口義高監督)の公開も控えているほか、現在放送中の『明日の約束』(関西テレビ・フジテレビ系)にも出演している。

金子大地さん画像ギャラリー

明日の約束

 

毎週火曜よる9時~9時54分(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)

出演:井上真央 及川光博 工藤阿須加 白洲迅 新川優愛 佐久間由衣 /
青柳翔 羽場裕一 手塚理美 仲間由紀恵
脚本:(オリジナル)古家和尚
音楽:眞鍋昭大
プロデューサー:河西秀幸(カンテレ)山崎淳子(共同テレビ)
演出:土方政人(共同テレビ)小林義則(共同テレビ)
制作協力:共同テレビ
制作著作:カンテレ
オフィシャルサイトhttps://www.ktv.jp/yakusoku/
オフィシャルTwitter@yakusokuktv

HANDSOME FILM FESTIVAL 2017

【日程】
12月25日(月) 18:00 開場 / 19:00開演
12月26日(火) 13:00 開場 / 14:00開演 18:00 開場 / 19:00開演
12月27日(水) 12:00 開場 / 13:00開演 17:00 開場 / 18:00開演

【会場】
TOKYO DOME CITY HALL

【出演者】
石原壮馬、石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、金子大地、神木隆之介、小関裕太、
富田健太郎、正木郁、松岡広大、溝口琢矢、吉沢亮
※石賀和輝は25日のみの出演、松岡広大は26日のみの出演となります。
※出演者は変更となる可能性がございます。予めご了承ください。

公演に関するお問い合わせ:キョードー横浜
主催:株式会社アミューズ

オフィシャルサイトhttp://www.handsomefestival.com/


【募集終了】抽選で2名様に金子大地さんの直筆サイン入りチェキをプレゼント!

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※募集期間は終了致しました。

10月31日(火)~11月7日(火)23:59

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