future×feature  vol. 11

Interview

『ドクターX』秘書役で大注目の是永瞳。偉大な俳優陣に囲まれて歩み出した女優として第一歩。

『ドクターX』秘書役で大注目の是永瞳。偉大な俳優陣に囲まれて歩み出した女優として第一歩。

昨年9月に開催された「第1回ミス美しい20代コンテスト」で応募総数約4万通という激戦を勝ち抜き、見事にグランプリを獲得した是永瞳。12歳(小学校6年生)から始めたという特技の空手(3段/糸東流)を生かし、東京オリンピックの空手スペシャルアンバサダーとしても精力的に活動をしている彼女が、米倉涼子主演のドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』で女優デビューを果たした。前作である第4期の田中道子に続く5代目秘書、中谷恵子を演じる彼女に、女優としての第一歩を踏み出した心境と意気込みを訊いた。

取材・文 / 永堀アツオ 撮影 / 森崎純子

応募した自分を褒めてあげたい「ミス美しい20代コンテスト」

改めて、「ミス美しい20代コンテスト」でグランプリを受賞した際の心境から振り返っていただけますか?

本当に勇気を出して応募してよかったなって思います。

そこからの1年間はどんな期間でした?

いろんなお仕事をさせてもらったんですけど、あっという間だったなって思います。特に、着物クイーンコンテストだったり、お着物に関わるお仕事がを沢山させて頂いて。ファッションショーにも出せてもらったんですけど、皆さんに言われる前までは、自分が和服に合う顔立ちということを全然知らなかったんですね。この業界に入ったのがきっかけで、知ることが出来ました。

鼻は高いですけどね。

自分的にはハーフ顔に憧れているので、髪の毛をかき上げて、ちょっと大人の雰囲気を出してるつもりだったんですよね(笑)。あと、コンテストの時に『2020年のオリンピックに何か関われたらいいなと思ってます』っていう風に発表していたので、2020年の東京オリンピックの空手のスペシャルアンバサダーに選ばれたこともあり、その夢が実現するように頑張ります。

もともとはどんなお仕事をしたいと思ってました?

私は昔からテレビっ子で、ドラマもバラエティーもよく見ていたんですけど、特に、お昼や夕方にやっている、地元のお店を紹介するような番組が好きで。食レポやグルメ番組を家族で一緒に見ていたんですね。お仕事でグルメ巡りできるなんて、憧れの仕事だなって思ってました(笑)。大分にいるときはそのイメージが強かったですね。オスカーの先輩でも、真矢ミキさんとか、菊川怜さんとか、剛力彩芽さんとか、女優もされてて、MCも落ち着いた雰囲気でされてる方は本当に憧れます。今、MCのレッスンしてるんですけど、なかなかうまくいかなくて。つまづいたりもたくさんするんですけど、2020年オリンピックまでには技術をしっかり積み上げて、MCもしっかりこなせる女優さんになりたいです。

女優のお仕事はどう感じてました?

大分でテレビを観ているころは、簡単にできるんじゃないかって思ってたんですけど、そんな風に舐めてた自分をゲンコツしたいくらい、バカだなって思います。今、自分がやってみて、全然ダメダメなんですよね。自分でも、まだセリフを言ってるっていう感じだなって思うし、まだまだだなって思います。

そんな中、女優としてのデビューが決まって、どんな感想を持ちました?

自分にいただいた話じゃないようで。しかも、秘書役といえば、前シリーズの田中道子さんのイメージが強かったので、色気って何? って思って(笑)。本当にわからなくて。なんで私なんだろう?って不安にも感じたんですけど、とにかく、自分なりの秘書になろうっていう気持ちがありました。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」より ©テレビ朝日

自分なりの秘書とは? どう演じようと思ってました?

セクシーさは捨てました!

あははははは。捨てちゃった?

一番最初に捨てましたね。監督にも『君にセクシーさは求めてない』って言われて。あら、どうしようと思って、お母さんに相談をしたら、「三姉妹の末っ子で、お父さんもすごく可愛いがって育てたから、そのまんまでいればいいんじゃない」って言われて。猫のように相手の懐に入るのが上手で、知らず識らずのうちに手玉に取ってる、そんなイメージで行こう!って思ってました。

セクシーさじゃなく、可愛らしく行こう、と。

そうですね。歴代の秘書役の中でも22歳というと一番年下なので、子供のように無邪気に全開に甘えて行こうって意識してます。

(笑)空手が得意とか、大分弁が出るっという話も。

監督と一番最初にお会いした時に、空手ができて、大分県出身なんだねって言われて。それも出していけたらいいねっていうお話ができたので、もしかしたら出るかもしれないです。私自身の個性に寄せていただいてるなって思いますね。

今は、監督に怒鳴られることが目標です!

実際にドラマの現場に入ってみてどんなことを感じました?

大ベテランの先輩方が揃っているので、張り詰めた雰囲気なのかなって思っていて。監督もすごく怖いって聞いてたんですよ(笑)。監督自身も、「何人も泣かせてるから覚悟しておいて」って言ってたので。覚悟して入ったんですけど、指摘はあっても、怒られることはなくて。西田(敏行)さんも、ベテランの方だからこそ、私に気を遣わせないようにしてくださってるんだなっていうのは伝わってきて。居やすい雰囲気を作ってくださってますね。

緊張することなく入れてる?

1話目はもうガチガチだったんですけど、ちょっとずつ馴染んできてるかなと思います。ただ、1話目の撮影の前日は全然緊張しなくて、ぐっすり寝てる感じだったんです。でも、本番直前になったら、口角を上げたり、表情筋を鍛えて、舌も噛まないようにずっと動かしてたら、次の日に顔中が筋肉痛になって。ひとことしかセリフがなかったのに、撮影が終わった後、舌がつっちゃってましたね(笑)。

(笑)蛭間院長との関係はどう捉えてます?

第2秘書のソンタくんと私の間でライバル心が芽生えていて。今の私は、西田さんに従っている忠実な秘書で、ソンタくんと私の二人、どっちが秘書として好かれるかっていう競争をしてる感じですね。ただ、物欲が強いところがあるので、今後は西田さん以外の先生にも言いよるシーンがあるかもしれないです。お金にちょっと余裕のあるおじさまがたを手玉にとって何か買ってもらうようなキャラクターだと思います。

「ドクターX~外科医・大門未知子~」より ©テレビ朝日

主演の大門未知子を演じる米倉さんにはどんな印象を持ってますか?

サバサバしててカッコいいなって思います。どんな時でも、自分を変えずに、真正面からぶつかっていくような女性なんだなって感じました。(米倉さんとは)シーンが一緒になることはないんですけど、見学に行った時に何度かお会いしていて。毎回、「背が高いね」って言われます(笑)。どう会話していいんだろって思っちゃって。「ありがとうございます」としか返せなくて。

会話、もう少し進めたいですよね。

毎回、そこまでなんです(笑)。だから、今度お会いした時は、「どうしたら小顔をキープできるんですか?」って聞きたいです。すごく顔が小さくて、びっくりしましたし、スタイルが本当に抜群なので、どうやってキープしてるんだろうってことを聞きたいですね。マネージャーさんにお話を聞くと、プライベートで演技の勉強やレッスンを自分で組み立ててやってるそうなんですね。すごくストイックに努力されてる方で、目力もすごいというか、画面越しに目で訴えられるものがあるので、すごいな、そうなりたいなって思ってます。

完成したドラマは見ましたか?

見ました! 1話目は1シーンのみだったんですけど、「インパクトがあってよかったね」って周りに言ってもらえて。2話は自分のやりたかったイメージとのズレが、画面越しに見えて。そのズレがあるっていうこと自体、技術的にまだ備わってない部分だと思うので、まだまだダメだなって思ってます。まだ、台本に書かれている無難な演技しかできてないんですよね。何も挑戦できてないのが悔しいです。あっという間に終わっちゃうと思うので、失敗を恐れずに頑張ります。

ガッツありますね。末っ子なのに。

空手やってますからね(笑)。もう4話までは撮影が終わってしまったので、5話以降ではもっと台本を読み込んで、更にチャレンジしていきたいと思ってます。

では、今後の見どころを聞かせてください。

私もその一部に加わってるんですけど、ゆとり世代がコンセプトにあって。新しい若手医師のキャラクターもたくさん出て来ているので、そういう方たちと米倉涼子さんの掛け合いが見どころだと思います。あとは、時事ネタがタイムリーに出て来てくるので、見ていて飽きないんじゃないかなって思います。

是永さんもゆとり世代?

私の次の年からゆとり教育じゃなくなったので、22歳がゆとり世代の最終兵器です! ゆとりとしては、ゲームをしてるシーンは、そんな事しないっていう悔しさもあるんですけど、上司にフランクに話しかけてしまう気持ちはわからないではない。私が会社で働いていたら、ちょっと生意気なことを言ってしまったりするかもしれないので、そういうところが出せたらいいなって思います(笑)。

今後はどんな未来を思い描いてますか?

いつかドラマの主演ドラマを務めることが大きい夢です。あとは、最初にお話ししたようにMCレッスンも力を入れてやっているので、2020年のオリンピックでレポーターとして活躍したいです。空手をたくさんPRして、空手以外のスポーツでもレポーターとして活躍できるよう、技術をつけていけたらいいなって思います。

是永瞳さん画像ギャラリー

ドクターX~外科医・大門未知子~

放送日時:毎週木曜日21:00~21:54 放送局:テレビ朝日系

キャスト:
米倉涼子
岸部一徳 草刈正雄 永山絢斗 内田有紀 遠藤憲一 鈴木浩介 田中圭 陣内孝則 段田安則 西田敏行

脚本:林 誠人 寺田敏雄 香坂隆史
音楽:沢田 完
企画協力:古賀誠一(オスカープロモーション)
ゼネラルプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
制作協力:ザ・ワークス
制作著作:テレビ朝日

オフィシャルサイトhttp://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/

是永瞳

生年月日:1995年7月15日(22歳)
出身地:大分県
血液型:O型
身長:173cm
趣味:料理、スポーツ、グルメリサーチ
特技:空手(3段 糸東流)
<空手経歴> 12歳(小学6年生) 空手を始める
16歳(高校1年生) 全九州空手道選手権大会 ベスト8
17歳(高校2年生) 全日本空手道選手権大会 ベスト16
18歳(高校3年生) 全日本空手道選手権大会 ベスト16
19歳(大学1年生) 全日本大学空手道選手権大会 出場

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