future×feature  vol. 10

Interview

仮面ライダーシリーズでブレイク! ドラマ『花にけだもの』に出演中の大型新人俳優・甲斐翔真は、ラブストーリーが大好き!?

仮面ライダーシリーズでブレイク! ドラマ『花にけだもの』に出演中の大型新人俳優・甲斐翔真は、ラブストーリーが大好き!?

『仮面ライダーエグゼイド』(2016年10月~2017年8月放送)で鮮烈な俳優デビューを飾り、185cmの高身長と甘いマスクで注目を集めた新進気鋭の若手俳優・甲斐翔真。dTV×FODによる共同制作ドラマ『花にけだもの』に出演中のほか、11月18日(土)から主演映画『写真甲子園 0.5秒の夏』が全国公開されるなど、今ノリにノッている“シンデレラボーイ”の素顔に迫る――。

取材・文 / 野本和義 撮影 / 相馬ミナ


普通に街を歩いてたら俳優になれたなんて、
「どんなにツイていたんだ、俺」って(笑)。

スカウトされたことがデビューのきっかけだそうですが、もともと芸能界に興味はあったんですか?

正直に言うと……、まったく無かったです(笑)。高1の時にスカウトされたんですけど、当時は“ただのサッカー少年”でしたから。高校にサッカー推薦で入ったばかりで、「よし、やるぞ!」ってタイミングだったので……。それで、3年間は高校でサッカーをちゃんとやらせてもらってから芸能活動を本気で始めるということで了承してもらったんです。

“プロのサッカー選手になりたい!”とは思わなかったんですか?

小学校1年生から高校3年生までの12年間、本気でサッカーをやっていたんですけど、長年やってると自分のレベルが分かってくるんですよね。“上には上が居る”じゃないですけど、やっぱり日本代表とかプロになれるレベルではないなって。なので、新しい道を進んでがんばってみようと。こんな機会、絶対にありえないですからね。普通に街を歩いてたら俳優になれたなんて、「どんなにツイていたんだよ、俺は」って思います(笑)。

もしスカウトされてなかったら、どんな人生を歩んでいたと思います?

当時は、自分の将来に対して「なんとなく大学に行って、なんとなくサラリーマンになれればいいや」くらいの浅いビジョンしか持ってなかったです。その考え方とは180度違う、テレビの中に今は居る……。2年前の僕にはまったく想像できなかったですね。

ちなみに、サッカーのポジションはどこだったんですか?

ゴールキーパーです。なので、至近距離から顔面にシュートを受けたりしたこともあります。僕は「性格もキーパーぽいね」って言われてたんですよね(笑)。リスクが多いことはやらないタイプだから(笑)。勝負するにしても土台を固めてからやる、そういうやり方をします。

そんな性格も高校卒業までデビューを待ってもらったことと関係がありそうですね。

そうですね。サッカーをやりながらも、いろいろと舞台を見させてもらったり、自分でもドラマや映画を見たり、アミューズの先輩方にお会いして、お話を伺うこともできました。短時間ですべてが分かるわけじゃないですけど、どういう世界なのか触れてみることができたんですよね。

泊り込みで撮影漬けの日々を過ごしたことで、 “俳優”というものに向き合えたのかなって思います

“俳優になった”と実感したのは、どのタイミングでしたか?

『仮面ライダーエグゼイド』の放送のほうが先でしたけど、実は『写真甲子園 0.5秒の夏』の撮影が初めての芝居の仕事だったんです。去年の7月ごろ、北海道に1カ月弱、泊り込みでロケをして。そこで撮影漬けの日々を過ごしたことで、余計に“俳優”というものに向き合えたのかなって思います。自分の家に帰るでもなく、暇さえあれば台本を読むくらい24時間仕事と向き合って……。そんな経験が、僕の中で「俳優としてやっていこう」という決心を固めてくれました。

ほとんど経験の無いまま演技をされたと思いますが、かなり苦戦したのでは?

それは、もちろん(笑)。撮影に入る前、レッスンを何度か受けたくらいの感じだったので……。まず、台本の読み方から分からなかったんです。“台本を読む”って、ただセリフを読むだけじゃなく「このセリフは前のシーンがあったから言う」、「このセリフは次のシーンのきっかけとして言う」とか全部が繋がっていて時の流れがある。自分の演じるキャラに対しても、バックグラウンドとして「どういう性格か」「どこで育ったか」「兄弟が何人いる」とか掘り下げていって……。それを含めて、“台本を読む”ってことなんだなと学びました。たくさんつまずいて、そしてたくさん悩んで。その作業があったからこそ、とても勉強になりました。

監督やスタッフさんに支えてもらった部分も大きかったのでは?

キャストに新人が多かったこともあって、監督もスタッフさんもしっかりと向き合ってくださいました。菅原監督は気持ちをとても大切にする方で、ただセリフを読むんじゃなくて「心が動いたから、このセリフを言う」という感情の動きを指導してくださって。いろいろな演じ方はあると思いますけど、改めて「芝居ってこういうものだよな」って実感しました。キャラクターの心が動くから観る人の心を動かすことができるんだなって。

大変なことが多かったと思いますが、最初の撮影で一番うれしかったことは?

撮影が終わった時、菅原監督が「最初はどうかと思ったけど変わったよね」と言ってくださって。それが何よりもうれしかったですね。もっとレベルアップして、菅原監督とまたご一緒させていただけたらって思っています。

スポーツを続けてきた経験が生きたと感じることはありましたか?

スポーツと似ているのは“積み重ね”ですね。失敗して失敗して、ようやくできるようになるというのは同じなのかなって。メンタル面も鍛えられるので、もし将来、僕に子供ができたら絶対スポーツを習わせたいです。サッカーを12年間続けてきて本当に良かったと思いましたし、俳優とサッカーはまったく関係ないようでも通じるものがあるなって感じました。

まさか自分が見ていた作品の、見せる側になるとは思ってなかったので夢の中に居るような感じでしたね。

ブレイクのきっかけとなった『仮面ライダーエグゼイド』ですが、ご自身が男の子たちの憧れのヒーローになることはどう感じていましたか?

正直、最初はまったく実感が沸かなくて(笑)。オーディションに合格したと聞いた時は、「はぁ?」という感じでした(笑)。何がすごいって、いざ撮影に入ってみるとスタッフさんもスーツアクターさんも、僕が子供のころに見ていた作品に携わっていた方ばかりで。終始、夢の中に居るような感じでした(笑)。まさか自分が見ていた作品の、見せる側になるとは思ってなかったので(笑)。

実際に撮影の舞台裏を見て驚いたことも多かったのでは?

変身シーンとかCGとかアクションとか「どうやって撮ってるんだろう?」って思ってましたからね(笑)。仮面ライダーのアクションシーンは、本当にすごいんです。何にもない更地に行って大爆発を起こしたりとか(笑)。絶対撮る定番のシーンなんでしょうけど、なかなか見れないぞ~って。

演じたパラド(仮面ライダーパラドクス)は、実は悪役だったわけですが戸惑った部分はありませんでしたか?

最初に「パラド」というカタカナの役名を聞いて、さらにいろいろ聞いていくと悪役なのかぁ~…って。「あれ?これ、変身しないヤツ?」とか思いました(笑)。怪人になるのかなぁとさえ思いましたけど、途中で仮面ライダーになると分かって。そこはもう、童心に戻ってヨッシャーって感じでした(笑)。

演技経験が浅い段階で悪役に挑戦するのは大変だったのでは?

パラドは子供っぽいっていうか無邪気な悪みたいな存在で、ちょうど主人公の裏側にあたる存在なんです。自分は悪事を働いてるつもりはないけど、結果として人間にとっては悪者だっていう。パラドはバグスターというコンピューターウイルスなので、そもそも倫理観が違うんですよね。人間にとってパラドは悪ですけど、パラドから見れば人間は悪ですから、見方というか立場が違うだけで。だから、僕はヒーローだと思って演じましたし、悪役と思って演じたことは一度もないんです。

かなり複雑なキャラクターですね。どのように役作りをしていったんですか?

1年間も撮影期間があったので、撮りながら考えていったところもあります。プロデューサー、監督をはじめ、いろいろな方の話を聞いて。もちろん、僕の中でも考えて。一緒に作り上げていった感じでした。

仮面ライダーでブレイクしてから、街中で声をかけられたりもするようになったんじゃないですか?

パラド役の衣装が奇抜だったので、私服だとあまり気づかれませんでした(笑)。とにかく色がうるさい衣装だったんです。あれを着てたら一瞬でバレてたと思いますけどね(笑)。何人か気づいて声をかけてくださった方がいたのは、本当にうれしかったです。

ラブストーリーが好きなので、 最近は韓流ドラマ・映画にもハマってるんですよね

dTVとFODにて配信されているウェブドラマ『花にけだもの』では恋愛モノに初挑戦していますが、さらに成長を遂げられたのでは?

『写真甲子園 0.5秒の夏』では“部活をがんばる少年”、『仮面ライダーエグゼイド』では人間と敵対するウイルス、そして次に演じたのが本作の“女の子をキュンキュンさせるキラキラの高校生”っていう(笑)。振り幅がすごいので、とても有意義な俳優生活が送れているなぁって思います。まったく違う役を演じられてるので、英才教育を受けているような気持ち(笑)。本当にいいスタートを切れたんじゃないかなって思います。

“恋愛モノ”の小説を読まれていると聞きましたが、役作りの一環ですか?

実は、ドラマや映画でもロマンスが好きなんです(笑)。ラブストーリーが好きなので、最近は韓流ドラマ・映画にもハマってます。相手が好きだったらストレートに好きって言うけど、逆に好きって言えない時もその気持ちが分かるっていうか。韓流ドラマは感情がすごく分かりやすくて好きなんです。

今後どんな役をやってみたいですか?

推理系のカッコイイ刑事さんを演じてみたいです。あとは、猟奇的な殺人犯。それと、ごく普通の人。「普通にいるよねぇ~」って人を演じるのが、一番難しいと思うんです。そういう役を演じることによって、クセのある役の深みが増すと思いますし。若いうちにいろんな役に挑戦してみたいです。

年末にはアミューズ若手俳優によるファン感謝祭『HANDSOME FILM FESTIVAL 2017』にも参加されますが、ずばり見どころは?

“FILM FESTIVAL”というところが、これまでとの大きな違いになっています。どんな風に違ってくるのかっていう部分を見ていただきたいですし、甲斐翔真がこの1年でどれだけ成長したのかというのも見ていただきたいですね。とにかく、楽しみにしていてください!

甲斐翔真

1997年、東京都生まれ。2016年に『仮面ライダーエグゼイド』のパラド役で俳優デビュー。現在は10月30日から配信がスタートしたdTV×FOD共同制作ドラマ『花にけだもの』に出演中。映画『写真甲子園 0.5秒の夏』((17年11月18日公開/菅原浩志 監督)では、俳優デビューからわずか1年で主演に抜擢されるなど、今後の活動が期待される。

甲斐翔真さん画像ギャラリー

dTV×FOD共同製作ドラマ『花にけだもの』

配信日:10/30(月)~※毎週月曜日更新

出演:中村ゆりか、杉野遥亮、松尾太陽、甲斐翔真、入山杏奈(AKB48)
原作:『花にけだもの』杉山美和子(小学館『Sho-Comi』全10巻)

©エイベックス通信放送/フジテレビジョン

花にけだものオフィシャルサイト

ドラマ『花にけだもの』原作本

花にけだもの 杉山美和子(著) / Sho-Comi

HANDSOME FILM FESTIVAL 2017

【日程】
12月25日(月) 18:00 開場 / 19:00開演
12月26日(火) 13:00 開場 / 14:00開演 18:00 開場 / 19:00開演
12月27日(水) 12:00 開場 / 13:00開演 17:00 開場 / 18:00開演

【会場】
TOKYO DOME CITY HALL

【出演者】
石原壮馬、石賀和輝、太田将熙、甲斐翔真、金子大地、神木隆之介、小関裕太、
富田健太郎、正木郁、松岡広大、溝口琢矢、吉沢亮
※石賀和輝は25日のみの出演、松岡広大は26日のみの出演となります。
※出演者は変更となる可能性がございます。予めご了承ください。

公演に関するお問い合わせ:キョードー横浜
主催:株式会社アミューズ

オフィシャルサイトhttp://www.handsomefestival.com/


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応募期間

※募集期間は終了致しました。

11月9日(木)~11月16日(木)23:59

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