特集・Nintendo Switchでマリオとの世界旅行を100倍楽しむ  vol. 1

Review

『スーパーマリオ オデッセイ』3Dマリオの新たなマスターピース誕生

『スーパーマリオ オデッセイ』3Dマリオの新たなマスターピース誕生

世界中でもっとも長く愛され続けるアクションゲームとして、押しも押されもせぬ人気を誇る『スーパーマリオ』シリーズ。1996年に発売された『スーパーマリオ64』では2Dアクションから3Dアクションへと活躍の場を広げ、以降も任天堂の新ハードが出るたび、新たなアクションとともに3D空間を駆け回る喜びを提供し続けてきました。

そして2017年10月27日、いよいよ最新作となる『スーパーマリオ オデッセイ』が発売。“帽子投げ”と“キャプチャー”という新アクションを引っ提げて登場した本作では、世界旅行をキーワードとして掲げ、まだ見ぬ国々を巡るマリオの旅が描かれます。

3Dアクションとして21年目を迎えたマリオは、どのようなプレイ体験を私たちに与えてくれるのでしょうか。今回から4週に渡り、マリオの新しい旅に密着します。

文 / 大工廻朝薫(SPB15)


新たな相棒と繰り出す新アクション

クッパにさらわれたピーチ姫をマリオが助けに行く、というおなじみのシーンから始まる本作。中身もいつも通りの『マリオ』かというと、決してそうではありません。従来のシリーズ作品と大きく異なる本作の特徴は、マリオと行動をともにする相棒、キャッピーの存在です。

▲右のキャラクターが新たなパートナーのキャッピー。マリオのファッションに合わせ、さまざまな帽子に姿を変えることができます

今回の物語では、クッパはピーチ姫と盛大な結婚式を挙げるため、あらゆる国を巡っては結婚式で使う最上級の品物を集めます。

手始めに帽子の国に立ち寄ったクッパは、結婚式でピーチ姫の頭に載せるヘッドドレスにするため、ティアラという名の少女をさらってしまいました。このティアラの兄こそがキャッピー。妹を救うためにマリオに協力を申し出たキャッピーは、マリオの帽子に姿を変え、ともに飛行船“オデッセイ号”でクッパを追いかける旅に出ます。

▲集めたパワームーンの力を使い、マリオとキャッピーを乗せて世界を旅するオデッセイ号。外装に各国で収集したステッカーを貼ったり、室内に土産物を飾ったりして旅の思い出を刻むことができます

キャッピーが加わったことにより、新たに追加されたアクションが帽子投げ。帽子を上下左右にフリスビーのように投げて敵を倒したり、コインやアイテムを回収することができます。また、帽子を一定の位置に滞空させて踏み台にすることで、さらに高く、遠くへジャンプすることも可能です。

▲Yボタンを押すか、Joy-Conを振ると帽子投げ。投げたあとに再度Joy-Conを振ると、近くの敵やコインを自動追尾します

▲Yボタンを長押しすると帽子が空中に留まり、足場として機能します。さまざまな場面で頼りになる万能アクションです

この帽子投げには攻撃やアイテム回収以外にも重要な役割があります。それが本作の目玉となる、“キャプチャー”という新要素。これは投げた帽子が当たった敵やモノにマリオが乗り移り、自由に操れるようになるというもの。敵キャラクターに当てれば、そのキャラクターとなって特有のアクションを使用することも可能になります。

▲シリーズでもおなじみのワンワンをキャプチャー。突進を使って壁を破壊することができます

▲キャプチャーできるのは敵キャラクターだけではありません。ミニカーで遊んでいる人をキャプチャーすると、実際にミニカーを操作して遊ぶミニゲームが楽しめます

今回のマリオには、シリーズ伝統のファイアマリオを始めとするパワーアップ形態はありません。その代わりに、さまざまなキャプチャーを駆使して戦っていくことになります。なかにはキャプチャーした敵の状態で、固有のアクションを利用しないと倒せない巨大ボスなども存在します。

キャプチャー対象は全部で52種類。シリーズ中、もっとも多くの変身要素を持つマリオと言えるでしょう。

▲ビルの壁面にへばりつく巨大ボス、メカハナチャンとの戦いでは、タンクローという戦車型の敵をキャプチャーして戦います

▲さまざまな対象をキャプチャーし、キャプチャーリストのコンプリートを目指すのも楽しみのひとつです

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