黒選!メディアコンテンツ研究家・黒川文雄がテーマで選ぶ 3+1  vol. 22

Column

圧巻の無双ぶり!コーエテクモゲームス3+1選

圧巻の無双ぶり!コーエテクモゲームス3+1選

1981年発売の『川中島の合戦』から36年、歴史に基づく生還感を題材にしたゲームを開発し続けているコーエーテクモゲームス。

歴史シミュレーションゲームという新しいジャンルを切り開いた代表作『信長の野望』も、シリーズを重ねるごとに単なる国盗りSLGではなく、指揮を取る武将の忠誠度によって予期せぬイベントが発生したり、国の富と戦力のバランスをユーザーの手に委ねて、実際に戦国の時代を生き抜く実感をリアルに追及し続けています。

その徹底したブランド戦略によって「シブサワ・コウ」という名前も、ゲームタイトルに匹敵する圧倒的なブランド力を構築しました。

ご存知の方も多いでしょうが、「シブサワ・コウ」とはコーエー(現:コーエーテクモゲームス)の創業者でもある襟川陽一氏のペンネームです。

そして、テクモを吸収合併し、それまでシミュレーションのコーエーとアクションのテクモという全く異なった会社を「株式会社コーエーテクモゲームス」として新たなブランドと開発技術力を結集して作られたのが『真・三國無双』などの歴史シミュレーションと無双アクションの融合作品です。

現在コーエーテクモゲームスは「シブサワ・コウ」「ω-Force」「Team NINJA」「ルビーパーティー」「ガスト」そして新ブランド「midas」の6ブランドで商品開発を行っています。

今回はさらにVRの時代を予見した襟川惠子さんの慧眼に依って作られた「VR センス」も含めて、過去作品をふりかえりながら、年末に向けて怒涛の新作ラッシュをご紹介したいと思います。

ではどうぞ!

ついにNintendo Switchで無双アクション登場!

2000年8月3日にプレイステーション2向けタイトルとして発売された『真・三國無双』。

これまでの歴史シミュレーションの戦略要素と爽快に楽しむアクション要素が融合した全く新しいゲームとして発売され、それ以降「無双シリーズ」という新しいアクションジャンルを確立しました。

関羽・張飛・趙雲など、歴史上名高い武将が一騎当千の強者として登場し、赤壁の戦いや長坂の戦いなど、これも歴史的に有名な戦いを舞台に活躍し、その行動によってリアルタイムに戦局が左右されるのが無双シリーズの特徴です。

これをさらに進化されたのが、2001年9月20日にプレイステーション2向けに発売された『真・三國無双2』です。

シナリオ数は一気に23に増え、敵AIも賢くなりシリーズ屈指の骨太無双アクションと呼ばれ、未だに人気が高いです。

さらに、アペンドディスクとして『真・三國無双2 猛将伝』が2002年8月29日に発売され、追加シナリオ、チャレンジモードなどが追加されました。
以降、シリーズの発売ではアペンドディスクでの追加要素の発売もユーザーのやり込み要素として人気が出ます。

そして、2003年2月27日にプレイステーション2向けに発売された『真・三國無双3』では、119万本の売上でシリーズ最大のセールスを記録しました。

人気の秘密は自分で武将を作るカスタマイズや武器を育てられる事など、プレイヤーに自由度が与えられた点のようです。

このように進化しつづけている『真・三國無双』は来年2018年にはついにオープンワールドの世界へ突入します。発売機種はプレイステーション4を予定しています。すでに『真・三國無双8』の公式HPではPVも公開されていますが、期待して続報を待ちましょう。

そして、ついにNintendo Switchで『真・三國無双7 Empires』が発売されました。

これまでにDLCとして発売された「コスチューム/衣装セット」「BGM」「壁紙」「シナリオ」「居城」「エディットパーツ」が実装されたフルコンプリート版です。

対応機種:Nintendo Switch
発売日:2017年11月9日
定価:6,800円(税別)【ダウンロード版・パッケージ版】
(早期購入キャンペーン:ダウンロード版は11月22日まで10%オフとなります。)

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