Interview

『覆面系ノイズ』中条あやみ×志尊淳×小関裕太がお互いを分析、まさかの“思春期”疑惑エピソードも!?

『覆面系ノイズ』中条あやみ×志尊淳×小関裕太がお互いを分析、まさかの“思春期”疑惑エピソードも!?

福山リョウコ原作の大ヒットコミック『覆面系ノイズ』が、『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)などの三木康一郎監督によってついに実写映画化される。今回、映画初主演を務めるのは、モデルとしても活躍する中条あやみ。突然引っ越して会えなくなってしまった初恋の相手〈モモ〉を一途に想い、歌い続ける〈ニノ〉を熱演している。そして、幼少の頃に聴いた〈ニノ〉の歌声が忘れられず、歌ってもらうための曲を書き続けていた〈ユズ〉を演じた志尊淳と、〈ニノ〉と再会するも冷たい態度をとる〈モモ〉を演じた小関裕太に、歌の特訓や楽器演奏の裏話、本作の切ない三角関係とは裏腹な撮影現場での面白エピソードや、15才の頃から仲良しだという志尊と小関の過去の話など、たっぷりと話してもらった。

取材・文 / 吉田可奈 撮影 / 三橋優美子

歌のためにボイトレと体力づくり、初挑戦の楽器演奏は研究を重ねて臨む

高校生の恋愛、バンド活動など、青春を追体験できるようなとてもきらびやかな映画になっていますが、現場はどんな雰囲気だったんですか?

中条 本当に高校生活を送っているような感覚でした。私自身、高校生の頃に仲が良い友達が軽音部でバンドをしていたんです。その姿に憧れて、私も軽音部に入りたかったんですが、そのときはすでに今のお仕事をしていたので実現できなくて。その経験を今、“役”を通して出来ることがすごく嬉しいです。

小関 本当に青春を謳歌している感じだったよね。

志尊 そうだね。みんなすごく楽しんでた。

劇中バンド“in NO hurry to shout;”のボーカルになる〈ニノ〉を演じるにあたり、ボイストレーニングもしたとお聞きしました。

中条 はい。もともと枯れやすい声質だったので、基本の腹式呼吸からしっかりと教えてもらいました。歌わせていただいた「Close to me」や「カナリヤ」は高音が多い曲なんですが、太くロックに歌うことが大前提だったので、筋トレをして体力もしっかりと付けてから挑んだんです。劇中でも、〈深桜〉(真野恵里菜)と一緒に声を出すために運動をするんですが、まさにそんな感じでした。

小関さんと志尊さんも、劇中で担当する楽器は初体験だったんですよね。

小関 はい。今回、僕は初めてベースを弾きました。これまでギターは弾いていたんですが、弦の数も違うし、勝手が違うのでかなり練習を重ねました。特に、志尊ちゃんとのセッションのシーンは重要なシーンなので、何度も二人で合わせて練習したんです。その時に弾く曲は、もともとある楽曲を弾くのではなく、その場で生まれた即興のメロディを弾くという設定だったので、その雰囲気を出せるように研究して臨みました。

志尊 僕もギターは初体験だったので、触り方、扱い方から教えていただきました。でも、ただ弾けるだけではダメなので、アーティストとしてのパフォーマンスや佇まいなどを、映像を観て研究しながら演じたんです。現場ではお互いが意識して刺激し合うというよりは、すごくみんな仲が良くて、でも馴れ合うことなくフォローし合いながら撮影していました。特に裕太とは、一度舞台で共演しているので、改めてがっつりと一緒にお仕事ができて嬉しかったですね。そういえばこの間、ついに二人で飲みに行ったんですよ。裕太が20才になったこともあり、お酒を交えながら、仕事の話や関係ないことまでたくさん話せて、嬉しかったですね。

小関 20才になったからこそできることだよね。僕もすごく嬉しかったです。

仲が良いお二人だったからこそ、“恋敵”役同士でも現場が良い雰囲気だったのかもしれないですね。

小関 あやみちゃんもとっても話しやすいから、あっという間に信頼関係が築けていた気がします。

中条 そうだね。人間関係に力が入らず、とても良い状態で撮影することができました。

志尊 現場では、とりあえず誰かがしゃべってたよね。

中条 みんながボケてボケて、誰もツッコむ人がいないから、仕方なく志尊くんがツッコむっていう感じだった気がする(笑)。

志尊 本当のクラスメイトって、5分後には覚えていないような会話をずっとしているじゃないですか(笑)。まさにそんな感じでした。でも、そんな現場はなかなかないので、すごく楽しかったです。

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