特集・Nintendo Switchでマリオとの世界旅行を100倍楽しむ  vol. 3

Review

『スーパーマリオ オデッセイ』世界各地で見た最先端のステージギミック事情

『スーパーマリオ オデッセイ』世界各地で見た最先端のステージギミック事情

男の冒険の旅には危険がつきものです。橋のない断崖、吹き上がる火の玉、降り注ぐハンマーの雨……と、数々の危険を乗り越えてきた主人公がまた新たな旅に出るのが、『スーパーマリオ』シリーズ最新作『スーパーマリオ オデッセイ』。本作でマリオが旅をする冒険の先々には、これまでのシリーズにはなかったステージギミックが多数待ち受けています。しかし、そのような未知なるものとの出会いもまた、旅の醍醐味。今回は、世界の各地で出会う本作ならではのステージギミックの数々を紹介します。

文 / 大工廻朝薫(SPB15)


ギミックとして組み込まれた2Dマリオ 

本作で初登場となるステージギミックの中で、ゲーム全体を通して登場し、その存在を印象づけているのが、第1回目の記事でも紹介した2Dマリオパートです。

この2Dパートが遊べる場所は、ドット絵を立体化したようなブロック状の土管が目印。この土管に入ると、2Dとなったマリオが壁に描かれた土管の中から登場。懐かしの『スーパーマリオブラザーズ』を彷彿とさせるグラフィックと操作を楽しみながら、壁の中をどんどん進んでいくことが可能です。

▲土管に入るとマリオが2Dになって壁の中に出現。入ったときに着ていたコスチュームも、そのまま2Dグラフィックになります

▲ノコノコのこうらでトゲゾーを退治するという、2Dマリオでおなじみのテクニックが使用できる場面も存在します

このギミックのおもしろいところは、2Dマリオパートのマップは完全な異世界になっているわけではなく、壁や床などの平面上に存在しているという点。マリオは土管を通って2Dになることで壁や床などの平面上を自由に動き回り、そして出口を飛び出すと、またその瞬間3Dに変化して、空間上を動き回ることができるようになります。

2Dマリオパートは先へ進むための通路としてマップのメイン部分に組み込まれていることもあれば、隠し部屋のような感覚でマップの片隅にひっそりと存在していることも。ストーリー上の演出に絡んでくる場面も存在するなど、作中でも存在感のあるステージギミックとして仕上がっています。

▲プレイしながら視点を回転させることで、隠し通路が発見できることもあります。3Dと2Dが融合することで初めて可能になるステージギミックです

▲3Dマリオパートで地面を転がる障害物が、視界を遮ってくることも。こうした国ごとのステージギミックが2Dマリオパートに影響する場面も多数用意されています

2Dマリオパートはゲーム内の各所で個性的な仕掛けを伴って登場し、独創的で新しいゲーム表現をプレイヤーに見せてくれます。こうした新体験に触れることもまた、本作における旅の楽しみのひとつと言えるでしょう。

1 2 3 4 >
vol.2
vol.3
vol.4