Interview

ディーン・フジオカ『鋼の錬金術師』ついやってしまう“マスタングジョーク”、細切れ撮影での難しさ明かす

ディーン・フジオカ『鋼の錬金術師』ついやってしまう“マスタングジョーク”、細切れ撮影での難しさ明かす

曽利監督とは、どんなお話をされましたか?

ディーン 監督は、とにかく何がいま必要なのかというビジョンが本当にはっきりしている方でした。それを僕たちにシンプルにディレクションしてくださったので、それを受けて、ベストを尽くしていく感じで。この大作を撮影するということで、膨大な準備や企画力、計画力が必要だったと思うんです。この大きなチームを、リーダーシップを持って進めていく監督の姿を見て、改めてすごい方だと思いましたね。現場ではあまりお話できなかったのが残念でした。監督は常に子供のように楽しんで撮影していたのが印象的で、それが良い意味でキャストやスタッフに伝染していったんです。その良い雰囲気を共有していただいて、すごくありがたい経験が出来ました。

現場はすごく良い雰囲気だったんですね。

ディーン そうですね。みなさん、大変ではありますが、楽しそうに取り組んでいたと思います。

主人公〈エド〉を演じた山田さんとは、どんなコミュニケーションを取っていたのでしょうか?

ディーン 山田くんとは、メイプル超合金の漫才の動画を観ていました(笑)。

そんなことがあったんですね! それはなぜですか?

ディーン 山田くんが現場で、待ち時間によく動画を観ていたんです。とても楽しそうに観ていたので、一緒に観させてもらったんです。待ち時間にはセリフを覚えたりもしましたが、他のキャストさんたちとそういったコミュニケーションを取りながら、楽しく過ごしていました。

ありがとございました。では最後に、ディーンさんが思う本作の見どころを教えてください。

ディーン この作品は、「鋼の錬金術師」の芯となる人間の物語でもありますが、日本のCG技術の最先端を感じることが出来る作品だとも思うんです。本当に高度な技術なので、様々な角度から楽しめると思います。原作ファンの方は、原作と映画を照らし合わせる楽しみがあると思いますし、僕のように原作を知らずに、この実写版で初めて「鋼の錬金術師」に触れる方でも、ドラマがしっかりと描かれているので、魂が震える部分があると思います。

共感する部分もたくさんありますよね。

ディーン もちろん。あとは、これまでの映画の撮影方法とは違う手法で緻密に撮影された映像の美しさやクオリティの高さに、驚いてもらえると思います。

ディーン・フジオカ

1980年生まれ、福島県出身。香港でモデルとして活動をスタートさせ、2005年に主演映画『八月の物語』(マク・ヤンヤン 監督)で俳優デビュー。その後、台湾で数々のドラマや映画、CMに出演し、北米のTVシリーズにも出演するなど、各国で活躍する。日本では、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(15~16)で注目を集める。2016年にアルバム「Cycle」をリリース。2017年には主演映画『結婚』(西谷真一 監督)や、主演ドラマ「今からあなたを脅迫します」(NTV)の主題歌を書き下ろし、音楽活動も積極的に行っている。2018年2月からは初の全国ツアー“History In The Making 2018”を開催。今後の映画の待機作に、『坂道のアポロン』(3月10日公開/三木孝浩 監督)、『海を駆ける』(5月公開/深田晃司 監督)、『空飛ぶタイヤ』(2018年公開/本木克英 監督)がある。
オフィシャルサイト
https://www.deanfujioka.net/top/
Twitter@DEANFUJIOKA
Instagram@tfjok

ディーン・フジオカさん画像ギャラリー

映画『鋼の錬金術師』

2017年12月1日(金)公開

【STORY】
全世界待望のファンタジー超大作、兄弟の絆を懸けた冒険が始まる!
運命に挑む兄弟〈エド〉(山田涼介)と〈アル〉(声:水石亜飛夢)。幼き日に最愛の母を生き返らせようと、禁断の術を犯した〈エド〉は手脚を失い、〈アル〉は魂だけの鎧の身体になった。必ず弟の身体を取り戻す――そう決心し、鋼の義肢、オートメイル(機械鎧)を身に着けた〈エド〉は、やがて“鋼の錬金術師”と呼ばれる存在となる。
身体を取り戻す唯一の手がかりは、謎に包まれた“賢者の石”。“賢者の石”を求めて旅をする兄弟の前に立ちふさがる美しき最強の敵、ホムンクルス。それはやがて国家を揺るがす強大な陰謀に巻き込まれていく……。壮大な旅の果てに、待ち受ける驚愕の真実とは? 兄弟の絆を懸けた、感動の冒険が、いま始まる!
<錬金術――それは、あらゆる物質を新たなものに作り変える魔法のような科学>

原作:「鋼の錬金術師」荒川 弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)
監督:曽利文彦
脚本:曽利文彦 宮本武史
出演:
山田涼介 本田翼 ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子 本郷奏多 / 國村隼
石丸謙二郎 原田夏希 内山信二 夏菜
大泉洋(特別出演) 佐藤隆太 / 小日向文世 / 松雪泰子
音楽:北里玲二
主題歌:MISIA「君のそばにいるよ」(アリオラジャパン)
配給:ワーナー・ブラザース映画

オフィシャルサイトhagarenmovie.jp

©2017 荒川弘/SQUARE ENIX
©2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

【原作本】

鋼の錬金術師
荒川弘(著者) / 月刊少年ガンガン

兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。


エド役 山田涼介さんインタビュー記事はこちら
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2017.11.30

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