Interview

【インタビュー】「好き」を追求した歌、かわいすぎるMV、そして次なる目標。声優・芹澤 優が2ndミニアルバムにかける思い

【インタビュー】「好き」を追求した歌、かわいすぎるMV、そして次なる目標。声優・芹澤 優が2ndミニアルバムにかける思い

昨年12月のバースデーライブでソロデビューを発表し、今年4月にデビューミニアルバム『YOU&YOU』をリリース。ソロアーティストとして、声優として、またi☆Risの一員として多方面で活躍を続ける芹澤 優が、2ndミニアルバム『only you? only me!』をリリース。「ノリのいい曲もかっこいい曲も、セクシーな曲も盛り上がれるポップな曲もある、多種多様なアルバムなんです」と自ら語った本作の制作や、今年は誕生日当日に開催されるバースデーライブ、そしてその先の目標について話を訊いた。

取材・文 / 須永兼次


前作より制作にも携わることで、より“私色”の濃い1枚ができました

デビューアルバムをリリースした今年4月から今まで、ソロとしてはどんな半年間でしたか?

芹澤 優 自分がソロではまだ全然ひよっ子で、だからこそちょっとずつ変化のわかる半年間だったなと思います。正直言ったら、もっといろんなライブやイベントにソロで出たかったんですよ。それは、去年バースデーライブをやったときに「ソロでステージに立つのって、6人でステージに立つのとは段違いだな」と思ったからで。プレッシャーもあるし緊張もするし、ひとりでやらなきゃいけないことも増えるので、この1年間でソロでもステージをたくさん踏んで、ライブ慣れした芹澤をお披露目したいなって思っていたので。だけどその分、毎回のライブごとに「これができるようになった!」って、壁をちょっとずつ超えているのが体感できた半年でもありましたね。

そんな半年間を経ての2ndアルバム、制作が決まったときどう思われました?

芹澤 めっちゃうれしかったです!いま言ったようにライブをそんなに多くできなかったから、「芹澤 優、ソロでやってるな」っていう認識が薄れていくのがすごく嫌だったんですよ。だから、純粋に「よかったなぁ」って思いました。

今回も、前作から引き続き太田雅友さんがプロデュースを手がけられていますが、収録曲数以上に曲を提供してくださったとお聞きしました。

芹澤 そうなんです。リード曲が最初に決まって、そこから「どんなアルバムにしようか?」みたいなところで「最近どんな曲聴くの?」みたいなところから聞いてくれて、それに沿って選択肢をたくさん提示していただきました。ただ、今年はいろんな曲を聴いていたので、「森高千里さんとかエビ中(私立恵比寿中学)さんとか、あとミュージカルの音楽も好きで……」みたいなハチャメチャなことを言っちゃったんです。でも逆に、それが多かったからこそいろんな曲を作っていただけて。そこから収録曲を決められたのは、ありがたかったですね。

そこから曲を選ぶにあたっての、基準は何だったんでしょうか?

芹澤 “好き”です。ちょっと気が早いとは思うんですけど、もし次のリリースがあるとしたら、たぶんシングルで、もしかしたらタイアップとかもつくのかな? とふと思ったんです。そうなると、本当に自由にアーティストとして曲を作れるのって今回のミニアルバムがいちばんになると思ったので、仮歌を聴いてのインスピレーションで「好きだな」と思った曲を選びました。でも元々太田さんの曲自体が好きなので“いい”対“いい”の戦いになりまして。結果、すごく質の高いものができたんじゃないかな、と思ってます。

より質のいいものを選んだ、というか。

芹澤 そうなんです。ただ、あんまり似た感じの曲はないようには気をつけましたね。あと前回はミドルテンポの曲が多かったので、わりかしアップテンポを多めにしたかったんですよ。そういうなかでも、選択肢が多かったので「ミドルテンポ2曲あるけど……じゃあこっち!」みたいな選び方ができて、太田さんには本当に感謝しています。

アルバムのなかで、印象深かった出来事はありましたか?

芹澤 今回は、太田さんも「できるだけ僕の色よりも、優ちゃんの色がより出たほうがいいと思う」と言ってくれたのもあって、不慣れではあるんですけどより制作側に入って自分の意見を言わせていただきました。前回はあまりにも全部初めてだったので、笑顔で「はい!」って言ってなんでも思いっきりやることが、あのとき私にできるすべてだったような気がしてるんです。それは、今でもそうしてよかったなって思うんですけど。でも今回は、どの曲の歌詞についても1回1回聞いてくださるし、さっきも言ったようにいろんな曲を用意してくださったので、本当に“私色”が強い1枚になったなと思ってます。

なるほど。特に歌詞の面で、深く意見を出されたんですね。

芹澤 そうですね。やっぱりサウンドのことに関しては自分がまだまだ勉強中ということもあって、まだ“好き”という基準しかないんですよ。でも歌詞に関しては、全部の曲で「こういうものがいいです」とお伝えさせていただいたり、いただいた歌詞に対して「この部分、もうちょっと言い換えたりできますか?」みたいなお返事をして、曲を作らせていただきました。

自分が大好きだし、i☆Risの曲もよく聴くけど、ソロの曲は照れます

そういった作業を通じて、よりいろんな側面からの芹澤さん色を楽しめる1枚になった。

芹澤 ですね。だから自分でも普段から聴きたくなります。でも私、自分のこと大好きだしi☆Risの曲も普段聴くんですけど、意外とソロの曲が照れるんですよ!

あ、そうなんですね。

芹澤 そうなんです。すごくかわいく「会ーいたーいなー……」とか歌ってるので。だから『YOU&YOU』も、日常で聴くか聴かないかって聞かれたら……中ぐらい? なんですよね。でも、今回のアルバムは照れくさい部分もありつつ、より自然体な私として「思いっきりやってやるぞ!」みたいに取り組んだので、自分の曲なのに普段から聴きたくなる曲ばっかりになってるんだと思います。

ちなみにレコーディングには、太田さんもいらっしゃっていたんでしょうか?

芹澤 はい! でも前回は歌うたびに「かわいいねぇ……」って言ってくれたのに、今回は何度もかわいいって言ってくれなくなりました(笑)。「やっぱ時間が経つとこうなっていくのかぁ……」と思って私は悲しかったですけどねぇ(笑)。でも前回よりも、楽曲がポップなものからかっこいいものまであるので、1曲1曲雰囲気を自分で持って行ったからかもしれませんね。