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【PlayStation® Awards 2017 総括】受賞作から見えるゲームの行方

【PlayStation® Awards 2017 総括】受賞作から見えるゲームの行方

国民的RPG2作品が揃ってプラチナプライズを受賞!

今回の発表会でもっとも盛り上がりを見せたのが、プラチナプライズとダブルプラチナプライズの発表。プラチナプライズは、日本とアジア地域での累計出荷枚数とダウンロード数が合計100万枚を超えたタイトルに贈られる賞となっています。昨年は受賞作品が出なかったこの賞ですが、今年は3本のタイトルが受賞しました。

最初に発表されたのは、『グランド・セフト・オート V』。2013年にPS3版でプラチナプライズを獲得した本作ですが、今回は2014年に発売されたPS4版での受賞となりました。

▲リリースから3年、PS3版から数えると4年が経った本作。長く愛される人気タイトルとなりました

そして残る2本は、『FINAL FANTASY XV』と『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』。日本を代表するRPGの2大巨頭が、揃ってプラチナプライズを獲得した形となります。

『FINAL FANTASY XV』ディレクターの田畑端氏は受賞コメントにて、「いろいろ厳しいことを言われることも多いタイトルなので、100点とは言いませんけれども、この時代だからこその『FF』にできたんじゃないかと思っています。これからも大好きなプレイステーションと一緒に、さらなる未来のゲームを追求していきたいと考えています」と伝えました。

▲受賞の喜びを語る田畑端氏

また、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』からは、代表として堀井雄二氏が受賞コメント。「すごく好評だったので次も期待されています。いつまで続けるかわかりませんが、頑張って続けていきたいと思います」と、これからもシリーズが続いていくことを語り、最後は「人生はロールプレイングです」と、おなじみの言葉でスピーチを締めくくりました。

 

▲左からゲームデザイン&シナリオの堀井雄二氏、ディレクターの内川毅氏、プロデューサーの岡本北斗氏

これらのビッグタイトル表彰後も、今年のPlayStation® Awardsはまだ終わりません。プラチナプライズに続いて、ダブルプラチナプライズの表彰が始まりました。これは累計200万本以上売り上げたソフトに贈られるもの。

2011年の『モンスターハンターポータブル 3rd』がクアドラプルプラチナプライズを受賞して以来、久々に200万の大台を突破したソフトが現れたことになります。

『FINAL FANTASY XV』や『ドラゴンクエストXI』を超える本数を売り上げ、栄誉ある賞に輝いたのは、なんと『Minecraft』。

PCから各種据え置きハード、携帯用ハード、スマートフォンまであらゆるプラットフォームで提供されるマルチタイトルでありながら、ひとつのハードでこれだけの本数を売り上げるのは、驚異的な人気というほかありません。

授賞式では、移植を担当した4J Studios代表のパディ・バーンズ氏と、日本マイクロソフトの野間豊氏が登壇。受賞コメントでバーンズ氏からプレイヤーへの感謝の言葉が贈られると、会場からも熱い拍手が湧き上がりました。

トロフィーを受け取るのは、4J Studios代表のパディ・バーンズ氏。スタジオのあるスコットランドの衣装に身を包んで登壇しました

授賞式の最後を飾るエンディングの挨拶で、SIEジャパンアジアプレジデントの盛田厚氏は以下のように述べました。

「エンターテイメントはさまざまな進化を遂げてきました。文字の世界から絵がついて漫画になり、動きがついてアニメや映画になり、それがインタラクティブになったものがゲームです。ゲームはテクノロジーの進化とともに、あらゆるエンターテイメントの良さを吸収し、進化を続ける最先端のエンターテイメントです。この素晴らしさをもっと多くの人に伝えたい。我々はゲームというコミュニティを通して人と人をつなぎ、もっと気軽なものとして確立させ、ゲームが作るエンターテイメントをさらなる高みへと発展させていきます。“みんなのPlayStation”を合言葉に、一家に一台PlayStation®を目指して邁進します。ライバルは大谷翔平と乃木坂46です」

▲SIEJAプレジデント、盛田厚氏

これは今回のPlayStation® Awardsを象徴するとともに、家庭用ゲーム機のひとつの理想を語った言葉です。

今回のPlayStation® Awardsでは、日本のゲームの歴史をリードし続けたふたつのビッグタイトルがプラチナプライズを獲得し、その人気が健在であることをアピールしました。テクノロジーの進化とともに歩んできたゲームの進化と、時代が変わってもゲームの楽しさは変わらないことを実証した作品です。

一方の『Minecraft』は、もともとPC版の人気が口コミで広まり、それが家庭用ゲーム機への移植でさらにブームが加速した作品です。新しい何かに感動したとき、人はその感動を誰かと共有したくなるもの。『Minecraft』が生む初めてのプレイ体験は多くの人の共感を呼び、さまざまなコミュニティを通して広まっていきました。しかし、評判を聞いて遊んでみたくなっても、プレイ環境がなければ遊ぶことはできません。家庭用ゲーム機には「これさえあればあのゲームがプレイできる」という、一定水準の環境を持てる強みがあります。PCでゲームをプレイしない層にもPS4が広く普及しているからこそ、『Minecraft』はPS4単体でもダブルプラチナプライズという結果を出せたと言えるでしょう。

PS4では来年も『モンスターハンター:ワールド』をはじめとする、大作ゲームが多数待ち受けています。一方でインディーゲームの動きも非常に活発で、毎週のように新たなタイトルが登場し続けています。

こうしたあらゆるゲームを楽しむためのターミナルハブ的な役割を果たし、その楽しみを人と共有できることこそが、家庭用ゲーム機最大の魅力。プレイステーションは、誰でも知っている野球選手やアイドルが会話で取り上げられるように、ゲームの話題で盛り上がれる未来を作り出せる可能性に満ちています。今後の展開がますます楽しみになってきました。

最後になりますが、PlayStation® Awards 2017開催を記念したキャンペーンが、12月1日よりPS Storeで始まっています。30タイトル以上のPS4用ソフトが最大77%OFFで購入できるほか、期間限定で使用できる10%OFF“カート割引クーポン”が配布されていますので、ご利用されてはいかがでしょうか。

フォトギャラリー

PlayStation® Award 2017オフィシャルサイトhttp://www.jp.playstation.com/events/playstation-awards/

PlayStation® Awards 2017開催記念キャンペーンサイトhttps://www.jp.playstation.com/blog/detail/6082/20171130-psawards.html?tkgpscom=dc_psawards_ps_tw_20171130