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『いたストDQ&FF 30th』好きなキャラに出会える!史上最強のボードゲーム

『いたストDQ&FF 30th』好きなキャラに出会える!史上最強のボードゲーム

2016年に『ドラゴンクエスト』シリーズが、2017年に『ファイナルファンタジー』シリーズが30周年を迎えた。その記念に登場したのがこの『いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY』(以下、『いたストDQ&FF 30th』)。『DQ』シリーズの生みの親である堀井雄二氏がデザインした大人気ボードゲーム『いただきストリート』に、両シリーズから人気キャラクターが大集合し、フルボイスで喋ってくれるという豪華なものになっている。どの作品をプレイしていても、絶対に好きなキャラクターに会えるはず! 私はというと、小野坂昌也さんが演じる『DQXI』のシルビアさんが、脳内で再生されていたイメージにウルトラマッチしていて鼻血を吹きそうになった。ふえぇ、好き。また、私の嫁こと『DQV』のビアンカの健気さとはつらつとした感じを井上麻里奈さんが素敵に演じられていて、控えめに言ってもすばらしい。大天使。千葉繁さんが演じる『FFVI』のケフカはテンション感やハマり具合がファビュラスマックス……などなど、挙げていったらキリがないくらい、どのキャラクターも魅せてくれる!! そしてたくさんあるマップのギミックも、名曲揃いのBGMも、息つくヒマすら与えてくれないほど楽しませてくれる。今回はそんな『いたストDQ&FF 30th』を紹介! それでは早速、ダイスをドーン!

文 / 大部美智子


『DQ』の世界と『FF』の世界でいただく!

スゴロクのようにダイスを振ってマスを進むこのゲームは、止まったマスによってその場所のお店を買ったり、チャンスカードを引いたり、ワープしたりできる。お金持ちになることが目的なので、お店を買って資産を増やしたり、株で儲けを出したりすることが重要! ほかの参加者が買ったお店のマスに止まると“買い物料”を支払わなくてはいけないので、なるべく買い物料が高いマスに止まらないように進めていきたいところだけれど、そううまくいかないのがサイコロの妙で。止まりたくないマスにこそ止まってしまうのだったorz

▲いい目が出ますように!

今作は『DQ』シリーズや『FF』シリーズで登場した場所がマップになっていて、プレイの記憶に思いを馳せながらダイスを投げる。マップ内のそれぞれのエリアにもなじみ深い名前が付けられているので、ついつい勝敗そっちのけでとくに思い入れのある場所や名称の株を買ってしまう。さらに、ゲームをすることでもらえる“いただきコイン”を使うと、使用できるキャラクターやマップが増えたり、ミュージアム機能で名場面を観ることも可能! これでもかというくらい『DQ』シリーズ愛&『FF』シリーズ愛に溢れている……!

▲シリーズを飛び越えてキャラクターがコメントしてくれる!

ダイス・オン!

ゲームを開始したらまずはなによりお店を購入! それと並行して、クラブ、スペード、ダイヤ、ハートのマークのマスを目指す。そのマスを通過するとマークが入手できるので、4種類のマークが揃ったらスタート地点の”ぎんこう城”に行く! そうするとキャラクターのレベルがアップして、ぎんこう城から賞金がもらえるのだ。最初プレイをしたとき、そのことを知らなかったので大きな遅れを取ってしまった……。悔しい。

そして、自分のお店のマスに止まったら増資。増資するとほかのキャラクターが止まったときにもらえる“買い物料”が増えるし、お店の成長度によってそのエリアの株価も上がる! 

▲ぎんこう城の場合、通過しただけでも株が買える

株を持っていれば資産を増やすことができる。株はぎんこう城や株マスで買うことができるので、レベルアップのついでや、資金が潤沢なときに立ち寄ってちょこちょこ買っておくと資産を増やせる。所持金が心もとないときは売ってしまえばお金になるので、持っておいて損はない……はずだけれど、株価は上がるときがあれば下がるときももちろんあるので、私はまだうまく使いこなせていない。株の運用がうまいバルフレアに何度か煮え湯を飲まされて、ようやく株の運用法を覚えたレベルなので、実戦でもっともっと鍛えなくては……!

▲圧倒的勝者……

また、同じエリアのお店を買うことでもお店を成長させることができる。株を所持しながらひとつのエリアに複数のお店を持って、成長させていくと株価アップで大儲け! これはおいしい。ちなみに株は自分のお店がないエリアのものも買えるので、成長が見込めそうなエリアを買っておくと、いい具合にうまい蜜が吸えるかもしれない……! フッフッフッ。シンプルだけど奥深くて、ついついのめり込んでしまうこのバランス! 株は奥深い……。

圧倒的大差で負けても悔しいし、目標金額をほぼ同時に達成して、ぎんこう城まであと少しというところで負けても悔しい……でも「つぎこそは!」と、前回の勝者の裏をかいた作戦を考えて勝利すると、それはそれは気持ちがいいのだ! ただ、勝っても負けてもどんどんプレイしたくなるので、時間の制約以外にやめどきが見つからなくて非常に困る……。