Interview

高畑充希「“生っぽい人”になりたい」――『DESTINY 鎌倉ものがたり』で“運命”感じた主題歌、女優としての今の想いを語る

高畑充希「“生っぽい人”になりたい」――『DESTINY 鎌倉ものがたり』で“運命”感じた主題歌、女優としての今の想いを語る

『ALWAYS 三丁目の夕日』(05)チームが再集結した『DESTINY 鎌倉ものがたり』。昭和を感じさせる懐かしい風景に妖怪が同居する本作でヒロインを務めるのは、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16)やドラマ「過保護のカホコ」(17/NTV)などで多くの世代から支持を集める高畑充希。天然で、ちゃっかりもの、そして何があっても夫〈一色正和〉(堺雅人)のことを第一に考え、愛し続ける〈亜紀子〉を熱演した彼女に、撮影時のエピソードをたっぷりと聞いてきた。さらに、撮影後に仲良くなったという山崎貴監督との秘話や、今だからこそ思う、“運命の人”“白馬の王子様”についての話など、等身大の高畑充希が垣間見えるインタビューをお届けする。

取材・文 / 吉田可奈 撮影 / 三橋優美子

エンタメ作かつ「小さな幸せを感じられる作品」。慣れないCG撮影では戸惑いがあったが、完成作には「感動しました」

完成した映画をご覧になって、いかがでしたか?

「面白い!」と思いました! でも、初めてのグリーンバックでの撮影だったので、撮影中は、「どんな風に仕上がるんだろう」という不安がとても大きかったんです。

妖怪などのキャラクターや“黄泉の国”は、VFX技術を駆使して作り上げられていますね。でも、撮影中はCGは目に見えないですよね。

そうなんです。だから、リアクションが正解なのかどうかがわからなくて……。でも、完成した映画では、そのリアクションに合わせてCGを作っていただけたのでホッとしましたし、「こんなにすごい映像になってるなんて!」と感動しました。それに、私が演じた〈亜紀子〉さんと、旦那さんの〈正和〉さんの夫婦の絆が芯にストーリーが進んでいて。最上級のエンターテイメント作品でありながら、小さな幸せを感じられる作品なので、世代性別を問わず楽しんでいただけると思いました。お正月映画にピッタリの作品です。

高畑さんが演じた〈亜紀子〉さんは、どんな人だと思いましたか?

 “ちゃっかり”していますよね。それに、多面的な人だと思います。甘えん坊でもあるし、母性も持っていて、シーンごとに印象が変わる人。なのであまりキャラクターを決め込むことなく、生き生きと演じられたらいいな、と思って現場に入りました。でも、最初は慣れないCGに戸惑ってしまって、全然生き生きできなくて(笑)。わからなくなる度に監督に聞いて、教えていただきながらなんとか掴んでいきました。

旦那さんが寝ている横で寝っ転がって話すシーンはとても印象的でしたね。

そこは私も一番好きなシーンです。この映画はポップでテンポが良いシーンも多いので、ちゃんとした二人での会話が意外と少ないんです。その中でもこのシーンは二人の関係が滲み出るもので、台本の時点から大好きなシーンでした。