Interview

SF9 日本での1stアルバムは、選りすぐりの曲を日本語バージョンにして収録。彼らの歴史をふりかえるベスト盤のような1枚

SF9 日本での1stアルバムは、選りすぐりの曲を日本語バージョンにして収録。彼らの歴史をふりかえるベスト盤のような1枚

FTISLANDやCNBLUEといった本格的なライブバンドを輩出しているFNCエンターテインメントが送り出した初の男性9人組ダンスボーイズグループSF9(エスエフナイン)。音作りに定評のある事務所だけに、彼らの楽曲もほかのK-POPグループとはひと味違う仕上がり。グループ名を冠した日本1stアルバムは、彼らのこれまでの軌跡をたどるベスト盤のような作品となった。

取材・文 / 坂本ゆかり

フルアルバムって僕たちにとって初めての経験なんです。フルアルバムを出せるってすごくうれしい

SF9の1stアルバム『Sensational Feeling Nine』が完成しました! 日本デビューしてまだ半年だというのに、すごいスピード感ですよね。

インソン そうですね、6月に「Fanfare」で日本デビューして、8月に「Easy Love」を出して、そして12月にはついにアルバムが! でも僕たち、韓国でもこんなペースで活動してるから(笑)。今回のアルバムは、「Fanfare」、「Easy Love」といった日本シングル曲はもちろん、僕たちの韓国での活動曲を中心に、これまでリリースした作品の中の選りすぐりの曲を日本語バージョンにして収録しました。SF9の歴史をふりかえることができる、ベスト盤のようなアルバムです。

ヨンビン デビューするのもそうだけど、こうやってアルバムを出すってことも簡単なことじゃないですよね。韓国デビュー1周年を迎えたましたが、韓国でもミニアルバムを3枚リリースしているだけで、フルアルバムって僕たちにとって初めての経験なんです。フルアルバムを出せるってすごくうれしい。事務所のみなさん、SF9のメンバー、そして何よりもFANTASY(ファン)に感謝しています。

そのアルバム『Sensational Feeling Nine』のリード曲になるのが韓国での最新活動曲の日本語バージョン「僕の太陽 ~O Sole Mio~」ですが、情熱的な曲ですね。

ヨンビン 好きな女性を太陽に例えて、「僕はこんなに愛してるんだ!」って情熱的に表現している歌詞の曲です。ラテンサウンドが用いられていて、サビの歌詞にもラテン系の単語が使われているんです。“O Sole Mio”がイタリア語で“私の太陽”、“Te quiero”がスペイン語で“愛してる”という意味なんですよ。

作詞家ヨンビンとして、この作品の歌詞で気に入ってるところは?

ヨンビン 日本語の歌詞だと「I’m living in yours ただ In my sigh」っていう部分のラップ詞は、韓国語では「I’m living in yours鼻と額の間」っていう詞なんですけれど、そこの表現力が優れていているなと思っています。

テヤン そこ自分で作詞したパートじゃん(笑)。

ヨンビン はい、僕が作りました(笑)。目のことを「鼻と額の間」っていう詩的に表現してみました。つまりは「キミの目の中に僕が住んでる」って意味。とてもラブリーでロマンチックじゃないですか?

「いつもあなたの目の中で僕たちは生きていたい」という想いを込めて

どんなときに、こんなステキな言葉を思いついたんですか?

ヨンビン 僕たちがステージに立っているときって、ファンのみなさんが僕たちのことを見つめているじゃないですか。そんなとき、僕らがファンのみなさんひとりひとりと目を合わせるんです。そのときのうれしそうな顔を思い出して書きました。「いつもあなたの目の中で僕たちは生きていたい」という想いを込めて。それに歌詞の中のMy太陽、My Ladyって、ファンのことなんです。本当にファンに向けてた僕の気持ちを歌詞にしたんだけど、上手く伝わってるかな?

歌詞のお話が出てきましたが、「僕の太陽 ~O Sole Mio~」の歌詞には、テヤンくんの名前が入っていますよね。テヤンって韓国語では“太陽”じゃないですか。自分の名前が曲の中に入っているってどんな気持ちですか?

テヤン 最初に曲を聴いたときは、ビックリしました。しかも“You’re my 太陽”って歌詞の分部が、僕のパートなんです。せっかく自分の名前が入っているパートを担当するので意味あるステージングをしようと思って、そこでは特に情熱的な気持を込めてパフォーマンスしています。

ヨンビン 自分のパートで自分の名前を歌うってどんな気分? 「君は僕のヨンビンだ」ってフレーズがあったら、僕は変な気分になると思うな。

テヤン 気分、悪くはないよ。むしろ、いい(笑)。

ヨンビン でもちょっと、うらやましいなぁ。自分の名前が入ってると、曲の中でも自己アピールできるもん。

ダウォン しかもこのパートがテヤンくんのパートになったのって狙いじゃなくて、偶然なんです。テヤンくんに合うパートに自分の名前が入っているなんて、これはもう、運命だね!

テヤン うん、これはもう、僕の曲ってことだね(笑)。

K-POPではあまりなじみのないラテンだったんです

こういうラテンテイストの曲をSF9が歌うのも初めてですけれど、K-POP全体を見てもすごく珍しい曲調ですよね。

ジュホ そうですね。韓国で「Easy Love」の活動が終わるころ、「次の作品はどうしようか。ほかのアーティストの曲と差別化ができて、今までお見せしたことがないような曲ってどんな曲、どんなテイストなのかな?」って話をしている中でアイディアが出てきたのが、K-POPではあまりなじみのないラテンだったんです。

テヤン 今までになかったコンセプトとジャンルだったので、最初は難しいと感じました。でも、いろいろな研究もして、みんなと一緒にステージに備えてしっかり準備をして臨んだので、うまくできたと思います。SF9のファン以外の方の反応もすごくよくて、うれしかったです。

ロウン 韓国ではこの曲の活動で、ファンが増えたのを実感しました。

ラテンテイストは曲だけじゃなく、衣装やパフォーマンスにも取り入れられているんですね。

ジェユン 「僕の太陽 ~O Sole Mio~」の衣装は闘牛士のマントみたいになっていて、僕たちが“太陽の騎士”というイメージなんです。サビでその衣装を広げる“太陽の翼”、メンバーが上着のすそで道を作ってチャニくんが登場する“騎士の行進”、そしてキメの“フラメンコ”のポーズがパフォーマンスの特徴です。

インソン 衣装も振付もカッコいいので、できるだけ衣装を美しくみせられるよう頑張っています。でもけっこう、この衣装の先端をつかむのが難しくて。ここだけの話、メンバーもよく失敗しちゃうんです(笑)。でも“太陽の騎士”なので、ステージの上では男らしい強烈なイメージが出せるように務めています。

ダウォン インソンさん、身体を鍛えてて、たくましくなったんです! 注目してください。

チャニ そしてもう1つ、この曲のパフォーマンスには大事なポイントがあるんです。それは、セクシーさです。末っ子の僕にはちょっと、難しかったけど、お兄さんたちはすごくセクシーですよね。

家族がいたり、こうやって仲間がいたり。ファンのみなさんももちろんそうだけど、やっぱり何より忘れちゃいけない重要な存在は、スタッフのみなさんだと思います

「僕の太陽 ~O Sole Mio~」では、愛しい女性を輝く太陽に例えています。自分を輝かせてくれる太陽のような存在は誰ですか? あ、でも一番は当然FANTASY(ファン)だと思うので、FANTASY以外でお願いします(笑)。

インソン 僕はメンバーたち。やっぱりメンバーたちの存在は大きいですよ。今はいろいろな学説があるけど、僕が学校で習った太陽系は、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の9つの天体があるもの。僕たち9人が、太陽であるFANTASYを中心として存在している。そしてその9つの星は、それぞれの色を持ってる。そんな感じで。なんといっても、太陽の騎士ですから(笑)。

ジュホ まずは、今までずっと一緒に生きてきた家族。そしてメンバー。メンバーがいるからSF9が存在し、僕たちが存在するので。

チャニ 僕も家族かな。そして自分を挙げたいと思います。自分自身がちゃんとしていられてこそ、自分を輝かかせることができると思うから。常に自分自身が成長し、発展しできるようにしたいです。

フィヨン 僕はお父さんかな。父はいつも、僕に自信を持たせてくれるんです。できないことがあっても「大丈夫。お前はよくやってるよ」って言ってくれるので、その言葉に元気付けられて、また一生懸命頑張れるんです。

ロウン やっぱり家族の力って大きいですよね。メンバーみんなを輝かせてくれているのは、それぞれのご家族だと思います。

ヨンビン 家族がいたり、こうやって仲間がいたり。ファンのみなさんももちろんそうだけど、やっぱり何より忘れちゃいけない重要な存在は、スタッフのみなさんだと思います。僕たちはステージ上でどうやったら良いパフォーマンスができるかだけを考えていればいいのですが、実際にそれをちゃんとしたものに見せるためには、まわりでいろんなスタッフさんが支えてくれているんです。僕たちを輝かせてくれる方たちがいるからできることだと思っています。

ダウォン うん、僕も同じ。とくに今、隣にいるマネージャーさんたち! 毎日、裏ですごく苦労してくださっているから。(マネージャーさんがうれしそうにうなずいています)

ジェユン 僕は、事務所の会長(笑)。僕たちがデビューできて、たくさんの人に愛してもらえているのも事務所があってからこそなので。

テヤン 思っていること、みんな言われちゃった……。早く言わないとダメですね(笑)。でも、僕も同じ。あとは、自分の努力です。努力したぶん輝けるんじゃないかと思います。

僕たちはまだまだ成長できます。もっと頑張って力を出していきたいです

韓国では10月にデビュー1周年を迎えたばかりですが、どんなときにグループの成長を感じましたか。

フィヨン 2016年10月に韓国でデビューしてから、続けざまにリリースを重ねてきました。2017年6月には日本デビューもできて、韓国活動が終わると日本に来て。日本から韓国に戻るとするにカムバックしてって、休みなく活動してきました。ハードな活動をする中で、自然とメンバーの基礎能力が上がってきたんじゃないかな? みんなで一緒に成長できたって感じています。本当に大変な時期があったんですよ……。今ふりかえっても、「みんなどうやって耐え抜いたんだろう」って思う。「Fanfare」でデビューできたって喜んでいたら、すぐに「ROAR」の活動に突入して。アクロバティックの練習をしたり、本当にやることがいっぱいで、夜もあまり寝られなかったりしたけど、それをやり遂げたSF9のみんなは、本当にスゴイ! 僕自身もふくめて、ね(笑)。

テヤン 最近、デビュー当時の映像をよく見ているんです。デビューステージや当時の写真を見ると、本当に初々しいと思います。たった1年前なのに。例えば、同じ曲の同じダンスでも、最近踊っているのを見ると、デビュー当初よりもぜんぜんカッコいい。ステージでもとても余裕がある感じがするし、自分たちも楽しめてる。僕も含め、メンバーみんなが客席にいるみなさんとコミュニケーションが取れているから、ステージをやるとすごく満たされた気持ちになるんです。僕たちはまだまだ成長できます。もっと頑張って力を出していきたいです。

ファンのみなさんとコミュニケーションするのが大事だと思うんです

日本でも6月にメジャーデビューして以降、初めての単独ライブ、そしてフルアルバムのリリースとさまざまな経験をした2017年でした。来るべき2018年の抱負を教えてください。

ヨンビン 2017年はアルバム『Sensational Feeling Nine』で上手く締めくくれそう。2018年により高く飛べるように、しっかり足元を固める作業をして2017年を終えられそうです。2018年は日本でも、もっとたくさんの活動したいと思っています。日本のオリジナル曲も出したいし、ライブもたくさんやりたいし。ファンのみなさんとコミュニケーションするのが大事だと思うんです。それに2018年はグループとしてだけでなく、メンバー全員が個人としても成長していく姿が見せられるんじゃないかな? ジュホくんは曲作りをするし、テヤンくんとチャニくんは振付を考えたりもするので。それぞれが頑張る姿も見ていただけるように頑張りますので、2018年のSF9にも期待してください!

完全生産限定ピクチャーレーベル盤(CD)*各メンバー全9形態

その他のSF9の作品はこちらへ

ライブ情報

FNCファミリーが集うコンサート「2017 FNC KINGDOM IN JAPAN -MIDNIGHT CIRCUS-」開催決定!

幕張メッセ国際展示場
2017年12月16日(土)15:00 開場16:00開演
2017年12月17日(日)15:00 開場16:00開演
FNC KINGDOM 特設サイトhttp://www.fnckingdom.jp/

SF9プレミアムイベント
「SF9 OFFICIAL FANCLUB LAUNCHING PARTY 〜The Beginning of Fantasy World〜」開催決定!

SF9公式ファンクラブ「FANTASY JAPAN」の発足を記念したプレミアムイベント開催決定!
12月24日(日)までにご入会の方全員(参加希望をされた方)、1月19日開催のプレミアムイベントに無料招待いたします!!
場所: ZEPPダイバーシティ東京イベント日程:2018年1月19日(金)
イベント参加申込フォーム
イベント参加申込受付2017年11月01日(水)18:00 〜12月24日(日)23:45まで

SF9

FNC ENTERTAINMENTによる9人組ダンスボーイズグループ”SF9” が遂にベールを脱いだ。ヨンビン、インソン、ジェユン、ダウォン、ロウン、ジュホ、テヤン、フィヨン、チャニの9名で構成された彼らは、デビュー前からFNC独自のトレーニングシステム「NEOZ SCHOOL」を通して様々な分野の実⼒を磨き、韓国テレビ局”Mnet”のリアリティ番組「d.o.b -Dance or Band-」に出演し人気を集めてきた。昨年10月、シングル「Feeling Sensation」を発表し、韓国の音楽シーンに正式デビュー。タイトル曲「Fanfare」は“Trap Hip Hop”と“Electro”が混在したダンサブルなヒップホップトラックで構成され、時流に乗ったサウンドとSF9 の華麗なパフォーマンスが調和を成す。9人のメンバーによって繰り出す完璧な群舞は彼らのデビューを⻑い間待っていたファンを⼗分に満⾜させ、今年2月には韓国1st ミニアルバム「Burning Sensation」をリリースし、彼らの世界観をさらにパワーアップさせたパフォーマンスで多くのファンを魅了させた。
2017年6月7日、ワーナーミュージック・ジャパンより「Fanfare -Japanese ver.-」にて日本メジャーデビューを果たす。オリコンWeeklyシングルチャート6位を記録!さらに8月2日にセカンドシングル「Easy Love –Japanese ver.-」をリリース、オリコンWeeklyシングルチャート5位を記録。

オフィシャルサイトhttp://sf9-official.jp