『ゼルダBotW』をもっと楽しむチョイ足し遊び  vol. 7

Review

『ゼルダBotW』マスターバイク零式で駆けるハイラルの新たな姿

『ゼルダBotW』マスターバイク零式で駆けるハイラルの新たな姿

マスターバイク零式でできること 

ハイラルの大地においてこのバイクという乗り物は、いったいどのようなことができるのでしょうか。

まずバイクに乗る方法ですが、バクダンやウツシエと同様にシーカーストーンの一機能として登録されるため、呼び出しに場所以外の制限はありません。屋内や一部の土地を除き、さまざまな場所ですぐに乗ることができます。操縦はAボタンがアクセル、Bボタンがブレーキ、さらにLボタンでジャンプすることも可能です。

▲バイクはいつでも呼び出し可能。溝にハマって動けなくなった場合なども、すぐ隣に再召喚することで脱出させることが可能です

常用できる乗り物としては、これまでにも馬が存在しており、所有馬として登録しておくことで馬宿に預けたり、連れていったりすることが可能でした。さらに今回の追加コンテンツで追加された“古代のくら”を装備させれば、遠く離れた場所にいても自由に呼び出せるようになり、その利便性はますます高くなっています。

そんな馬と比較した場合、バイクを利用するもっとも大きなメリットは、悪路の走破性です。馬が嫌がって走らないような起伏だらけの道も、バイクはどんどん走っていくことができます。さらに通常走行では引っかかってしまうような段差も、小さいものならジャンプやウィリー走行を駆使して乗り越えていくことが可能です。

▲左ステックを進行方向と逆に入れるとウィリー走行が可能。ちょっとした段差を乗り越えるときに役立ちます

さらに古代素材で作られたバイクは非常に堅牢性が高く、敵の攻撃が当たってもダメージを受けないこともメリットのひとつ。馬の場合は一定のダメージを受けると死んでしまいますが、バイクには耐久度という概念自体が存在しないため、緊急時には敵の矢やビームを防ぐ盾として使用することも可能です。

逆に馬と比較したときにデメリットとなるのが、燃料の補給が必要な点です。バイクには燃料ゲージが搭載されており、燃料が切れてしまうと動かなくなります。燃費はタンクが満タンの状態から道なりに走り、マップを半分以上横断できる程度。この燃費の評価は分かれるところですが、エサをあげなくてもどこまでも走り続ける馬と比べると、手間のかかる要素ではあります。

▲燃料は薪やリンゴなど、適当な余っている素材で問題なし。『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』に出てきた、未来チューンタイプのデロリアンのように、なんでも燃料にしてしまいます

また、これはメリットとしても挙げた点なのですが、どこでも走れてしまう、というのは欠点にもなり得ます。自分の意志で自由に走ることのできるバイクは、逆に言えばブレーキを踏まないと止まることができません。一瞬の判断ミスが崖からの転落につながる危険もはらんでいます。

ただ、バイクは衝撃吸収性能が高く、リンク単独で落ちたときよりも落下ダメージは軽減されます。さらに落ちると死んでしまう馬と異なり、バイクは乗り捨てが可能。落下ダメージを軽減しきれないほどの高所から落ちたら、すぐパラセールを開いて脱出し、元の道に復帰してからバイクを呼び出せば、ふたたび何事もなく走り始めることができます。

▲バイクだけが崖下に落ちたとしても、シーカーストーンを使ってすぐに呼び出しが可能。躊躇なく乗り捨ててしまいましょう

このようにさまざまなメリット・デメリットが存在していますが、やはり馬とは異なるマシンらしい操作感覚こそが最大の魅力。デメリットを踏まえたうえでなおそこに愛着を持てるのであれば、バイクはハイラルの道なき道を走るヘビーデューティーな趣味の乗り物として、リンクの頼もしい相棒となってくれることでしょう。

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