Interview

5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!R」で活躍するDearDream、「ひとつの集大成」と語る1stライブツアーへの想い

5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!R」で活躍するDearDream、「ひとつの集大成」と語る1stライブツアーへの想い

アニメ2ndシーズンの『ドリフェス!R』も大好評のまま幕を閉じ、ますますキャラクターとのシンクロ率を高めたDearDream。年明け1月には初のライブツアーを目前に控えた彼らに、2017年に感じた自身の成長と2018年への意気込みを語ってもらった。

取材・文 / 野本和義 撮影 / 冨田望


「僕らの勝負だった」。『ドリフェス!R』2ndシーズンは、メンバーとの信頼関係やグループとしての成長も表現

『ドリフェス!R』2ndシーズンのTV放送もクライマックスを迎えましたが、どんな気持ちで取り組んでいましたか?

石原壮馬(as:天宮奏) 1stシーズンで初めてアニメのアフレコを1クール丸々やらせてもらって、やってみて実際に難しかったところとか、オンエアを見て「全然ダメだな」って思うところもいろいろあって。今回の2ndシーズンのアフレコまで1年くらい時間があったんですけど、その間もアプリの収録はずっと続いていたので、苦戦した部分を改めて意識しながら毎週取り組んできました。いろいろとアドバイスを貰ったり、完璧とまではいかないまでも、確実に1stシーズンのときから成長したところを見せないといけないなと意識していました。もっとキャラクターが活き活きして見えるような芝居ができるように考えて、2ndシーズンに臨みました。

溝口琢矢(as:及川慎) ファンの皆さんの目に見える形での成長はもちろん、自分の中で成長したという部分を、どれだけ詰め込めるかっていうことが肝心だと実感しながら望んだ2ndシーズンのアフレコでした。なかなか思うようにいかないこともありましたけど、同時に新しい発見も本当にたくさんあって。2ndシーズンにはたくさんの大御所の方々が参加してくださったので、「盗めるものはどんどん盗んでいかなきゃな」と思いながらアフレコに臨んでいたことを今でもはっきりと覚えています。

富田健太郎(as:佐々木純哉) 1stシーズンはアニメのアフレコ自体も初めてだったので、自分の中で悔しく感じた部分もたくさんあって。2ndシーズンのアフレコまでの間に1stシーズンを改めて見直したんですけど、アフレコのときにもっと表現豊かに演じていれば、もっと佐々木純哉というキャラクターを活かすことができたなってすごく感じたんです。例えば、1stシーズンのときは台本に書かれたことをそのまま言っている感じでどこか固かったのかなぁって。今回、本当に豪華な声優さんと共演することができたので、先輩たちの背中を見ながら「先輩はこういうときはこういう風に声を出してたんだ」と学習する機会がたくさんありました。1stシーズンはDearDream結成前の話だったけど、2ndシーズンは結成後の話だったので、メンバーとの信頼関係やグループとしての成長もしっかり表現できたらなという思いでアフレコしていました。

太田将熙(片桐いつき) 僕も1stシーズンは未経験のことばっかりで、客観的に見てヘタクソだったなって。2ndシーズンということで今回は初めて声優をやるわけではないですし、「役者が声優やってるから」というふうに見られないように、ちゃんと声優としてアニメの中で戦わなきゃいけないと思っていました。今回参加してくださった声優さんの姿を見て、「声優業って本当におもしろいな」って純粋に感じることが多かったです。マンガを読んでいるときに、自分の中で無意識にキャラクターの声を作ってるときってあるじゃないですか? それと同じように、先輩が声入れすると「あっ、これだ」ってピッタリはまった感じがするんですよね。

正木郁(as:沢村千弦) 1stシーズンを通じて、たくさんの方が僕たちのことを知ってくれたり、好きになってくれたことは本当にうれしかったんですけど……。それ以上に、「本業が声優さんじゃないからしょうがないよね」みたいな評価もあったことがすごく悔しくて。ファンになってくれた方の期待を裏切りたくないし、ライブや3次元での活動だけじゃなくて“アニメのほうもすごいね”って言ってもらえるようなものにしたいなって思っていました。2ndシーズンになって、いろいろな声優さんが出演してくれるようになったことですごく勉強になった一方で、千弦のキャラが薄くならないようにしなきゃという想いも心のどこかにありました。2ndシーズンは、僕らの中で勝負だったと思います。

実際にアフレコを終えてみて、具体的にパワーアップしたと実感できた部分はどんなところですか?

富田 1stシーズンのとき、感情のボルテージが上がると滑舌が悪くなったり早口になりすぎてしまって、ぜんぜんアニメのセリフの尺に合わなったことがあるんです。2ndシーズンの8話(『DearDreamファンミーティング!!!!!』)と11話(『ALL FOR TOMORROW!!!!!!!』)に純哉が奏たちをまくし立てるシーンがあるんですけど、以前よりも感情をしっかり入れながら自分の中でコントロールすることができるようになったと思いました。

石原 同じ8話の後半に、イベントの終盤に奏が1人でお客さんに向かって話すシーンがあるんですが、2ndシーズンのほうがよりリアルに演じられたと思います。2ndシーズンまでの間にライブやお客さんと交流するイベントをいっぱいやらせてもらったので、その場に立っていたら実際に思うであろう気持ちとかしゃべり方みたいな部分がすごくイメージしやすくて。現実でやったことがアニメの中に出てきたので感情移入しやすかったですし、すごく楽しかったです。

正木 千弦はあまり怒らない性格の子なんですけど、2ndシーズンの6話(『ふたりは強敵!!』)でいつきに対して本気ですねるように怒るシーンがありました。今までに無い演技だったんですけど、千弦ワールドの雰囲気を崩さずに普段の千弦には無い感情を出さなきゃいけないのが難しくて。なんとか自分の中にあるその感情を探し出して演じてみたんですが、放送のあとにファンの方から「良かったよ」という感想のお手紙を頂くことができました。まだまだな部分もあるとは思うんですけど、1つ階段を登ることができたと思います。

太田 1stシーズンの1回目のアフレコを聞いたとき、やはり思ったようにはいかなくて、すごく固かったんですよ。「これが成長したな」とか自分自身ではあまりわからないんですけど、意識しながら2ndシーズンに臨んでいただけあって、以前よりもいつきの人間らしさを出せたんじゃないかなと思います。

溝口 僕は5人のキャラクターの関係性が豊かになってる部分が、以前との違いになったと思います。1話(『本当のアイドル!!!!!』)にMVの撮影をしているシーンが出てくるんですけど、みんなで冗談を言い合ったりカメラに笑顔を向けたりするのを客観的に見て、とても和みました。

2ndシーズンまで演じてきたことで、キャラクターの新たな一面が見えた部分もありますか?

溝口 1stシーズンまでは「及川慎だったらこういうことはしないだろうな」という考え方をしていたんですけど、今は「慎でもこういうことするんだ」という考え方になりました。普通に考えれば当たり前のことだったんですけど、自分の中で狭く考えすぎていた部分があったんだと思います。アプリのアフレコでも、これまでに無い言い回しが出てきても「あっ、こういう言い回しもするんだ」と捉えるようになって。例えば、これまでの慎が言わなかったような「まぶたに目を書けばいい」っていうシュールなギャグとか。ツッコミずらいなぁっていうのは、自分と似てるなと思いました(笑)。以前よりも、最近の方が新鮮に感じることが増えたと思います。

石原 たしかに、慎は2ndシーズンに入ってからすごいオープンになった感じがありますね。まぁ、1stシーズンの途中からもそうだったんですけど、最初はわりと周りの人と群れるのが好きじゃないタイプだったから……。

溝口 その節はご迷惑をお掛けしました。

全員 爆笑