Interview

FLOW×GRANRODEO 約3年ぶりの共演、7人での共同制作。以外な場所でミーティングされた作品のコンセプトや聴きどころとは

FLOW×GRANRODEO 約3年ぶりの共演、7人での共同制作。以外な場所でミーティングされた作品のコンセプトや聴きどころとは

FLOW×GRANRODEOによるコラボレーションシングル「Howling」が到着!
2014年にTVアニメ「七つの大罪」のエンディングテーマ「7-seven-」で初コラボを果たしたFLOWとGRANRODEO。約3年ぶりの共演となるこの曲は、2018年1月にスタートしたTVアニメ「七つの大罪」の新シリーズ「七つの大罪 戒めの復活」のオープニングテーマとして大きな注目を集めている。FLOWの5人、GRANRODEOの2人、合計7人が共同で制作したという本作、そして、大阪・BIGCAT(1月23日)、東京・Zepp DiverCity TOKYO(1月24日)、台湾・Legacy Taipei(3月10日、11日)で開催される1st LIVE TOURについて語ってもらった。

取材・文 / 森朋之

恋文を送り合って、はぐくんだ愛の結晶が「Howling」です(笑)

FLOW×GRANRODEOによる第2弾シングル「Howling」がリリースされます。前回の「7-seven-」が2014年なので、約3年ぶりのコラボとなりますね。

TAKE(FLOW/G) はい。イベントなどで顔を合わせることも多かったので、久しぶりという感じではないんですけどね。GRANRODEOさんとお会いするたびに「次はいつ一緒にやらせてもらえますか?」という話をして…。

KEIGO(FLOW/Vo) ウソです(笑)。

TAKE (笑)でも「また一緒にやりたい」という気持ちはありましたよ。前回「7-seven-」でご一緒させてもらって、レコーディング、ライブ、プロモーションを含めて非常に楽しかった記憶があったので。

KISHOW(GRANRODEO/Vo) 全部が新鮮だったんですよね。歌詞を分割して書いたり、ふたつのバンドがくっついて曲を作るのも初めてだったから。FLOWのことはずっとテレビで観てたから、最初は「わ、本物だ!」みたいなところから始まって(笑)。

KEIGO いやいや(笑)。

KISHOW その後もイベントで毎年のように歌わせてもらってたから、確かに久しぶりな感じはしないんですよ。またこうやって一緒にやれるのも嬉しいし…。FLOWもGRANRODEOも集英社のイメージがあるけど、一緒にやると講談社になるっていう。

TAKE ハハハハハ!

KOHSHI ホントだ!

KISHOW “NARUTO”と“黒子のバスケ”が合わさると“七つの大罪”になるんですね(笑)。前回はエンディングテーマ、今回はオープニングテーマということで、両方やれて良かったです。

結果的に一人では作れない曲になったし、また新しいものが出来たなって

TAKE はい。前回やれなかったことを形にしたかったんですよね。「7-seven-」は自分が作曲させてもらったんですけど、今回はe-ZUKAさんにも参加してもらいたくて。

e-ZUKA(GRANRODEO/G) 最初のパートをTAKEちゃんが作って、僕が続きを作って、また返してという感じですね。

TAKE それを受けて僕がサビを作って、さらにやりとりしながらリアレンジして。コンポーザー同士だからこそ出来ることだと思うんですよね、それは。恋文を送り合って、はぐくんだ愛の結晶が「Howling」です(笑)。

e-ZUKA そのやり方を提案されたときは「上手くいかないかもな」と思ったんです、正直言って。TAKEちゃんも、ホントは俺のこと好きじゃないかもしれないし。

TAKE いやいや(笑)。

e-ZUKA (笑)でも、実際にやってみたらおもしろかったんですよ。結果的に一人では作れない曲になったし、また新しいものが出来たなって。お互いの手の内を見せ合う感じも新鮮だったしね。

TAKE 丸裸ですよ(笑)。仮歌で入っていたe-ZUKAさんの歌がすごく良かったのも印象的でしたね。GRANRODEOのファンのみなさんに対して後ろめたさもあり、優越感もあり。

GOT’S(FLOW/Ba) コード進行にしてもギターのリフにしても、FLOWとはやっぱり違いますからね。そこは演奏していても新鮮でした。

IWASAKI(FLOW/Dr) FLOWの曲はTAKE、GRANRODEOの曲はe-ZUKAさんが作っていて、ふだんは丸く収まっていると思うんです。でも、ふたりで作ると歪な部分だったり、飛び出しちゃうところが出て来る。それがFLOW×GRANRODEOの世界につながっているし、聴いている人にとっては耳に残るところだと思うんですよね。

3人3様の言葉づかい、歌詞のハメ方があるから、すごくおもしろかったです。

歌詞はKISHOWさん、KEIGOさん、KOHSHIさんの共作。

KEIGO しりとりみたいな感じだったんですよ(笑)。まず3人で集まって、「七つの大罪」の原作の内容や歌詞のコンセプトを話して。それがスタートですね。

KISHOW 焼肉屋でね。

KEIGO そうですね(笑)。僕は前回の「7-seven-」の歌詞に参加してなくて、KISHOWさんとKOHSHIの共作なんです。作曲もそうですけど、今回は“全員でやる”というのがテーマだったので。3人3様の言葉づかい、歌詞のハメ方があるから、すごくおもしろかったです。いい意味で3人ともバラバラだし、自分で歌うパートを自分で歌うわけでもないので。

「自分だったらこういう譜割りにはしないな」というフレーズを歌ったり?

KOHSHI そうですね。ふだんはやらないけど、今回はKEIGOの歌詞に物言いを付けたりもしたんです。「ここは母音を“イ”じゃなくて“エ”にしてほしい」「あと1文字足してほしい」とか、すごく細かいことなんですけど。いちばん良かったのは、前回はガラケーだったKISHOWさんがLINEを始めたことですね(笑)。やり取りがスムーズになりました。

KISHOW LINEって、4年前からあった?

KOHSHI もっと前からありますよ(笑)。

KISHOW (笑)さっきKEIGOくんが言ったように、作詞に関わる人が2人から3人になって、全体のカラーが増えた感じはありましたね。幅が広がったところもあるだろうし、自分以外の人が書いた歌詞を歌うことは“FLOW×GRANRODEO”以外ではやったことないので、やっぱり新鮮でした。

FLOW×GRANRODEOはツインギターも大きなポイントだし、聴きどころでもあると思っていて。

カップリング曲の「GLOW」はヘビィメタル的な要素が色濃く反映されたナンバー。スピード感もすごくあって、スリリングな楽曲に仕上がってますよね。

TAKE FLOW×GRANRODEOはツインギターも大きなポイントだし、聴きどころでもあると思っていて。そうなるとX JAPANのテイストが入ってきちゃうんですよ(笑)。

KEIGO そうなんだ?(笑)

TAKE ギターソロのフレーズはe-ZUKAさんが考えてくれたんですけど、とにかく難しくて。死ぬほど練習してレコーディングに臨んだんですが、弾けてないですね(笑)。

e-ZUKA じゃあ、あれは誰が弾いてるんだろう(笑)。TAKEちゃんが「ソロはツインリードにしたい」というから、ずっとハモってるんですよ。しかもめちゃくちゃ長い(笑)。

TAKE いいですよね、ハモリのギターソロ。「カラオケでヒマになるから、ギターソロはカット」みたいな話もあるけど、こういうソロはやっぱり楽しいです。

e-ZUKA 俺はソロよりもバッキングのギターのほうが難しかった。コードを普通に刻んでいるように見えて、(小節の)頭が休符になってたりするんだよ。「FLOWはこういうのが得意なんだな」ってわかった(笑)。

IWASAKI こういうタイプの音楽は通ってはきてるけど、しばらくやってなかったし、楽しかったですね。

(笑)FLOWはすごく勤勉で、仕事が速いんですよ。リリースの半年前に曲が上がってるなって、GRANRODEOではありえないから

ボーカル3人に絡み方も刺激的でした。

KOHSHI ライブみたいな雰囲気のレコーディングだったんですよ。

KEIGO うん。歌割りが当日まで決まってなくて。

KOHSHI 全部歌えるように準備はしてるけど、レコーディング当日になるまでどこを歌うかわからないっていう。…KISHOWさんの歌詞が上がってなかったんです。

KISHOW ついにそれを言ったか!

全員 ハハハハハ!

KISHOW (笑)FLOWはすごく勤勉で、仕事が速いんですよ。リリースの半年前に曲が上がってるなって、GRANRODEOではありえないから。

e-ZUKA そうだね(笑)。

KISHOW KOHSHIくんも、KEIGOくんもすぐに歌詞を仕上げて、僕にプレッシャーをかけてくるんです。「まだっすか?」みたいな。

KOHSHI そんなことしてないです(笑)。

KISHOW そのうちにこちら側のスタッフも「FLOWさんが海外に行くので、そろそろ歌詞を書いてください」って(笑)。

KOHSHI 書き出すとめちゃくちゃ速いんですよ。

KISHOW そこはe-ZUKAさんに鍛えられてるから。GRANRODEOの制作って、たとえば1カ月あるとしたら、28日くらい作曲で、残りの2〜3日が作詞なんです(笑)。だから、取り掛かると速いんですよ。

KEIGO ふだんのFLOWのレコーディングとはまったく違う雰囲気だったから、楽しかったし、緊張感もありましたね。

KISHOW その感じを味わってほしかったんですよ。レコーディングも躍動感があったし……いや、ホントすいませんでした(笑)。

台湾はFLOW、GRANRODEO、FLOW×GRANRODEOの3マンライブなんですよ

そしてFLOW×GRANRODEOの1st LIVE TOURも開催されます。1月23日が大阪、1月24日が東京、さらに3月には台湾での公演が決まっています。記念すべき初ワンマンですが、どんなライブになりそうですか?

TAKE FLOW×GRARODEOの曲は前作シングルやカップリングも合わせて全部で4曲なので、曲数を増やすためにFLOW、GRANRODEOの曲をいくつか選んで、それを7人でやろうと思ってます。

KISHOW 初めてのワンマンだし、いいライブにしたいですね。ただ、ひとつ気になってることがあって。「FLOWの単独ライブなら行きたいけど…」

TAKE 「GRANRODEOの単独ライブなら行きたいけど…」

KISHOW 「2組一緒のライブはいいか」っていう人が意外と多いんじゃないかっていう(笑)。

そんなことありません(笑)。すごく貴重なライブですよね。しかも台湾公演もあるっていう。

e-ZUKA 台湾はFLOW、GRANRODEO、FLOW×GRANRODEOの3マンライブなんですよ。

KOHSHI GRANRODEOさんにとっては初めての海外公演ですからね。

GOT’S うん。以前、台湾でライブをやったときにお客さんに「今度はGRANRODEOと一緒に来てください」と言われたことがあって。それがようやく実現します。

KISHOWさんは飛行機が苦手なことで知られてますが、ついに初海外ですね。

KISHOW そう、プライベートを含めても初めての海外なので。FLOWは世界中、どこにいってもホームでしょ? 地球がホームって、すごいよね。

TAKE (笑)貴重な公演になると思うので、僕達もすごく楽しみですね!

その他のFLOW×GRANRODEOの作品はこちらへ

ライブ情報

FLOW×GRANRODEO 1st LIVE TOUR ”Howling” in Taiwan

2018年3月10日(土)  台湾:台北・Legacy Taipei OPEN18:00 / START19:00
2018年3月11日(日) 台湾:台北・Legacy Taipei OPEN17:00 / START18:00

*詳細はオフィシャルサイトへ

FLOW×GRANRODEO

5人組ロックバンドFLOWと、KISHOW&e-ZUKAによるユニットGRANRODEOがタッグを組み、2014年にシングル「7-seven-」をリリースし奇跡のスペシャル・コラボレーションユニットとして話題をさらったFLOW×GRANRODEO(フロウグランロデオ)。
2018年1月24日、シングル「Howling」にて3年ぶり再始動!
「Howling」は<TVアニメ「七つの大罪 戒めの復活」>オープニングテーマ(2018年1月よりMBS/TBS系列放送スタート)に決定しており、シングルリリースに伴う、東京・大阪・台湾にて初の1st LIVE TOURの開催、2018年3月には台湾公演も決定している。

オフィシャルサイトhttp://www.flow-granrodeo.com