Interview

須賀健太×小関裕太×山本涼介、映画『ちょっとまて野球部!』撮影裏話を大公開!「男って基本、ずっとワチャワチャしてる生き物」

須賀健太×小関裕太×山本涼介、映画『ちょっとまて野球部!』撮影裏話を大公開!「男って基本、ずっとワチャワチャしてる生き物」

見ている方が、今どきこんな映画作って大丈夫? と心配になってしまうほど、ゆるーい。けれど、そのユルさがなんともいえず心地よく、見れば見るほどジワジワとハマってしまう。『ちょっとまて野球部!』は、そんな不思議な魅力をもつ映画だ。主役となる野球部の3バカ男子を演じるのは、『ALWAYS 三丁目の夕日』をはじめ、近年ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」で主役を張る須賀健太、ドラマ『奥様は、取り扱い注意』や映画『覆面ノイズ』で人気急上昇中の小関裕太、『仮面ライダーゴースト』で注目を集めた山本涼介。それぞれ個性は違うが、だからこそ絶妙なバランスでほっこり愉快な日常を繰り広げるスクリーンの中の三人まんま、現実の三人も「これぞ男子!」なワチャワチャしたじゃれあいが何とも微笑ましく…。映画のムードをそのまま体感できる、楽しい取材となった。

取材・文 / 井口啓子 撮影 / 増永彩子

「俳優としてではなく、学生時代に友達として出会った」。“絶対的な信頼感”があったからこそ出せた空気感。

『ちょっとまて野球部!』は野球部を舞台にした作品ではあるのですが、いわゆるスポーツものとも違って、事件らしきものは何も起こらないんですけど、それがまた心地よくて。三人がじゃれあってる姿に女子的にキュンとしてしまいました。

須賀 わはは、ありがとうございます。

小関 本当に、ありえないほどゆるい映画ですよね。

お三方はもともとお知り合いだったと聞きました。

須賀 高校の先輩で…

小関山本 後輩です。

え!? それはギャグで…?

山本 いや、本当です!

須賀 なんでココでギャグを言うんですか(笑)

小関 すごいボケだよね。

須賀 僕らそんなにウソツキではないです。

そうか、失礼しました(笑)。じゃあ、まさに映画の中の三人のような高校生活を?

須賀 そうですね。小関と山本は同級生だし。

小関 一緒に授業受けてましたね。あと、ホームルームは須賀くんも一緒でした。

映画の中の三人の絶妙なボケツッコミとか、ベタベタしてないのに親密この上ない空気感はどうやって生まれたんだろう…と思っていたんですが、その下地は御三方の高校時代にすでにあったんですね。

小関 監督も(キャスティングを)狙われたわけではなく、たまたまだったみたいですが、朝早くに集合して一緒にロケバスに乗って、陽が昇ってきて…という時間を共有するのは、僕ら自身も不思議でした。今日もこういうふうに一緒に取材を受けるのは、すごく不思議な感じですね。

須賀 入り口が仕事じゃなかったから。俳優としてではなく、学生時代に普通に友達として出会ったからね。

小関 そういう特別な時間を共有していたっていうのは、仕事をする上でもやりやすかったですね。今回6日間という、すごい短期間での撮影だったんです。役者同士、事前に顔あわせをして探ってみるみたいな時間が取れなかったんですけど、その必要もなかったぐらい。

それは監督もさぞ心強かったでしょうね。日常コメディということで、皆さん自然体で演じてらっしゃるように見えますが…。

小関 いや、でも演じる役はやっぱり自分とは違うんで、素のまま映っていたわけではなくて。普段からの絶対的な信頼感の上でお芝居していたという感じでした。

須賀 (ニヤニヤしながら)裕太くん、やっと真面目に取材に取り組み始めたね。オレも本当に嬉しいよ!

小関 やめてよ、もうー(笑)。

須賀 いや、今日のど痛いって言ってるのに俺にばっかり突っ込ませるから(笑)。(取材時、絶賛『髑髏城の七人』出演中)

そのやりとり、映画の中の二人のまんま! 今回はアドリブも多かったそうですが…。

須賀 多かったですねー。特に僕はほぼアドリブで…。

小関 台詞も全部消してね。

須賀 いや、そこまではだけど(笑)。でも1シーンに何個かはアドリブを入れてました。

山本 監督も自由にやっていいよって、すごく委ねて下さったよね。

須賀 あと、僕が演じた広揮はキャラクター的にも、周りをかきまわすタイプのヤツだったので。

小関 見事にかきまわしてましたね。

お二人はそんな須賀さんに対しても慌てることはなく?

山本 基本、小関が返してくれるんで(笑)

須賀 でも、オレのアドリブに普通に笑っちゃっても、それはそれでオッケーみたいな空気はあったよね。

小関 うん、すごい笑っちゃってた。決して内内の笑いではなく、ちゃんとお客さんが見ててもわかる笑いだからこそ、笑っちゃえ!って。

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