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『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』東方のローグライクゲームが面白すぎて止まらない理由

『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』東方のローグライクゲームが面白すぎて止まらない理由

東方とローグライクゲームが出会った! 

さて、いまでもローグライクゲームはいろいろな新作がリリースされているが、東方Projectの二次創作ゲームとしてもローグライクゲームが登場した。東方Projectとは、同人サークル”上海アリス幻樂団”による弾幕シューティングゲームを中心とした一連のシリーズを差す。1996年から展開されており、その音楽や二次創作の本やゲームが多数登場し、その広がりは商業ベースにもなっている。

『不思議の幻想郷』はそんな東方Projectのひとつとして、東方ローグライクゲームとして誕生した。オリジナルとなる最初の同人ゲーム版は2009年に登場。以降シリーズを重ね、家庭用として2015年にPlayStation® Vita版『不思議の幻想郷 -THE TOWER OF DESIRE-』が発売され、ちょうど一周年に近い時点でPlayStation® Vita版とPlayStation®4版の今までの要素を全部入れて昨年末にNintendo Switch™版がリリースされた。

▲元は同人ゲームとして登場。家庭用はPlayStation® Vita版、PlayStation®4版を経て、2017年12月にNintendo Switch™版が発売された

東方Projectを題材としたゲームなので、登場キャラクタ―はもちろん東方キャラだし、展開されるシナリオももちろん東方である。それを知らないと楽しめないかというとそんなことはなく、知っていればさらに楽しめる作りではあるが、ゲームを楽しむぶんにはあまり気にならないだろう。むしろ、「キャラがかわいい!」とか「ローグライクゲームとかやったことないし」とか、そういう人にこそ遊んでほしい一作と言ったほうがいい。

それはなぜか。本作は何と言っても遊びやすい。ローグライクゲームは一歩間違えただけで即死、最初からやり直し……なんてシビアなゲーム性が売りなものが多いが、このゲームはかなりハードルを下げたシステムになっている。

そのいちばんのポイントは、やられたときに失うものが所持金だけ、という点だ。一般的なローグライクゲームはやられるとアイテムをごっそり失うのだが、本作のメインダンジョンはお金だけとなっている。経験値はリセットされてレベル1からのスタートとなるが、アイテムは原則そのままなので、遊べば遊ぶほど先に進みやすくなっていく。

▲ゲームのリザルト画面。スコアとともにターン数やプレイ時間、何階で誰によって倒されたのかが表示される

さらに、本作ではアイテム合成の要素が加わっている。これにより、武器を強化していく楽しさが加わった。これまでのローグライクゲームだと、基本道中で拾うしかなく、そこは運でもあった。その運こそが面白みでもあったのだが、本作はそこを合成・強化できることになり、イマドキのゲーム要素も加わったスタイルになっている。

▲みんな大好きアイテム合成。武具を強化していくのが楽しい人にはたまらない!

もうちょっと歯ごたえがあるモードで遊びたくなったら、アイテム持ち込み不可のダンジョンもある。華扇道場の“仙人の試練”はアイテム持ち込み不可のダンジョンをひとつずつクリアしていくようになっており、なかなかに難しい。

▲このダンジョンは“アイテム持ち込み不可”なので最初は武器など一切持っていない。すべて現地調達だ

あと忘れちゃいけないのが、東方=弾幕だ。本作をはじめ、ローグライクゲームの戦闘は敵と隣同士になったときに発生する。一般的なローグライクゲームの場合、プレイヤーキャラから離れた場所にいる敵を攻撃する場合は“矢”などの遠距離向け武器を使う。本作では“弾幕”が用意されており、封魔針(貫通)、妖怪バスター(3方向)といった攻撃が用意されている。

▲貫通する封魔針を撃ったところ。同じ列にいる敵にダメージを与えることができる

また、本作はテキストが豊富だ。シナリオをじっくり堪能するだけでもかなりのボリュームなのだが、メニューにある“縁起外伝”の各種図鑑に書かれたテキストもぜひじっくりと読んでみてほしい。妖魔、人物はもちろん、罠や地形まで細かく記されている。ちょっとしたヒントも書いてあるかも!?

▲こうした細かいフレーバーテキストの作り込みも本作をより深く楽しめるものにしている

というわけで総括すると、『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』はローグライクゲーム初心者にはピッタリ。東方Projectファンにもピッタリ。ちょっとコツを掴んできたあたりがとくに楽しくて、止めどきがホントに難しい。ダンジョンに潜っていると1時間くらい平気で経過してて、「もっとああすればよかったかな……もう1回!」なんてやってたら、あっという間に夜中だったりする。時間ドロボーゲームなだけに、いつでもどこでもNintendo Switch™で遊べるのは嬉しい。

キャラクターもいっぱい出てきたりパートナーシステムがあったり、ローグライクゲームとしても『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』としてもまだ説明すべき点は多いのだが、それは実際にゲームをプレイして体験してほしい。

さて、今日も寝るまえに1回くらい潜っておくか……!


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■タイトル:不思議の幻想郷TOD -RELOADED-
■メーカー :Sony Music Entertainment (Japan) Inc. / UNTIES (アンティーズ)
■対応ハード:Nintendo Switch™
■ジャンル :ダンジョン探索RPG
■配信日:配信中(2017年12月28日)
■価格:4,860円(税込) /『拡張コンテンツ「-ELEGANCE-」』4,104円(税込)/ 『追加DLC「比那名居天子」』486円(税込)


『不思議の幻想郷TOD -RELOADED-』オフィシャルサイト
https://www.aquastyle.org/fushigentod_r/

©上海アリス幻樂団 ©2017 AQUA STYLE  Published by Sony Music Entertainment(Japan)Inc.

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