Interview

声優・竹達彩奈が語った、『だがしかし2』OPテーマと大好きすぎる“ベスト駄菓子”。「子供の頃は梅ジャムをひたすら吸ってました」

声優・竹達彩奈が語った、『だがしかし2』OPテーマと大好きすぎる“ベスト駄菓子”。「子供の頃は梅ジャムをひたすら吸ってました」

TVアニメ『けいおん!』中野 梓役で一躍脚光を浴び、2012年にはソロアーティストとしてもデビューを果たした声優・竹達彩奈。この冬も声優として数々の人気アニメに出演しつつ、1月31日にはニュー・シングル「OH MY シュガーフィーリング!!」をリリースする。今回はシングル収録曲2曲についてはもちろん、OPテーマとなっている、自らも枝垂ほたる役で出演するTVアニメ『だがしかし2』にちなんだ彼女の駄菓子の思い出まで、幅広い話題について語ってもらった。

取材・文 / 須永兼次 撮影 / 小賀康子


家のそばにあった、おばあちゃんのやってる駄菓子屋が大好きでした

新曲について伺う前に、『だがしかし2』にまつわるお話として、竹達さんの“アガる駄菓子”について教えていただきたいのですが。

竹達彩奈 私もう、ホントに駄菓子が大好きで。子供の頃は自宅から1分ぐらいのところに、ホント昔ながらのおばあちゃんがやってる“ザ・駄菓子屋さん”っていう感じのお店があったんですよ。そこで毎日のように駄菓子を買っていたので、どれかひとつというとちょっと選べないぐらいです……!

たとえば、「100円持ってたらこれ買う!」みたいなものはありますか?

竹達 お小遣いをもらってホクホクなときは絶対に「ブタメン」を買ってましたし、お金がないときも友達と一緒に半分ずつ出して、ふたりで半分こしたりしてましたね。当時60円とか70円したと思うので、子供からするとちょっと高いんですよね。食べすぎて怒られたのは「梅ジャム」です。梅ジャムだけをひたすら吸ってて……。

おせんべいとかもなく?

竹達 はい。それだけです。そしたら3つ目あたりを食べ始めたときに、さすがに母に怒られました(笑)。あと、「ポテコ」っていう1個50円ぐらいのリング状のスナック菓子があって、それを全部の指にはめて……。

それ、わかります!(笑)

竹達 で、「リングー!」って言って、指にはめたまま食べたり(笑)。……話し出すと、止まらないんですよ。お店にもあまりにもいすぎて、おばあちゃんもとってもかわいがってくれて、おまけにきなこ棒とかを「持ってきな」って、くれたりもしたので……駄菓子屋さん、大好きでしたね。

アップテンポな曲だけど、「みんなどう盛り上がるんだろう?」と不思議でもあります

そして、『だがしかし2』のOPに起用されているのが、今回リリースされる「OH MY シュガーフィーリング!!」です。竹達さんにとって記念すべき10枚目のシングルとなりますね。

竹達 10枚目って聞いたときには「あ、10枚も出せてたんだ」っていう驚きがありました。毎回毎回一生懸命作っていたので、今まで枚数を意識したことってなかったんですよ。だからその数字を見たときの率直な気持ちは、「あっ……たくさんCD出してたんだな」っていう感じだったんです(笑)。

楽曲を最初に聴かれたときには、どんな印象を持たれましたか?

竹達 すごくしっちゃかめっちゃかな曲だなぁって思いました。今回の新曲はコンペで決めさせていただいたんですが、特に同じフレーズをぐるぐるぐるぐる何度も再生させるというか、くり返し同じメロディが流れるっていうのが新鮮で印象的でしたし、それも個性的で『だがしかし2』のイメージにピッタリだと思ったんです。でもそれでいて、かわいさのなかにもビターな感じもあるなぁとも思って、この曲を選ばせていただきました。

そのビターさを感じたのは、サウンド・歌詞の両面からですか?

竹達 そうですね。歌詞にもありますし、曲も一筋縄ではいかない感じがする、ちょっといたずらっぽいもので……そのへんに、苦味みたいなものを感じます。Bメロでワルツにもなりますし、1番と2番とでサビの構成も違って「そっち来るんかーい!」みたいになったりもするので(笑)、トリッキーな曲だなぁとも思いました。

サビの構成が、3パターンもありますからね。

竹達 そうですね。なのでレコーディングのときは、「今、どこの“シュガーフィーリング”だっけ?」って混乱しながら歌ってた覚えがあります。

そうやって歌われるなかで、「こういうところ盛り上がりそうだな」というように感じられたポイントはありましたか?

竹達 いや、逆に私は「みんなこの曲、どうやって盛り上がるんだろう?」って結構不思議に思っているんです。

そうなんですね! 鉄板で盛り上がる、同じ『だがしかし』(前作)のEDテーマ「Hey!カロリーQueen」とテンポ感は近いものがあるかな、とは思ったんですが。

竹達 テンポだけ考えると、「シュガーフィーリング」のほうがやや速くなってる気はしますね。もちろん同じ作品から生まれた曲なので似てる部分もたぶんあるとは思うんですけど、「シュガーフィーリング」はさっき言ったようにワルツの部分があったりとちょっとトリッキーでわちゃわちゃしているので、みんなどうやって合いの手を入れてくれるのかな?って楽しみにしているんです。

なるほど。そういう不思議さがある。

竹達 はい。歌ってる私は、楽しくてすごくテンション上がるんですけどね。だから、これをライブで表現して盛り上げられるかは、まだ未知数だなと思っています。でも、聴いてて「楽しい!」って思ってもらえるだけで私はうれしいので、直立不動で聴いていただいても全然大丈夫です。

ちなみに、レコーディングしていて特に楽しかった部分はありますか?

竹達 曲の中の場所で言うと、サビの後半の「パチパチ弾けるスパークル」から「butハングリー」までの部分ですね。このあたりの音が飛び跳ねているような感じがして、歌っていて特に楽しかったんですよね。しかも“シュガーフィーリング地獄”が続いて混乱しそうなところで、「あ、パチパチのところ、来た!」って思ってちょっと安心するところでもありました(笑)。

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