LIVE SHUTTLE  vol. 242

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FLOW×GRANRODEO ついに実現した1st LIVE TOUR! ステージでの7人の個性と技術のぶつかり合いを追体験する

FLOW×GRANRODEO ついに実現した1st LIVE TOUR! ステージでの7人の個性と技術のぶつかり合いを追体験する

FLOW×GRANRODEO 1st LIVE TOUR“Howling”
2018年1月24日 東京:Zepp DiverCity TOKYO

FLOW×GRANRODEOの単独ライブ「1st LIVE TOUR“Howling”」がついに実現した。会場は大阪・BIGCAT(1月23日)と東京・Zepp Divercity Tokyo(1月24日)。本稿では、2日目の公演をレポート。アニソンとロックを行き来しながら圧倒的な支持を得てきた7人のメンバーによる貴重なコラボレーションをぜひ追体験してほしい。

19時半に会場に入ると、フロアは既にオーディエンスで埋め尽くされている。多くの観客がFLOW×GRANRODEOのTシャツを着用し、すでに準備は万全だ。そして20時を少し過ぎた頃、SEが鳴り響き、メンバーが登場する。後ろにはGOT’S(FLOW/Ba)、IWASAKI(FLOW/Dr)、e-ZUKA(GRANRODEO/G)、TAKE(FLOW/G)、前方にはKEIGO(FLOW/V)、KISHOW(GRANRODEO/V)、KOHSHI(FLOW/V)。7人が並んだ瞬間、会場から凄まじい歓声が上がる。「FLOW×GRANRODEO、1st LIVE。いくぞ、東京!」というKEIGOの煽りから始まったオープニングナンバーは「New World」(FLOW×GRANRODEの1stシングル「7-seven-」のカップリング曲)。ラウドかつポップなバンドサウンド、サビに入った瞬間にスピードを増すメロディ、「あと少しだけで未来を信じさせてくれ」というラインがひとつになった楽曲によって、ライブのテンションはいきなりピークに達する。e-ZUKAの豪快なギターソロもめちゃくちゃカッコいい。さらにスカのビートを取り入れたサウンドに乗って観客が踊りまくった「愛愛愛に撃たれてバイバイバイ」(FLOW)、e−ZUKA、TAKEのディストーションギターが炸裂、“You can do it”“We can do it”というサビのフレーズで大合唱が生まれた「Can Do」(GRANRODEO)を披露。お互いの楽曲“FLOW×GRANRODEO”としてプレイするレアなシーンが続く。

「どうもみなさん改めまして“FLOW×GRANRODEO”です! 約3年ぶりに復活しました! 本日ニューシングル『Howling』リリースしました! そして、念願の1st LIVEです! ありがとうございます!」(KEIGO)というMCの後も、熱狂的なアッパーチューンを連発。ラウドロックとヒップホップを融合させたミクスチャー系ナンバー「プラネットウォーク」(FLOW)、爆発的なパワーを放つギターリフを軸にした「Glorious days」(GRANRODEO)。FLOWの楽器隊とe-ZUKAのギタープレイがガッチリと結びつき、KISHOW、KEIGO、KOHSHIがフレーズを繋ぎ、声を合わせる。すべてがクライマックスと言っても過言ではない、素晴らしいステージが続く。

2度目のMCではKISHOW、KOHSHIもコメント。

「昨日の大阪で初日を迎えまして。晴れて今日、ファイナルとなりました! (なぜか松山千春のモノマネで)KEIGO、他人の曲でもすげえ動くよな(笑)」(KISHOW)

「似てる。やめてもらえますか(笑)」(KEIGO)

「昨日もこんな感じでやってました(笑)」(KOHSHI)

という3人のワチャワチャしたおしゃべりも楽しい。

中盤では、ふたつのバンドが合体した“FLOW×GRANRODEO”の特性を活かした多彩な楽曲を披露。まずは切ないメロディとシティポップ的なアレンジによる「DAYS」。さらにヘビィメタル魂全開のインストナンバー(e-ZUKA、TAKEのメロディアスなツインギター・ソロも最高!)を挟み、リリースされたばかりの最新シングル「Howling」へ。TAKEとe-ZUKAの共作による楽曲、ボーカル3人の言葉を繋げた歌詞。メンバー全員のセンス、価値観、技術が注ぎ込まれたこの曲がステージで躍動するシーンは、今回のライブの最大の見どころだったと言っていい。

「『Howling』の歌詞はボーカルの3人が担当。そして作曲にはついにe-ZUKAさんが参加しました!」(KISHOW)、「Wow〜!“Howling”してみました(笑)。この7人でバンドっぽくなれたよね。昨日と今日で。ポーズとかも決めちゃう? KISHOW! KOHSHI! KEIGO! GOT’S !IWAちゃん! TAKE! e-ZUKA! 7人揃ってFLOW×GRANRODEO!(とキメのポーズを取る)……やっぱりやめよう(笑)」(e-ZUKA)という楽しいトークを挟み、ライブは後半へ。

「“7人バンド”の曲を歌いたい。バンドのことを歌った歌詞を書きたいと思って作りました。昨日も大阪で熱い思いを届けたので、ここ東京でも受け取ってもらえますか?!」(KOHSHI)というコールとともに放たれた「GLOW」でフロアの熱気は一気にアップ。さらに「modern strange cowboy」(GRANRODEO)、「GO!!!」(FLOW)というお互いのライブアンセムを演奏。KISHOW、KEIGO、KOHSHIが自由にステージを動き回りながら観客と積極的にコミュニケーションを取り、ライブ全体の一体感もピークに達する。ラストは1stシングル「7-seven-」。“轟かすBoom Boom 7つの音/Rin Rin 光る明日へと進もう”というライン——それはまさに“FLOW×GRANRODEO”の在り方をリアルに示していた——が響き渡るなか、ライブ本編は終了した。

観客の声に応え、7人は再びステージに登場。「ありがとうございます! すさまじいパワーだったね」(KEIGO)「あんなに寒かった(バックステージの)廊下も熱気で暖まっちゃった」(KISHOW)というメンバーからも、今回のライブに対する確かな手ごたえが伝わってきた。アンコールで披露されたのは、この日2度目となる「Howling」。解放感溢れるパフォーマンスとともに「1st LIVE TOUR“Howling”」はエンディングを迎えた。7人の個性と技術が生々しくぶつかり合う“FLOW×GRANRODEO”のステージは、まさに圧巻。このバンドのパフォーマンスをもっともっと体感したい——そんな気持ちがさらに高まる最高のライブだった。

文 / 森朋之 撮影 / 平野タカシ

FLOW×GRANRODEO 1st LIVE TOUR“Howling”
2018年1月24日 東京:Zepp DiverCity TOKYO

SET LIST
01. New World
02. 愛愛愛に撃たれてバイバイバイ
03. Can Do
04. プラネットウォーク
05. Glorious days
06. DAYS
07. BAND Inst.
08. Howling
09. GLOW
10. modern strange cowboy
11. GO!!!
12. 7 -seven-
【Encore】
EN. Howling

ライブ情報

FLOW×GRANRODEO 1st LIVE TOUR ”Howling” in Taiwan
2018年3月10日(土)  台湾:台北・Legacy Taipei OPEN18:00 / START19:00
2018年3月11日(日) 台湾:台北・Legacy Taipei OPEN17:00 / START18:00

*詳細はオフィシャルサイトへ

FLOW×GRANRODEO

5人組ロックバンドFLOWと、KISHOW&e-ZUKAによるユニットGRANRODEOがタッグを組み、2014年にシングル「7-seven-」をリリースし奇跡のスペシャル・コラボレーションユニットとして話題をさらったFLOW×GRANRODEO(フロウグランロデオ)。
2018年1月24日、シングル「Howling」にて3年ぶり再始動!
「Howling」は<TVアニメ「七つの大罪 戒めの復活」>オープニングテーマ(2018年1月よりMBS/TBS系列放送スタート)に決定しており、シングルリリースに伴う、東京・大阪・台湾にて初の1st LIVE TOURの開催、2018年3月には台湾公演も決定している。

オフィシャルサイトhttp://www.flow-granrodeo.com

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