Interview

RIRI 圧倒的な歌声、英語と日本語がMIXした歌詞。待望のデビュー・アルバムは数々の有名プロデューサーたちと作りあげた世界照準の1枚。L.A.でのレコーディングの様子や今後のビジョンを語ってもらった。

RIRI 圧倒的な歌声、英語と日本語がMIXした歌詞。待望のデビュー・アルバムは数々の有名プロデューサーたちと作りあげた世界照準の1枚。L.A.でのレコーディングの様子や今後のビジョンを語ってもらった。

ついにRIRIが1stアルバム『RIRI』でメジャー・デビューを果たす。高校生ながらL.A.と日本でレコーディングを開始。学校のペースに合わせての制作やライブ活動ながら、その声のクオリティとパワーであっという間にシーンの注目を集めた。
アルバム『RIRI』は、これまでにインディーズで発表してきた5曲と、新曲4曲、人気曲「RUSH」のSeihoによるリミックス1曲の10曲で構成されている。彼女の存在感をアピールした「I love to sing」、洋楽ファンを惹き付けた「RUSH」などの既存曲に加えて、Ariana Grandeを手掛けたDamon Sharpeとの「That’s My Baby」や、Beyonce、LilWayneを手掛けたBrian Sokoとの「Crush on You」など、L.A.で制作した新曲が素晴らしい。
間もなく高校を卒業するRIRIは、ここから進化のスピードを上げて、世界にチャレンジする。

取材・文 / 平山雄一 撮影 / 荻原大志

音楽活動を始めた第一歩から現在までのRIRIが詰め込まれているアルバムになっています

初めてのアルバム作りはどうだった?

そうですね、アルバムとなると、いろんな自分を聴いてもらえる機会かなっていうのもあるんですけど、1st EPや2nd EPでリリースしてきた曲も自分らしい作品だったから、まずその中から「スタッフさんの方々とも一緒に考えて、選びました。新曲もすごく今の私が出ていて、皆さんにぜひRIRIを知ってもらいたい楽曲になっています。既存曲から5曲、新曲4曲、「RUSH」のShihoリミックス、全部で10曲になっていて、音楽活動を始めた第一歩から現在までのRIRIが全て詰め込まれているアルバムになってるんじゃないかなと思ってます。だからぜひこのアルバムを皆さんに聴いてもらいたいです。

聴いていて、このアルバムにはいい意味で“いろんなRIRI”がいると感じた。

ホントですか!?

デビューしてから、すごい勢いで変わっていっているRIRIがいる。たとえば1年前の自分より、今の方が「もっと上手に歌える」って思ってる曲もあるんじゃないのかな?

それはあると思います(笑)。レコーディングをするときも、いちばん最初にやったときは、生で歌ってるのと録ったテイクを聴いてるのとで全然違うんですね。その感覚の違いがちょっと掴めなくて、1st EPはけっこう苦戦しました。何度も何度も挑戦して、すごく練習して録った歌も入ってます。あと、曲も今とはだいぶ違う感じで。

そうだね。

すごくパワフルな曲があったり、ソウルめな曲とか、R&Bっぽいやつとか、「I love to sing」みたいなバラードがあったり。流行りのサウンドもその都度取り入れたりもしてるので、「いろんなRIRIがいる」っていう感じなのかなって思います。

そうかもね。

たとえば新曲の「Keep Up」は、今ってすごくEDMっぽいのが流行ってたり、フューチャーベースな感じが流行ってたりするので、そういうのを取り入れてチャレンジしてみて、「ああ、すごくカッコいい、いいかも!」と思ってこのアルバムに採用したんです(笑)。

日本人が作曲した曲と、L.A.のプロデューサーと一緒にやった曲とでは、だいぶテイストが違うけど、RIRIさんはその差は感じているの?

1st EPでも「Next to You」とか、海外のプロデューサーさんと一緒にやってるんですけど、レコーディングの音もけっこう今とは違うなと思ってて。それに自分の声も「なんか変わってきた?」って少し思います。

歌い方が変わってきてるんじゃないかなあ。

ふふふ、いろいろ成長してるのかな(笑)。1st EPでもその当時の私を出したつもりなんですけど、そのあといろいろやってきた中で、「こういうものをもっと出したいな」っていうのが出てきて、1st EPとは変わってるのかなと自分でも思ったりしますね。

ホントに自分がカッコいいと思える、後悔しないっていうものを、その都度その都度作っているので

Beyonce、LilWayneを手掛けるBrian Sokoがプロデュースしてる新曲の「Crush on You」がカッコいい!

音数を少なくしたり、力強いサウンドが好きで、この「Crush on You」もプロデューサーさんと「こういう感じがいい」って相談し合いながら一緒に作っていきました。ホントに自分がカッコいいと思える、後悔しないものを、その都度その都度作っているので、確かに1st EPとはだいぶ違いますよね(笑)。うん、変わってきた。ふふふ。

僕はこの「Crush on You」がアルバムの中でいちばん好きなんだけど、これを作っていったプロセスの話を聞かせてくれる?

この曲はけっこうR&Bな感じで、18歳の私の、ちょっと大人な面が(笑)出てる曲なんじゃないかな。でも作ってた現場はすごい陽気な感じで、作家さんたちはけっこう若い方が多かったので、もう超絶盛り上がって(笑)。

「こんなことやってみようか」「これはどう?」とか言いながら作ったの?

曲を作っていく中で「あ、それ、いいねえ!」みたいな感じになって、みんなですごいハイテンションで作っていきました。曲がだいたい出来たら、その場で仮歌を録るんですけど、やっぱり最初は「すごい小っちゃい日本人の子が来たな~」って感じだったんですけど(笑)。

「だいじょぶなのかよ?!」みたいな(笑)。

ははは! でも仮歌を歌ったら、「いいねえ!!」って言ってくれて、どんどんグッドバイブスになってきて、「もっとここにサウンドを入れよう!」とか「もっとハモリ入れちゃおう!」とか、みんなノリノリになって。テンションを上げて作り出していく感じが、すごく嬉しいなっていつも思うんですけど、「Crush on You」を作ったときは特にそれがすごかった。もうハイテンション! (笑)。最終的に歌を録り終わって、爆音で聴いたんですけど、もう、みんなで大合唱!!「超いいのが出来た!」みたいな嬉しさがみんなにあって、ホントにその場で踊り出したり(笑)、超絶グッドバイブスな中で生まれた曲。だから、ちょっと大人な感じの雰囲気の曲だけど、現場のハッピーなエネルギーが詰め込まれてるんじゃないかなって思ってます。

それぞれのPromised Roadを信じて、魂が輝くような夢に向かって情熱的に努力していけたら、絶対にその夢は叶うんじゃないかなって思ってる

「Promised Road」は日本でソングライティングされてて、L.A.のプロダクトとは対照的な感じがした。これはどんな風に作ったの?

このトラックは「I love to sing」と同じプロデューサーUTAさんに作っていただいて、作詞作曲は自分でやりました。私、高校3年生で、もうすぐ卒業じゃないですか。だから卒業ソングを作ろうかなと思ってたんです。でも切ない感じの卒業ソングじゃなくて、もっと前向きな、「みんなで輝く世界に羽ばたいていこう!」じゃないですけど(笑)、そういうのを作りたいと思ってこの「Promised Road」を書いたんですよ。
人それぞれに最高の自分になれる“約束された道=Promised Road”っていうものがあるんじゃないかなって私は思っていて。それぞれのPromised Roadを信じて、魂が輝くような夢に向かって情熱的に努力していけたら、絶対にその夢は叶うんじゃないかなって思ってる。もうすぐ卒業してみんないろんな世界にこれから行くところで、自分の周りの友だちだったり、夢や目標に突き進んでいる仲間たちとか、そういう方々に聴いてもらえたらなっていう思いでこの曲を作りました。
最終的には夢に向かって挑戦する大切さを伝えていきたいと思っていたので、この曲を書いて完成できたときにすごく喜びが溢れたし、とにかくこのアルバムの中でもすごくおススメな1曲になりました。だから早く多くの皆さんに聴いてもらいたい!っていう想いでいっぱいです。メロディも聴きやすい感じの曲なんじゃないかな。皆さんにこれを聴いてもらって、一歩を踏み出す勇気が出たり、そう思ってもらえたらすごく嬉しいなと思います。

それは、自分に対しても歌っているのかな?

もちろんです。世界に出て行きたいっていうのは、メチャクチャ大きい夢だし、すごく大変なことだけど、でも叶えられた自分を想像したときに、メチャクチャワクワクする。この道を絶対進みたいっていう想いがあるので、自分自身にとってもその夢がPromised Roadなんじゃないかなと思ってます。自分に対して「どんな大変なことがあっても、自分を信じてその道を突き進むんだ!」っていう気持ちも込めて作った曲ですね。

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