
英語でも日本語でも、どっちも自分の伝えたい内容が伝えられたらいいなって思ってます

歌詞はどんな風に書いたの?
海外作家さんの曲は、まずベースとしての英語を書いてもらうので、楽曲のイメージを伝えて「ここはちょっと違うな」っていうところがあれば、修正していくということの繰り返しになります。曲によってはサウンド重視にしたりもしますね。日本語の場合は自分で書くので、そのままダイレクトに言うのではなくて、ちょっとひねった言い方をしたり、いろいろ考えて書いたりします。英語でも日本語でも、どっちも自分の伝えたい内容が伝えられたらいいなって思ってます。
今の時点で「I love to sing」を聴いて思うことは?
このアルバムの最後に「I love to sing」を置いたのは、「世界で活躍する」という夢をずっと前から持っていて、AIさんと出会って最初にAIさんと一緒に作らせていただいたのが「I love to sing」でした。そのときに生まれた夢への情熱が、「I love to sing」には含まれてます。「Promised Road」もそうなんですけど、やっぱりこの曲はこれからも自分にとっての応援ソングというか、「とっておきの1曲」になるなと思って、アルバムの最後に入れたいと思ったんです。音楽活動をしていて、いろいろな葛藤があったりするときにこの曲を聴くと、「もっと頑張んなきゃ!」って思うし、「こんなのでくじけちゃいけない!」って思う。
え? くじけそうになることとかあるわけ?
くじけるというか、やっぱりいろいろありますね。「は~」ってブルーな気持ちになるときもありますよ。
情熱的な気持ちに戻してくれる曲なので、「I love to sing」は自分にとっても宝物な曲だなって思ってます
ははは!
「どうしてこうなんだろう」とか、ちょっと沈んだ気持ちでいる中でこの曲を聴くと、やっぱり前向きになれる。あのときの気持ちに戻れる感覚もあるので、「よし、やってやろう!」っていう熱い気持ちにもなる。ホントに自分にとって思い入れのある曲だから、最初のときの情熱的な気持ちに戻してくれる曲なので、「I love to sing」は自分にとっても宝物な1曲だなって思ってます。
アルバムタイトルの『RIRI』は?
1st EPや2nd EPの中からもセレクトして作ったアルバムなので、「まさにこれこそがRIRIです!」っていうものになりました。音楽活動を始めてからの自分から、現在までのRIRIが全部詰め込まれてるアルバムなので、『RIRI』っていうタイトルにしました。
どんどん海外のほうにも打って出ていきたいっていう気持ちがあります

このアルバムを出したあと、ぜひやってみたいことは?
去年は全国各地の夏フェスに出させてもらったんですけど、今年もいっぱい出たいなあ。それと高校をもうすぐ卒業するので、今までは夏休みとかでしかアメリカに行けなかったのが、行きたいときに行けるようになるので、どんどん海外にも出ていきたいっていう気持ちがあります。海外のライブやフェスにも出たいなって思ってます。それと、東京オリンピックの開会式でも歌いたいな。
2年後だね。
そうですよね! 早い! あと、グラミー賞も獲りたい!
ワンマンライブは?
いずれはやりたいですね。大きい会場でできるように、これから頑張ります。
ちなみに高校は無事に卒業できそう?
両立は大変なんですけど、勉強もすごく頑張りました。周りの友だちも勉強を頑張ってる子たちばっかりだから、私も負けてられないなと思って(苦笑)。
ここまでの勉強が生かされるときが絶対来るんじゃないかなって思ってるので、絶対損はないと思ってます。
先生から「サプライズで歌ってほしい」って言われたんです
振り返ってみて、どんな高校生活だったの?
クラスの子たちが優しい子たちばっかりで、「RUSH」や「Heart Can’t Lie」を出したときに、みんなが「あれ、すっごいいい!」って言ってくれて、LINEのBGMにも選んでくれたり。……そうだ、3年生の文化祭のときに想い出が一個あります。
去年の10月頃かな。先生から「サプライズで歌ってほしい」って言われたんです。文化祭が終わったあと、最後に閉会式をするんですけど、いつもはサプライズで先生たちがその年に流行った曲で踊るんです。たとえばAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」とか。一昨年にそれをやったら、みんながすごく盛り上がっちゃって、床が抜けそうになったんですね(笑)。で、危ないからやめようってなったんですけど、やらないのも残念だなあっていう話になったらしくて。
で、RIRI歌ってという話になって(笑)。
はい。「じゃあ、RIRIちゃん、歌ってください」って言われて、「えっ!?」ってなった(笑)。でも最後だし、歌いたいなと思って引き受けました。そうしたら閉会式で先生から「スペシャルゲストがいます! 高校生でサマーソニックに出た人です」みたいな感じで紹介されて(笑)。そしたら、みんな「うわぁー! RIRIちゃーん!」みたいに応援してくれました。
良かったじゃん!
1曲目に「RUSH」を歌ったんですけど、知っててくれてる子がたくさんいて、一緒に歌ってくれたり、iPhoneのライトを振ってくれたり、そういう光景が初めてだったので、すっごく嬉しかった。それが記憶に残ってます。
お客さんっていうより、クラスメイトだから、嬉しさはまた格別だよね。
うん! 新鮮だったし、すごくいい経験、想い出になったなあと思ってます。「RIRIの頑張ってる姿を見て、自分も頑張れる」って言ってくれたり、優しい子たちばっかりで、本当に幸せな環境に恵まれてるなって(笑)。
ホントに素敵な高校生活だった。あのクラス、あの学校で良かったなって思ってますね。

いい高校生活だったんだねえ。
ホントに素敵な高校生活だった。あのクラス、あの学校で良かったなって思ってますね。だから卒業するのがすごい淋しくて、まだみんなと一緒にいたいなっていう思いでいっぱいです。
でも、ずっと卒業しないわけにはいかないからね。
そうですよね、ふふふ(笑)。ここから音楽の道、頑張ります!
ありがとうございました。
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ライブ情報
3月5日(月) 「RIRI Release Party supported by FM802 BEAT EXPO」 OSAKA MUSE
3月6日(火) 「RIRI Release Party」 SHIBUYA WWW
詳細はオフィシャルサイトで
RIRI
1999年11月5日生まれ。18歳 。
2011年、ホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンなどを手がけた名プロデューサー”デビッド・フォスター”が主催した世界的次世代スターを発掘するオーディションに出場し、僅か11歳でファイナリストの一人に選ばれる。
翌年2012年には、大手スポーツブランドの夢応援企画を通じて、憧れのAIの前で生歌唱し絶賛を受けたことをきっかけにAIとの交友がはじまる。
インディーズ時代に発売した「RUSH」はiTunes R&B/ソウルチャートで1位を記録。
ノンプロモーションながらApple Music、Spotifyなど各ストリーミングサービスの注目新人にピックアップされ話題に。
世界で活躍することを目指している彼女は、LAにてAriana Grande・Kylie Minogue・Jennifer Lopezを手掛ける”Damon Sharpe”、Beyonce・Lil Wayneを手掛ける”Brian Soko”他、数々のプロデューサーとコライト(ライティングセッション)を重ね、楽曲制作をすることを16歳から始めた。
90年代のブラックミュージック好きはすぐに反応しそうなサウンドアレンジ、日本語詞×英語詞の絶妙なバランス感、パワフルで情感のこもった圧倒的な歌声、そこに10代の持つPOPセンスを掛け合わせて出来あがった、ここまでの活動の集大成ともいえるデビューアルバム「RIRI」を携え、2月14日メジャーデビュー。
オフィシャルサイトhttp://www.riririririri.com