Interview

【インタビュー】本格的に活動再開、田村ゆかりの魅力が4曲に詰まった“再入門盤”が完成! 「パブリックゆかりんしか知らない人も引っかかってくれたら」

【インタビュー】本格的に活動再開、田村ゆかりの魅力が4曲に詰まった“再入門盤”が完成! 「パブリックゆかりんしか知らない人も引っかかってくれたら」

デビュー20周年を迎えて本格的に活動を再開した田村ゆかりが、プライベートブランド「Cana aria」からの初シングルとなる「恋は天使のチャイムから」をリリースする。キャッチーなポップナンバーから情感たっぷりのバラードまで、彼女の魅力が一枚に詰まった「再入門盤」の聞きどころから、来たるバースデイライブ“田村ゆかり BIRTHDAY ♡ LIVE 2018 *Tricolore ♡ Plaisir*”についてまで話を聞いた。

取材 / 澄川龍一(リスアニ!) 文 / 寺田龍太


あらためての1stシングルは「新人っぽい」タイトルナンバー

2月21日発売の「恋は天使のチャイムから」は、プライベートレーベル「Cana aria」からの初シングル作品となります。楽曲の選定などはどのような形で進められましたか?

田村ゆかり 前作のミニアルバム『Princess ♡ Limited』から変わらず、普通にコンペ形式で作っていきました。

1曲目「恋は天使のチャイムから」は非常にアッパーでチャーミングな楽曲ですが、最初に聴いた時の印象はいかがでしたか?

田村 ……うーん、どうしようかな。表に書けるコメントとしては、「可愛らしい曲だな」という感じでしたね(笑)。前回のミニアルバムと同様、「ライブで歌える曲を増やそう」というところで作った曲なんです。本来は「曲が溜まったからライブをやる」という流れが理想的なので、あまりよろしくない状態で進んではいるのですが(笑)。新レーベルからの1stシングルになりますから、私に詳しくない人が想像するような田村ゆかりっぽい楽曲、という選び方でした。昔からのファンの方は、おそらくカップリング曲のほうをより好きになってくれると思います。

サビの2周目でリズムが変わったり3拍子になったりとギミックの多い構成ですが、歌ってみていかがでしたか?

田村 リズムはちょっと変わってますよね。特に歌唱が難しいということはなく、普通のレコーディングだったと思います。ただ、最初は更にテンポが速かったのですが、私は速すぎて歌詞が聞き取れないような曲を歌うのは苦手なので、どんどんゆっくりにしてもらって、メロがいちばん聴き取りやすいところを選ばせていただきました。あとはなんでしょう、曲から滲み出る新人臭というか……。

フレッシュさ、ですよね(笑)。昔からのファンでも新鮮に感じる部分があると思います。

田村 そうですね。大人が歌う曲調ではないと思いますが、1stシングルには合っていると思います。15年ぐらい前に戻ったような感覚で、逆に新鮮かもしれません。今は平成何年だろう、みたいな(笑)。

ライブに向けてバラエティに富んだシングルに

てらいなくポップスの王道を行くようなナンバーで、松井さんの歌詞もとにかくど真ん中の可愛さですよね。言葉選びのセンスにしろ、曲全体の瑞々しさにしろ、こうした新人らしい可愛い曲にすごく合っている。

田村 やっぱり松井さんは凄いですよね。どんな曲でもお任せできる安心感があります。

全体として、初めてライブに来た方でも乗りやすい、入門編のような位置付けの曲であると。

田村 そうですね。分かりやすく「ここが飛ぶところだよ」というポイントも入っていますから。こういう曲はそこまで本来の田村ゆかりらしさではないのですが、一見さんが想像するパブリックな田村ゆかりはこれかな、という分かりやすさになっていると思います。

今回のシングルは4曲とボリュームがありますね。

田村 とにかくライブで歌える曲数を増やすため、バラエティに富んだバランスを目指しました。ライブを想定すると元気な曲ばかり増やしていく方針を提案されがちなのですが、やっぱり「そうじゃないでしょう」と思う部分もあって。お客さんもハンバーグばかり食べていると飽きてきてしまうでしょうし、もう少し違うメニューもあったほうがいいかな、というふうに考えていますね。今回はまあ仕方ないから2曲ぐらいは元気な曲も入れておこうかな、ぐらいの気持ちです。

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