『モンスターハンター:ワールド』が引き出すハンターのチカラ  vol. 3

Review

『モンスターハンター:ワールド』芸術的な狩猟とは?

『モンスターハンター:ワールド』芸術的な狩猟とは?

世界中のプレイヤー(ハンター)たちと協力して、最大4人でモンスターの狩猟に挑める『モンスターハンター:ワールド』(以下、『MH:W』)。今日も新大陸のフィールドは協力し合うハンターたちで賑わっていることだろう。醍醐味といえるマルチプレイの楽しさは本作も健在で、ときには“芸術的”と思えるシーンにも巡り会える。

ますます輝きを放つ『モンスターハンター』(以下、『モンハン』)シリーズの“ハンティングアクション”が我々プレイヤーに与えてくれるものを、筆者の狩猟体験から探る全4回の記事。第2回は、仲間と協力するマルチプレイでありながら活躍を競い合う楽しさ、そこに宿るハンターの美学に触れた。そんなハンターたちが紡ぎ出す芸術的な狩猟とはどんな内容なのか。第3回では、その答えを筆者なりに導き出してみようと思う。

文 / wodnet


かわいい!  “オトモ”たちと手を取り合う狩り♪

ハンター同士の芸術的な狩猟を語るまえにちょっと寄り道をしたい。といっても、まったく関係のない話ではなく、むしろこれも“芸術”だと断言したいことがある。本作のハンターの狩りのパートナーでムードメーカーとも言える彼ら……そう“オトモアイルー”とのわくわく狩猟だッ♪

▲ハンター同様にオトモアイルーにも武具を作ってあげられる。筆者はラドバルキン素材で作るオトモ装備が性能的にも容姿的にもお気に入り

ソロプレイやハンター2人で遊ぶとき頼りになるオトモアイルーは、ハンター同様に武具を装備でき、大型モンスターと適宜距離をとりながら、近接攻撃と遠距離攻撃を使い分けて攻撃してくれる。筆者は、大型モンスターを眠らせる睡眠属性の武器(バルキンネコボールα)を装備させ、チャンスメイクに貢献してもらうことが多い。

▲眠らせたモンスターに当てる一発目の攻撃はダメージが跳ね上がる。強力な一撃を持つ武器種なら攻撃を当ててもいいし、爆弾を置いて起爆するのも有効な手段だ

さらにオトモアイルーは、専用の“オトモ道具”を装備させると特殊な行動でハンターをサポートしてくれる。序盤から使える“ミツムシ寄せのお香”は体力を回復する手段が増えて大助かりだ。なお、オトモ道具には熟練度があって、上達すると効果が大きくなる。

▲オトモ道具の熟練度が上がると、ハンターが任意でオトモ道具の使用を指示できるようになる。一度使うとつぎの使用までに時間が必要だが、使用回数に制限はないので、何度も援護してもらえる

そして、オトモアイルーの凄さは単独の活躍にとどまらない。ギルドカードを交換しておけば、ほかのハンターのオトモアイルーが“ふらっとオトモ”としてフィールド上に現れて仲間になってくれる。また、各フィールドに棲息する獣人族のテトルーや奇面族のガジャブーたちも、オトモアイルーを通じて友好関係を築くと協力してくれるようになる。いずれもソロプレイに限られるが、最大1人と3匹の狩りを楽しめる。

▲各フィールドのテトルーやガジャブーと仲良くなることで、オトモ道具は6種類まで増え、さらにオトモアイルーが交渉して、各地の小型モンスターから狩りのサポートを受けられるようにも。まずはフィールドをくまなく探索して彼らと接点を持とう

こうしたオトモアイルーやテトルー、ガジャブー、さらには小型モンスターと行う狩猟は、一見するとわちゃわちゃして騒がしい印象もあるが、それゆえハンターが欲するタイミングでサポートしてくれたときの感動は大きい。ハンター同士に匹敵するほどの思いがけない連携をオトモアイルーが生み出すこともあるのだ。

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