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Nintendo Labo Camp 体験イベントに参加してわかった遊びの未来

Nintendo Labo Camp 体験イベントに参加してわかった遊びの未来

2018年2月17日と18日、東京・表参道のSO-CAL LINK GALLERYで親子によるNintendo Labo体験会“Nintendo Labo Camp”が開催された。Nintendo Laboとは、当サイトでも1月18日に報じたニュースのとおり、Nintendo Switchを使った新しい遊び。段ボールでペーパークラフトのように工作をして、それとNintendo Switch本体やJoy-Conを組み合わせて楽しむものだ。本イベントのリポートとともに、Nintendo Laboの可能性なども交えてお届けしよう。

取材・文 / 松井ムネタツ


突如発表されたNintendo Laboとは?

さて、話は少しもどって2018年1月17日。任天堂の公式Twitterアカウントがこんなつぶやきをした。

Nintendo Switchを活用した新しい遊び? 世の中に多くの遊びがあふれているなか、いったいどんな遊びが公開されるのか大いに注目が集まり、そこで発表されたのがこの映像だ。

そう、“Nintendo Labo”である。段ボールをペーパークラフトのように組み立てたものとNintendo Switch本体、Joy-Conを組み合わせて新しい遊びができる、という何ともアナログでハイテクノロジーなものだった。商品としては、“リモコンカー”、“つり”、“おうち”、“バイク”、“ピアノ”が楽しめる『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』(以下、『Variety Kit』)と、“ロボット”を操作する『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』(以下、『Robot Kit』)が発売される。

▲『Nintendo Labo Toy-Con 01: Variety Kit』は“リモコンカー”、“つり”、“おうち”、“バイク”、“ピアノ”と5種類のキットが入っている

▲『Nintendo Labo Toy-Con 02: Robot Kit』は全身で操作する“ロボット”のゲームを楽しむことができる

Joy-Conの振動機能や各種センサーを利用し、段ボールで作った工作と組み合わせていろいろな遊びができる……というものをこうして映像で見せられると、ものすごくインパクトがある。これを見たとき、筆者はある出来事を思い出した。それは小学三年生のときである。

「ムネくん(筆者のこと)はエジソンになるんだね!」

家の前で遊んでいるとき、近所のおばさんから突然こんなふうに声をかけられた。話を聞くと、筆者が作ったオリジナル工作を見たという。その工作は、牛乳パックを切り貼りして”ボート”を作り、モーターと電池を付けて水上を走らせる、というものだった。スクリューも牛乳パックをうまくねじって作り、なかなかのスピードが出た。

宿題でも何でもなく、完全に遊びで作ったものだったのだが、どうやら母親が近所に見せびらかしたようだ。そこで「ムネくんはエジソン!」なんていう話になったらしい。

そもそもエジソンは人の名前であって職業ではないのだが、そんな発明家みたいだと言われたら気分がいい。以降、夢中になってモーターと牛乳パック、厚紙、輪ゴムなどを使って工作に明け暮れた。作ることの楽しさ、動かすことの面白さに夢中になった。

Nintendo Laboは、そんな少年少女を大勢産み出す可能性がありそう……なんてことを考えながら、今回の取材に挑んだ。

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