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『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』×『地球防衛軍5』コラボ記念! 荒牧伸志監督と岡島信幸プロデューサーによるクロスインタビューが実現

『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』×『地球防衛軍5』コラボ記念! 荒牧伸志監督と岡島信幸プロデューサーによるクロスインタビューが実現

2月10日に劇場公開された『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』。本作は、昆虫型の地球外生命体・バグと人類の存亡をかけた戦いを描く「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ最新作で、前作からはCGアニメーションとなって大きな話題を呼んだ。そんな本作では舞台を火星へと移し、シリーズの主人公ジョニー・リコが落ちこぼれの“はぐれ小隊”とバグを迎え撃つ。

そして今回、本作の劇場公開を記念し、3Dアクションシューティングゲーム『地球防衛軍5』とのタイアップが決定。こちらも『スターシップ・トゥルーパーズ』と同じく、地球外生命体との戦いを描いた人気シリーズで、まさに名作同士による夢のコラボだ! さらに2月14日には、本コラボを記念した“STR×EDF5クリエイター クロスインタビュー”が実現。『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』の監督・荒牧伸志氏と、『地球防衛軍5』のプロデューサー・岡島信幸氏による対談が実施された。本稿では、そんな対談の模様をお届けする。

取材・文・撮影 / 長田雄太

『レッドプラネット』の見どころは戦闘だけじゃない! 社会構造やディジーの謎にも注目

今回の対談では、2作品のコラボを記念したPVが公開。PVは『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』のジョニー・リコと、『地球防衛軍5』のEDFニュースでお馴染み姫川、本田によるユーモア全開の掛け合いが見どころで、パロディもふんだんに盛り込まれている。映像は現在D3Pチャンネルなどで配信中なので、ぜひチェックしてもらいたい。また、対談中には『地球防衛軍』シリーズの大ファンだという荒牧氏が『地球防衛軍5』を実際にプレイ。武器選びから敵との戦闘に至るまで、岡島氏をも驚かせる熟練者の戦いで対談を盛り上げた。

まずは、今回のコラボのお話を受けての感想をお願いします。

荒牧伸志 純粋にうれしいなと思います。私は「地球防衛軍」のファンだったので、岡島プロデューサーと会えるのがうれしくて仕方ないというのが今の心境です。

岡島信幸 私は、ポール・バーホーベン監督の1作目『スターシップ・トゥルーパーズ』から劇場で最高だと思いながら観ていました。『2』ではもうバーホーベン氏が撮ることはないんだろうと落胆していましたし、1作目の脚本を書かれたエド・ニューマイヤー氏が監督・脚本をした『3』では「まだまだ行ける!」とシビれました。もちろん、荒牧監督が手掛けた前作『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』もブルーレイ購入者で、実は生粋の『スターシップ・トゥルーパーズ』ファンなんです。
弊社の「地球防衛軍」も昆虫型の敵がたくさん出てくるので、『スターシップ・トゥルーパーズ』に通じるところがある作品です。なので、『地球防衛軍4』以降のPVでは一部で『スターシップ・トゥルーパーズ』のプロパガンダ風の見せ方をオマージュさせていただいたりするぐらい、私は『スターシップ・トゥルーパーズ』を素晴らしいと思っています。

では、今回のコラボはおふたりの夢がかなったということなんですね。

荒牧 そのとおりです。

岡島 実は私、荒牧さんが手掛けた作品もほとんど映像ソフトで持っていますよ。『APPLESEED』、『EX MACHINA』とか……。

荒牧 恐縮です(笑)。

岡島さんはすでに『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』をご覧になっているということですので、ご感想をお願いします。

岡島 今回は吹替え版を観させていただいたのですが、『STR』のいちばんよかったところは『スターシップ・トゥルーパーズ』のいい部分、私のようなファンが観たい部分に関しては裏切らない形で、新しいことをされているところです。『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』も新しいチャレンジだったと思うのですが……。

荒牧 前作はバーホーベン監督の流れをある程度組んでくれと言いつつも、スタッフ的には完全に新しいものなので、原作とのバランスをとりながら作った作品なんです。ただ、今回はにエド・ニューマイヤー氏に来ていただいたので、なんとか正統なものにしようという意識で作りました。

岡島 『スターシップ・トゥルーパーズ』ってもちろんバグとの激しい戦闘があって、今回は歳をとったリコが若者をコーチングしながら「死ぬまで戦え!」っていうお約束もありますよね。いっぽうで、今回はエド・ニューマイヤー氏が脚本を担当されているということで、地球連邦の上層部と戦場最前線の兵士との温度差といったコントラストもちゃんと描かれていて、不朽の名作である1作目と同じようなバランスにすごく好感が持てました。安心して観れる、オススメの『スターシップ・トゥルーパーズ』最新作だと思います。

荒牧 ありがとうございます。20周年記念ということで、当初から原点回帰しようという考えもあったんですよ。

岡島 そうだったんですね。あと『インベイジョン』もおもしろかったんですが、地上戦がなかったので「次は地上戦があるといいな」って思っていたんです。そしたら、今作では火星を舞台に地上戦もしっかり描かれていてとてもよかったです。

荒牧 まずファンの方に喜んでもらわなきゃという想いで作っていますので。

岡島 ありがとうございます。バグのCGでの表現も過去最高に良かったと思います。

荒牧 1作目も、あの時代で考えたらすごいですけどね。

岡島 吹替えに関しても、今回リコの声が小山力也さんだったんですけど、これがかなりハマっていてよかったですね。

コラボPVを実際に観てどう思いましたか?

荒牧 違和感がないくらいハマっている感じがよかったです。

たくさんの敵が出てくるのは両作品とも同じなので、違和感がないのかもしれないですね。

岡島 私は今回のPV映像の制作にも関わらせていただいたんですけど、荒牧さんからは『地球防衛軍』で今までやってきたばかばかしいプロモーションビデオのままでいいと言っていただけたので、張りきっていじくらせていただきました。荒牧さんもそれを快く受け入れてくださったので感謝しかないです。

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