映画『曇天に笑う』  vol. 1

Interview

古川雄輝×大東駿介×小関裕太×市川知宏×加治将樹、映画『曇天に笑う』で魅せる”男の色気”からは想像できないギャップ萌えトークさく裂! 

古川雄輝×大東駿介×小関裕太×市川知宏×加治将樹、映画『曇天に笑う』で魅せる”男の色気”からは想像できないギャップ萌えトークさく裂! 

文明開化の明治初期を舞台に若者たちの譲れない想いと絆、曇家の宿命の戦いを描いた人気作『曇天に笑う』がついに実写映画! 主人公・曇天火を演じる福士蒼汰を筆頭に、今をときめく若手イケメン俳優がずらり勢揃いしていることでも話題の本作において、ひときわ強烈なインパクトを放っているのが犲のメンバーを演じる古川雄輝、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹の5人だ。

かつて天火も所属した「政府の特殊部隊」という設定ゆえ、天火に対して複雑な思いを抱えながらも個人的な感情を押し殺し、あくまで使命を全うしようとするストイックな男の美学と、いやおうなく滲み出る個性。決してベタベタはしないが確かな信頼で結ばれたチーム感には、男女問わず、惹き付けられずにいられない。そして役を離れた素顔の5人もまた、見事なチーム感で、常に笑いが絶えない和気あいあいトークで曇天ワールドの魅力をたっぷりと語ってくれた。

取材・文 / 井口啓子 撮影 / 斎藤大嗣

「(古川は)実はめちゃくちゃ負けず嫌い」(大東)
「(市川は)役の問題児感がそのまま!(笑)」(加治)

劇中でも犲はクールな役柄で、感情を抑制した演技を求められたかと思うのですが、そんな中にも5人5様のキャラが滲み出ていて素敵でした。それぞれ演じられた役と素の自分って違いました?

古川 僕と蒼世は、基本的な性格としては似てると思います。

市川 確かに。クールで冷静で…みたいな。

加治 え⁉ クールじゃないじゃん!

大東 全然ちゃうよなー。実はめちゃくちゃ負けず嫌いだし。

加治小関 あぁ、そうそう!

大東 撮影の合間みんなで一緒に「uno」をしてたんですが、自分が負け出すと「もっとやろう、もっとやろう」ってなるのに、自分が勝つと「やめようー」って(笑)。負けてるときのピリピリ感がすごい(笑)。

加治 え、「uno」でその空気出すの!? みたいな(笑)。

古川 いやいや(笑)。僕には第三段階ぐらい壁があって、初対面の方は蒼世っぽいクールな印象を受けると思うんですけど、仲良くなるとそれ(壁)を全部とっぱらうんです。

大東 (クールな印象を受けた)ということは、市川くんにはまだ心を開いてないと(笑)。

あはは! 市川さんが演じた武田は犲に入ったばかりの新人キャラですよね。

加治 そうそう。役の問題児感はそのままですね(笑)。撮影中、犲の5人が並んだところを引きで撮るという、かっこいいシーンがあったんです。大事なシーンなのでみんな集中して、目線も「ここを見て下さい」って指示されていたんですが、さあ本番! って撮ったら、市川だけ違う外を見てたんですよ(笑)。

大東 なにを自信満々に外見てるんだ!? っていう(笑)。

小関 しかも、二回目も間違ってて、結局、完成した映画を見ても市川くんだけ違いましたよね(笑)。

大東 でも、優しいところもあるもんな。あと背がデカイし。そのぶん身下されてる感あるけど(笑)。

市川 いや、そんなことないスよ!

「(小関は)ファンタジーみたいな人」(大東)
「(大東は)完全にみんなのお兄さん」(加治)
「(加治は)実はすごく計算している」(小関)

小関さんが演じた永山は天火と蒼世と幼馴染みという設定で、2人の良き理解者でもあります。

加治 小関くんがいちばん役と本人の差があるよね。今回の役はクールだけど、普段はすごく明るいし。

大東 ファンタジーみたいな人だよね(笑)。

加治 確かに。ファンタジーな発言が多いんですよ(笑)。1人だけ違う世界から来たような…。

市川 さっきもここに来る途中に「どこに向かってるんだろうね」って聞いたら「明日に向かってます」って。

加治 そうそう、そういう感じ!

大東 うん…としか言われへんようなね。

加治 それが狙ってないからすごい。ピーターパンなんだね、きっと(笑)。

小関 いや、今回の現場はお兄さんが多かったので、ちゃんと捌いて下さるというか、僕の言動ひとつひとつを受けてくださるので甘えさせてもらいました(笑)。

大東さんは演じられた鷹峯まんま、豪放で男らしい方という印象ですが…。

加治 大東くんは完全にみんなのお兄さんです。現場ではずっと喋ってたけど、役はすごくクールで。斬馬刀という巨大な武器を振りまわすワイルドなキャラクタなんですけど、裏では「重たーい、重たーい」ってボヤいていました(笑)。

大東 だってあれ、めちゃくちゃ重かったんですよ! スタッフさんに聞いたら2キロって言われたけど、体感は完全に10キロぐらいでしたね。

加治 実はアクション用の軽いやつと、寄りカット用の精巧なぶん重いやつと2種類使っていたんですけど、アクション用のでも重かったよね。「そんな重くないでしょ!」って言って持たせてもらったら「重っ!」って。「これ振って芝居してんのか」って吃驚しました。

小関 犲は軍隊という設定ですが、大東さんの筋肉は特に説得力がありました。

大東 (黙ってる古川さんを見て)……おい、古川くん。どこ行ってんの!?

古川 いやいや、みんなすごい解答をしてるなーって(笑)。大東くんは、やっぱり男らしいところは普段と一緒だなって。今回の役は彼にぴったりだったと思います。

小関 顔の傷も似合ってましたよね!

加治さん演じる犬飼は犲最年長メンバーで度量が広い感じ、かなり近いような…?

小関 加治さんにしかない雰囲気が出てて、羨ましいなって思いました。

市川 1人だけ武器を持たないのも加治さんっぽいですよね。力でいっちゃえ!っていう。

小関 でも、実はすごく計算されていますよね。初日に撮影した、犲の登場シーンでも、台本には書いてないけど、道端の葉っぱを拾って、これ口に喰わえてようって。加治さんだからこそ生まれた役の色付けがたくさんある。

大東 スタッフさんにも愛されるムードメーカー的なところは役と一緒だけど、芝居に関しては実は、すごく緻密に計算されるタイプの方で…。

古川 僕は加治くんとは同じ年で、一緒にやるのも三回目ぐらいなんですけど、すごく上手な方だなって見ていたし、今回の犬飼役って聞いたときもぴったりだなって思いました。

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