Interview

【インタビュー】BREAKERZ この本気すぎるコスプレには理由がある! “やるからには振り切って”かつてない全力コラボで臨んだ『ダメプリ』OP誕生秘話

【インタビュー】BREAKERZ この本気すぎるコスプレには理由がある!  “やるからには振り切って”かつてない全力コラボで臨んだ『ダメプリ』OP誕生秘話

デビュー10周年の先へ。10周年を迎えたBREAKERZがあらたに届ける一枚は、これまで以上にアニメと本格コラボを果たした「D×D×D」と等身大の彼らが息づく「GREAT AMBITIOUS -Single Version-」の両A面シングルとなった。作品に合わせたビジュアルにも注目の本シングルについて3人に直撃した。

取材・文 / えびさわなち


ゲームに魅入られ、作品が好きという気持ちで制作ができた

カッコいいけど性格に難アリな王子様たちと主人公のアニが織りなすラブコメディTVアニメ『ダメプリ ANIME CARAVAN』。元々はアプリの恋愛シミュレーションゲームとして人気の同作が待望のアニメ化。そのオープニング主題歌「D×D×D」を歌うBREAKERZが本格的なコスプレまでしてこのアニメの世界を表現して話題に。そんな一曲の発生は、SHINPEIからだった。

SHINPEI 「BREAKERZもアニメ作品で何曲も楽曲を書かせていただいているんですが、今回はフィーチャリングというよりは、がっつりとコラボレーション。アニメが立ち上がります、というタイミングでお話を頂いて、そこから携帯でゲームをやりながら僕自身もゲームにハマっていきまして。すっかり魅入られた状態になっていたので、制作メンバーの一員のような感覚に勝手になっていました。もう、ファンです。このゲームが好きなので。そういう気持ちで制作が出来たので、作品との親和性も高いものになったんじゃないかなと思います」

これまでにもアニメタイアップは数々歌ってきた彼ら。しかしこれまではアニメ作品はありつつも、アニメのキーワードとなる言葉が歌詞に盛り込まれるいわゆる“アニソン”とは違い、物語にインスパイアされた感性をBREAKERZの楽曲に着地させる手法だった。

DAIGO 「俺たちも10年活動してからのシングルなので、改めて、やるなら振り切ってチャレンジしてみようという気持ちもあったんですね。その挑戦を、俺たちも楽しみながら取り組むことができたので満足していますね。BREAKERZというバンド名の意味のひとつに“古いものを壊して新しいものを作っていく”ということもあるので、ある意味ここでまた新しいBREAKERZの挑戦をやってみよう、という気持ちはあったんです。なので、迷いもなく、逆にどんどんアニメの世界に入り込んでやってみよう、という感覚で作りました」

SHINPEI 「たとえば『名探偵コナン』の場合は、ずっと親しみのある、馴染みのある作品として取り組む楽しさももちろんあったんですけど、『ダメプリ』に関しては僕はもう、リオットに惚れこんでしまったので。目覚めれば『ダメプリ』を立ち上げ、キャラバンへ向かう生活です(笑)。だから、うれしいですね。ここまでしっかりとコラボレーションをして、(MVの世界観でも)合体できたことは」

速弾きでクラシカルなフレーズが王子様っぽいかなと思った

楽曲作りは王宮や王子という作品のイメージからクラシカルな音が浮かび、ストリングスと融合したギターサウンドというのが結びついたところでBREAKERZのバンドサウンドに、華麗さとして混ぜつつ作っていったという。それもあってギターソロも自然とクラシカルなフレーズに。

AKIHIDE 「特に最初の段階でそういう(王宮や王子という)イメージを言葉にしていたわけではなかったんですけど、僕は僕で王子様っぽいものって何かなって思ったときに、速弾きでクラシカルなフレーズかな、と思ったんですね。ギタースタイルとしてはあまり僕のキャラではないんですけど、それを敢えて入れることで楽曲の世界観が作品にも寄っていくかな、とも思ったので。それは自然と、言葉にしなくても各々がやっていっていたのかな、と思いますね」

歌詞はDAIGOが手掛ける。アニメの中の、特殊な世界観をどう表現しようとしたのだろうか。

DAIGO 「このアニメは本当にキャラも魅力的だし、面白いゲームだったし、アニメも今、すごく面白い。歌詞を書くタイミングではもちろんまだアニメは出来てはいなかったんですが、テーマとして本当に個性的で魅力あるけれどちょっとダメな王子たちがいて、そういうダメだと言われる部分は人間誰しもが持っているもので、場合によってはそれは個性にもなりうるんじゃないか、という気持ちを歌詞にしていきましたね。それでもう、思いっきり“『ダメプリ』ソング”にしたいというのは僕の中であったので。

タイトルもそうですし、歌詞の中では“DAME×PRINCE”っていうワードも入っていますし、ダメプリの世界観を考えながら、ワードも紐づけさせながら書いていきましたし、そうしたら人間誰もダメなところがあるし、完璧な人なんていないよな、っていう想いが湧いてきたんですね。自分って何てダメなんだろう、と思っている人の背中を押せるような歌詞であり曲に最終的になったかな、と思いますね」

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