LIVE SHUTTLE  vol. 253

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多角的なパフォーマンスで魅了!次元をまたぐ、これがデジタル声優アイドル“22/7”のライブパフォーマンス!

多角的なパフォーマンスで魅了!次元をまたぐ、これがデジタル声優アイドル“22/7”のライブパフォーマンス!

秋元康総合プロデュース、アニプレックスとソニー・ミュージックのタッグから生まれた”デジタル声優アイドル”グループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」が、グループ名にちなんだ2月27日(火)(2/27=22/7)に、東京・江東区のディファ有明で「割り切れないライブ〜シャンプーの匂いがした〜」を開催した。
セカンドシングル「シャンプーの匂いがした」のリリース(4月11日発売)を記念したスペシャルイベント。名だたるクリエイター陣が手がけた8人のキャラクターによる「バーチャルライブ」、朗読の優れたメンバーを決定する「朗読女王決定戦」、そして11人のメンバーが勢ぞろいしての「リアルライブ」の3部構成で、会場を埋め尽くしたファンを魅了した。

定刻の19時、開演直前の”影アナ”から彼女たちのライブは始まった。アナウンスを担当したのは涼花萌、高辻麗、武田愛奈の3人。注意事項や非常口の確認などを告げた後、駆けつけたファンをコール&レスポンスで煽り、会場内の温度を上げていく。暗転から本編がスタート。

バーチャルライブからスタート!

1曲目は、グループのデビュー曲「僕は存在していなかった」。藤間桜(cv,天城サリー)、戸田ジュン(cv.海乃るり)、河野都(cv.倉岡水巴)、滝川みう(cv.西條和)、丸山あかね(cv.白沢かなえ)、斎藤ニコル(cv.花川芽衣)、佐藤麗華(cv.帆風千春)、立川絢香(cv.宮瀬玲奈)の8人のキャラクターがステージ上に浮かび上がり、リアルな動きによるパフォーマンスを披露する。歌詞に描かれている主人公の変わりゆく心情を重ねたかのごとく、背景の映像が静かな星空〜嵐の夜を経て満開の桜へと展開。ミュージックビデオとは異なるライブ仕様に落とし込み、あらためて楽曲の持つ世界観の普遍性を印象づけた。

最初のMCは桜、ジュン、都、あかねの4人。舞台裏でメンバーがモーションキャプチャースーツを着用し、リアルタイムで喋りと動きをキャラクターとシンクロさせるという、22/7ならではの表現の方向性を象徴する幕開けとなった。

ギターサウンドをフィーチャーした、デビューシングルのC/Wナンバー「地下鉄抵抗主義」から、みう、ニコル、麗華、絢香のMCと続き、セカンドシングルの表題曲「シャンプー匂いがした」を、新しい衣装をまとった8人で初披露。春らしいアップテンポで、サビの疾走感が心地いいポップチューンは、みうと絢香の”Wセンター”とも読みとれるフォーメーション。グループの新たな可能性を示して、バーチャルライブは幕を閉じた。

倉岡水巴VS西條和vs花川芽衣による「朗読女王決定戦」

会場に灯りがともり、22/7のイベントに初期から携わってきた声優の駒田航が舞台上に登場。11人中、もっとも朗読が優れたメンバーを決定する「朗読女王決定戦」の決勝の開始を告げる。2月6日〜13日まで行われた「SHOWROOM配信」による予選を勝ち抜いた倉岡、西條、花川の3人が、宮沢賢治の名作「銀河鉄道の夜」の一節を、それぞれの解釈とアプローチで読み上げていく。この模様は「SHOWROOM」で生配信され、審査も視聴者の投票によって行われた。

倉岡水巴

西條和

優勝した花川芽衣

審査時は会場のオーディエンスもスマホを点けて投票に参加。結果、全体票の4割超を獲得した花川がクイーンの座に輝いた。大きなトロフィーを駒田から受け取った花川は「まさか私が優勝できるなんて、最初は思っていなかったんですけど、今日の結果を受け止めて、これからもステップアップしていきたいなと思いました」と、満面の笑みを見せた。なお、今回は花川が栄冠を手にしたが、定期的に朗読配信を行っている彼女たち11人のスキルアップがうかがえた企画だっただけに、”次回”に向けたいっそうの切磋琢磨が期待される。

リアルライブへ

ステージはふたたび暗転し、後半戦へ突入。

4/11発売『シャンプーの匂いがした』c/w「やさしい記憶」を披露

4/11発売『シャンプーの匂いがした』c/w「叫ぶしかない青春」を披露

11人の全メンバーが登場しての「リアルライブ」では、セカンドシングルのc/w曲「やさしい記憶」と「叫ぶしかない青春」が、本邦初公開された。ともに悩める思春期の葛藤を歌いあげたナンバーだが、「叫ぶしかない〜」では西條、花川、宮瀬がソロパートを披露。西條は「最初、歌割りを聞いた時は、ほんまに死ぬかなって思った(笑)」と、驚きと緊張を独特の言い回しで明かし、宮瀬は「3人で1回話して、みんなで『こういう気持ちで歌おう』って、歌詞についても深く話し合ったりしました」と、楽曲に対する共通理解を深めたエピソードを紹介。意識の向上とグループの成長を匂わせた。

4/11発売「シャンプーの匂いがした」を披露

彼女たち自身による渾身の生パフォーマンスで歌われた「僕は存在していなかった」と「シャンプーの匂いがした」でライブが締めくくられ、メンバーが袖にはけると、会場はアンコールの大合唱。11人でステージに戻ってくるや、帆風が「実は私たち、アンコール(に応えるのが)初めてなんです!」と、喜びを露わにした。その流れで1人ずつ感謝の言葉を述べるMCでは、トップバターの白沢が感極まって涙を流すと、後続のメンバーたちにも次々と伝播。「昨年の今日は、足だけ(のお披露目)だったんですけど、今年は直接みなさんに会えて……来年も再来年もどんどん大きくなっていけるように頑張りたいと思います」と涼花が涙混じりで語ったのをはじめ、それぞれが新たな目標を掲げて、さらなる飛躍を誓った。
また、海外からはるばる足を運んだファンに向けて、ロサンゼルス出身の天城が得意の英語とスペイン語で、倉岡も流暢な英語で感謝の意を伝え、国際的な展開を期待させる一幕も見られた。

ラストを飾ったのは、彼女たち自身の存在証明にして、アンセムになっていくであろうナンバー「11人が集まった理由」。名残惜しそうに舞台袖に帰って行くメンバーたちへの声援が送られる中、”しんがり”を務めた白沢が深々と礼をして、公演は無事に終了。ファンの1人ひとりをメンバーがお見送りするという”ダブルアンコール”に、各々笑顔で会場を後にする姿が印象的だった。

アンコールで披露した「11人が集まった理由」

勝手な推測ではあるが…おそらく次なるイベントは、7月22日(=7/22)。”涙の誓い”をした彼女たちがどんな成長線を描いていくのか、温かい目で見守りたい。

取材・文 / 平田真人

「22/7 割り切れないライブ~シャンプーの匂いがした~」

開催日時:2018年2月27日
会場:ディファ有明
セットリスト:
【バーチャルライブ】
1.僕は存在していなかった
2.地下鉄抵抗主義
3.シャンプーの匂いがした
【朗読女王決定戦】
倉岡水巴VS西條和vs花川芽衣
【リアルライブ】
1.やさしい記憶
2.叫ぶしかない青春
3.僕は存在していなかった
4.シャンプーの匂いがした

En1.11人が集まった理由

その他の22/7の楽曲はこちらから

イベント情報

AJ Night 2018 出演決定!!

日時:3月24日(土) open 16:30 / start 17:30
会場:豊洲ピット
出演者(LIVE)亜咲花、石原夏織、D-selections、どうぶつビスケッツ×PPP、22/7

@JAM 2018出演決定!!
日時:5月27日(日) 開場13:00/開演14:00
会場:ZeppDiverCity(TOKYO)
出演者:jumeaux、鈴木みのり、YURiKA、22/7

オフィシャルサイト
http://www.nanabunnonijyuuni.com/

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