Interview

デビュー10周年を迎えたKalafinaの胸中。3人の半年間に密着したドキュメンタリー映画、その「見応えありすぎ」な全貌を明かす

デビュー10周年を迎えたKalafinaの胸中。3人の半年間に密着したドキュメンタリー映画、その「見応えありすぎ」な全貌を明かす

2008年1月23日に「oblivious」でデビューしてから10年、その三声で世代も性別も国境も越えて多くの人々を魅了してきたKalafina。彼女たちに半年間密着したドキュメンタリー映画『Kalafina 10th Anniversary Film ~夢が紡ぐ輝きのハーモニー~』が3月30日に公開される。歌に、音楽に、そして聴く人たちに対して真摯に向かい合う姿を捉え、3人にとっては自身を見つめる機会ともなった記念すべき作品ではあるが、Wakana、Keiko、Hikaruは和気あいあいと思い出を語りあうほどにうれしい作品ともなった。3人の会話から今作への期待も膨らむ。

取材・文 / 清水耕司(セブンデイズウォー)
撮影 / 小賀康子

これが私たちのやってきた音楽の形、と示せる

ご自身たちの映画を観た感想はいかがでしたか?

Wakana すごく面白かったです。見応えがありました。観る前は「どんなところが撮られたんだろう」ってちょっと緊張していたんですけど、今のKalafinaが収められた、愛情を感じるフィルムでした。応援してくれている方々が一同に会した武道館の映像も詰め込まれていますし、私たちだけではなくお客様の映画でもあると思いました。

Keiko そう、密着していただいたのは半年間でしたけど、10年間の歩みが見られる映像でしたね。ライブに向かう「いつも」がていねいに描かれている印象でしたし、「これが私たちのやってきた音楽の形です」というものを皆さんに初めて届けられるという気持ちになりました。

Hikaru ソロパートではそれぞれが地元のゆかりある場所を歩いているんですけど、やっぱり育った場所が人格を形成してるんだなとは感じましたね。

Hikaruさんは地元の富山でずいぶんと買い物されていましたね。

KeikoWakana そこ?(笑)。

Hikaru あんなに買うことってあんまりないですよね。あれはライブの差し入れだったんです。

Kalafina Hikaru エンタメステーションインタビュー

Hikaru

Keiko 美味しかった。

「Kalafina Acoustic Tour 2017 ~”+ONE” with Strings~」で富山に凱旋公演された日(2017年12月9日)だったんですか?

Hikaru はい。その朝の撮影だったので、差し入れを持っていこうと思って大量買いしたんです。

久しぶりの地元でテンションが上がったからのように見えました。

Keiko あ、そういう見方もいい。

Hikaru たしかにテンションが上がっていたので、間違いではないです(笑)。そういう、ステージとは違うKalafinaの素が垣間見られる映像だったので、「やっぱりドキュメント映画なんだな」と思いました。街を歩くふたりの、普段見られない表情を見られたのが自分としてもよかったです。

Keiko 誰目線(笑)。

Hikaru いちファン目線(笑)。

10年も一緒なのに初めて見るような?

Hikaru そう。10年見てはいるんですけど「いいな」って。

Wakana インタビューもその場で監督から質問を受けながら、というものだったのでそれぞれの内容になっていて。「こんなことを話していたんだな」というところですごく興味深かったです。家族として「この子はこういう子なんです」って紹介されているような感じがして、なんだかうれしかったです。あと、ライブの設営といったスタッフさんの動きは、カメラが密着してくれたからこそ撮れたところなので、そこを見てもらえるのもなんかうれしいですね。個人練習の風景もありましたし、見応えありすぎです(笑)。

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