Interview

ニック・ジョナスが語る、超話題作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の魅力と俳優業が音楽活動にもたらす影響

ニック・ジョナスが語る、超話題作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の魅力と俳優業が音楽活動にもたらす影響

ボードゲーム上で起こる出来事が現実化する、というファンタジック・アドベンチャームービーの名作『ジュマンジ』(’95年)。この世界観にインスパイアを受け、新たな冒険を描いたエンターテイメント・ムービーが、3月30日(金)よりMX4D/4DXにて先行上映が決まり、4月6日(金)から全国公開される『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』だ。アメリカでは公開されて3週目に映画『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』を興収で抜き、3週連続でトップに君臨。さらに、世界55ヶ国で1位を獲得、2018年3月半ばの時点で全世界興収1,000億円超という金字塔を打ち立てるという快挙を成し遂げた。

その話題作がいよいよ日本に上陸。エンタメステーションでは、公開に先がけて初来日を果たしてプロモーションを行ったメインキャストの1人、ニック・ジョナスの個別インタビューに成功した。ロック様ことドウェイン・ジョンソンやジャック・ブラックらスター俳優たちとの共演をはじめとする撮影時のエピソート、また日本のファンの印象に加えて、うれしすぎるメッセージをお伝えする。

取材・文 / 平田真人

“チームワークの大切さ”をエンターテインメントを通じて学ばせてくれるのが、この映画の魅力の一つ。

はじめまして。このような貴重な機会をいただけて光栄です。『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』、とても面白く拝見しました!

こちらこそ、楽しんでいただけてうれしいです(と、手を差し出して握手)。

昨日(取材日の前日)、本作のジャパン・プレミアで日本のファンの反響の大きさを体感したと思います。率直に、どのような印象を受けましたか?

映画に対して抱いたワクワクする気持ちと愛が伝わってきて、本当に日本のファンは温かくて素晴らしいなと感じました。この作品は世界中で「面白い!」と評価していただきましたが、満を持して日本という素晴らしい国でこの映画が公開されるということが、このプロジェクトの成功をすごく祝福されているような気がして…感慨深いものがあります。インスタグラムやTwitterにアップされていたプレミアの様子を見ても、すごく歓迎されていることを実感したので、ここ日本でも公開日以降、たくさんの人にこの映画を楽しんでいただけたら、という思いをあらためて深めました。

では、さっそく映画の話を。劇中では、ニックとジャック・ブラックとの絡みがとてもコミカルで面白かったんですが、彼と共演してみて、どんな感想を抱きましたか?

そうですね、僕自身もジャックは素晴らしい俳優さんだと思いますし、以前からファンでもあってので、こうして共演できたことは夢のひとつが叶った、と言っていいくらいの出来事でした。しかも、ジャックと一緒のシーンがたくさんあったので、撮影中も関わりがありましたけど、彼とはすごく気が合って──カメラが回っている時はもちろん、回っていない時も楽しい時間を過ごして、気持ちよく仕事をさせてもらいました。この作品の面白さである、ゲームのキャラクターに入り込むという設定を生かすことができたなと感じましたし、すごくいい経験になったなと思っています。

詳しいバックグラウンドは伏せますが、ジャックとは〝マウス・トゥ・マウス〟をするシーンもありますね。観ている側としては大笑いしたんですけど、ご本人的には…!?

あ~、あれはまさしく〝キス〟でしたね(笑)。いや、真面目な話をすると、監督のジェイク・カスダンの手腕の凄いところだと思うんですけど、映画の中の僕たちがティーンエイジャーという設定であることを、常に自分たちにも観ている人たちにも思い出させてくれるような撮り方をしているところなんです。それによって、10代だから持ち得たエネルギーが僕の中でも高まっていたところが、多分にありました。さらに、自分がどういうキャラクターなのかということを常に意識した上で、チームワークを高めないとゴールにたどり着くことはできないんだよ、ということをエンターテインメントを通じて学ばせてくれるところも、この映画の魅力じゃないかなと感じています。

なるほど。そのキャラクターの話で言うと、ニックの演じたアレックスは、設定上1990年代っぽいしゃべり方でしたが、ああいったセリフの言い回しは楽しめたのでしょうか?

もちろん。実際、僕が’90年代っぽい言い回しで話をしていたら、(フリッジ/ムース・フィンバー役の)ケビン・ハートが笑ってくれたんですよ。僕からしてみたら、ケビンのような素晴らしいコメディアンが笑ってくれるなんて…それこそ〝チョー気持ちいい〟気分でしたね(笑)。何にしても、アレックスの全体的な言い回しだったり、「憧れの女性がシンディ・クロフォード」という固有名詞もそうですけど、’90年代半ばを匂わせるワードや要素がチラホラあったので、まずは当時の10代になりきることに集中して。そうすれば、現代とのギャップが生じて笑いに変換されるはずだって考えていたんです。

ケビンの名前も挙がったところで、ドウェィン・ジョンソンやカレン・ギランといった素晴らしいキャスト陣との共演についても、お話を聞かせてください。

彼らは俳優としてはもちろん、人として本当に素晴らしいと実感した日々でした。僕が撮影に入った初日、実を言うと緊張していたし、身構えていたところがあって。「常に素晴らしい仕事がしたい」という気持ちが強すぎて、逆に自分自身にプレッシャーを掛けていることに気がついて、せっかくこの素晴らしいキャストと仕事をできるのだから、心をオープンにして楽しもうと、すぐに切り替えました。そんな僕に対して、ドウェインをはじめとする4人のスターはすごく気さくに接してくれて。その現場の雰囲気の良さや僕らの発した熱量は、きっとスクリーンを通じてみなさんにも届くと信じています。つまり、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の現場は最高だったよ、ということです(笑)。

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