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『ドラゴンクエストビルダーズ』フリービルドモードはココがアツい!

『ドラゴンクエストビルダーズ』フリービルドモードはココがアツい!

2017年8月に行われた“ドラゴンクエスト夏祭り”にて、続編が制作中であるとの情報が出ている『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(以下、『ドラゴンクエストビルダーズ』)。ブロックでつくられた『ドラゴンクエスト』の世界を楽しめる本作は、フリービルドモードで自由に建物や景色をつくることができるのも大きな魅力だ。

本稿では、Nintendo Switchで追加された新たな仲間・ベビーパンサーや、初代『ドラゴンクエスト』を思い出させるドット絵調のアイテムなどを中心に、フリービルドモードの魅力を追及していく。

文 / 村田征二朗(SPB15)


ベビーパンサーに乗れてしまう! 

竜王に支配されてしまった世界を救うべく、各地で拠点となる建物などをつくりながら強大なモンスターを倒していく。『ドラゴンクエスト』シリーズらしい世界と物語にブロックメイクという要素が加わることで、ひと味違った『ドラゴンクエスト』の世界を味わうことができる『ドラゴンクエストビルダーズ』。本作のストーリーモードは、第1回の記事でも触れたとおり、ゲームシステムをプレイヤーにすんなりと理解させる巧妙なゲーム進行が魅力です。また、竜王から世界の半分をもらうと決断してしまったあとの世界という衝撃の設定に始まり、終盤に登場するまさかの敵に関連するアツい展開など、その物語性も見逃せないポイントです。その物語についてはみなさんの手で確認してもらうとして、本稿ではフリービルドモードの面白さに注目していきましょう。

プレイヤーが自由に素材を集め、自由に装備や部屋をつくっていくこちらのモードでは、Nintendo Switch版だけの新要素が追加されており、プレイにかなりの快適さとノスタルジックな楽しさをもたらしてくれています。とくに、新しく仲間として追加されたベビーパンサーは移動や戦闘、素材収集をとにかく楽なものにしてくれるのです。

▲フリービルドモードの頼もしいお供となるベビーパンサー。とくに名前はありませんが、ついつい“ゲレゲレ”や“プックル”、“ボロンゴ”などと呼びたくなってしまいます(筆者はゲレゲレ派です)

▲フリービルドモードのスタート地点から少し離れた場所で、モンスターたちに囲まれたベビーパンサーを助けてあげると仲間にすることができます

フリービルドモードではベビーパンサー以外のモンスターも仲間にすることができますが、ベビーパンサーがほかのモンスターと違うのは、いっしょに戦うだけでなく、主人公を乗せて動きまわることもできるという点です。ベビーパンサーに乗れば移動速度が上がり、2段ジャンプも可能になり、さらには高い場所から落下した際のダメージも受けなくなる、とメリットばかりなのです。

▲普通であれば一発でHPが0になってしまいそうな高さもなんのその。落下ダメージ無効の恩恵は大きすぎると言えるほどにありがたいのです

移動速度アップなどの効果は各種装備品などをつくることでも得られますが、それらは当然それなりにレアな素材を集めてつくる必要があります。しかし、ベビーパンサーがいれば、フリービルドモードの序盤から圧倒的に快適な探索を楽しめてしまいます。

▲ブロックを積み上げて登るか、大きく迂回しなければならないような高い岩山も、2段ジャンプを使えば軽々と飛び越えていけます

おまけに、主人公が普通に戦っていると敵モンスターに触れただけでもダメージを受けてしまうのですが、ベビーパンサーに乗った状態であれば敵を踏みつけて攻撃することができてしまいます(ジャンプせずに当たった場合はダメージを受けてしまいますが)。本作の戦闘では基本的にこちらの攻撃があたる距離で、敵に触れてしまうほどには近づきすぎず、という間合いが大事であり、慣れないとやや難しい部分です。しかし、ベビーパンサーに乗ればモンスターとの戦いはかなり楽になり、モンスターが落とす素材も苦労せずに集められます。

▲敵を踏みつけると、Nintendo Switch版で追加されたドット絵調のアイテムをつくる素材“ドット”が出現します

▲踏みつけのほかにも、ベビーパンサーに乗った状態で出す攻撃は3回連続で竜巻のようなものが発生し、連続でダメージを与えることができます。こちらも使い勝手は抜群です

ベビーパンサーに乗って動き回れるということ自体、『ドラゴンクエスト』シリーズをプレイしたことがある人にとってはテンションが上がる話です。ロマン要素としても魅力的なうえに、ゲーム的なメリットがこれでもかと盛り込まれている、となればもう最高と言うしかありません。次回作においても、ぜひベビーパンサーのような仲間や近いシステム、アイテムなどが登場することを願うばかりです。

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